Comment

この関数はチャートの左上隅にコメントを出力します。

void  Comment(
  argument,     // 初めの値
  ...          // 次の値
  );

パラメータ

...

[in]  コンマで区切られた任意の値。情報出力を複数の行に分割するには、改行文字「 \n 」または 「 \ r \ n 」を使用することが出来ます。パラメータの数は 64 を超えることは出来ません。入力コメントの合計は(目に見えないシンボルを含んで)2,045 文字を超えることは出来ません(余分な文字は切り捨てられます)。

戻り値

なし

注意事項

配列は Alert() 関数には渡せません。配列は要素ごとに渡される必要があります。

double 型のデータは小数点以下最大 16 桁の精度で出力され、どちらの表記がよりコンパクトになるかに応じて、伝統的または科学形式で出力することが出来ます。float 型のデータは小数点以下 5 桁で出力されます。実数を異なる精度または事前定義された形式で出力するには DoubleToString() 関数が使用されます。

bool 型のデータは「 true 」または 「 false 」の文字列として出力されます。日付は YYYY.MM.DD HH:MI:SS として出力されます。日付を別の形式で表示するには TimeToString() 関数が使用されます。カラー型のデータはR、G、Bの文字列、または、色がカラーセットに存在する場合は色名として出力されます。

Comment() 関数はストラテジーテスターでの最適化中には使用できません。

例:

void OnTick()
 {
//---
  double Ask,Bid;
  int Spread;
  Ask=SymbolInfoDouble(Symbol(),SYMBOL_ASK);
  Bid=SymbolInfoDouble(Symbol(),SYMBOL_BID);
  Spread=SymbolInfoInteger(Symbol(),SYMBOL_SPREAD);
//--- 値を 3 行に出力する
  Comment(StringFormat("Show prices\nAsk = %G\nBid = %G\nSpread = %d",Ask,Bid,Spread));
 }

参照

ChartSetStringChartGetString