OrderSelect

操作に使用する注文を選択します。関数実行が成功した場合は true を返します。関数実行が失敗した場合 false を返します。更なるエラー情報を取得するには、GetLastError() が呼ばれます。

bool  OrderSelect(
  ulong  ticket      // 注文チケット
  );

パラメータ

ticket

[in]  注文チケット

戻り値

bool 型の値

注意事項

現在の未決注文はクライアント端末の「ツールボックス」の「取引」タブに表示されているポジションと混乱されてはなりません。

ポジションの『ネッティング』計算時(ACCOUNT_MARGIN_MODE_RETAIL_NETTINGACCOUNT_MARGIN_MODE_EXCHANGE)各シンボルにつき常に一つのポジションのみ(1つ以上の取引の結果である)保有することができます。ポジションと『ツールボックス』パネルの『取引』タブに表示される有効な未決注文と混同しないようにしてください。

ポジションに制限がない場合(ACCOUNT_MARGIN_MODE_RETAIL_HEDGING)各シンボルごとに同時に複数のポジションを保有することができます。

OrderSelect() 関数は、注文に関するデータをプログラム環境にコピーし、OrderGetDouble()OrderGetInteger()OrderGetString() の呼び出しは既に複製されたデータを返します。つまり、注文自体はもはや存在しなくても(または始値、決済逆指及び決済指レベルまたは期限が変更されても)、注文に関するデータはまだ取得することが出来ます。取得した注文情報が最新であるように、OrderGetTicket() を参照直前に呼び出すことが推奨されています。

参照

OrderGetInteger()OrderGetDouble()OrderGetString()OrderCalcProfit()OrderGetTicket()注文プロパティ