Risk Lock Trade Panel
- ユーティリティ
- バージョン: 1.0
- アクティベーション: 10
Risk Lock Trade Panel は、MetaTrader 5 で手動売買をするための発注パネルです。方向とエントリーを決めるのはあなたで、パネルは計算をして、損切りを付けた注文を出し、その後のポジション管理まで同じ画面で行います。
自分から売買することはありません。助言もしませんし、シグナルも配信しません。
リスクからロットを決める
リスクは残高または有効証拠金に対する割合で指定できます。口座通貨での金額指定も可能です。損切り幅はポイントで入力するか、「Show line」を押してチャート上の損切りラインをドラッグしてください。ドラッグしている間、損切り幅とロット、想定される損失額が動かすたびに計算し直されます。
損切りを近くに置けばロットは大きくなり、遠くに置けば小さくなります。それでも損失額は指定したままです。チャートのどこに損切りを置くかを決めれば、ロットはそれに従って決まる。これがこのパネルの考え方です。
リスクリワードのプリセットを選ぶと、損切り幅の倍数で利確が置かれます。1対1、1対1.5、1対2、なしの4つです。選んだものが損切りと一緒に注文へ付きます。
ロットは銘柄の仕様に合わせて丸めます。ロットステップと最小・最大ロットはブローカーの設定を読み、1ロットあたりの損失額は MetaTrader 自身に計算させています。ですから通貨ペアでも、ゴールドでも、株価指数などの CFD でも、同じパネルで扱えます。丸めたあとにもう一度確認し、指定したリスクを超えていればロットを1段階下げます。設定より大きいロットを出すことはありません。最小ロットを下回る場合や、最大ロットで頭打ちになる場合は、ボタンを押す前にその旨を表示します。
損切りが逆側にあるときは発注できない
損切りラインが現在値より下にあるときは BUY だけが押せます。上にあるときは SELL だけです。もう一方のボタンは無効になり、なぜ押せないのかがパネルに出ます。押せない理由は毎回表示します。アルゴリズム取引が無効、スプレッドが指定より広い、損切りが未設定、証拠金が足りない、損切りがブローカーの許容距離より近い、といった具合です。
ポジション管理も同じ画面で
ポジションを持つと、パネルは管理用の表示に切り替わります。全決済、買いだけ決済、売りだけ決済、半分決済、建値への損切り移動(オフセット指定可)、トレーリングストップの入切ができます。全決済は3秒以内にもう一度押す方式で、この確認は外すこともできます。決済ボタンが対象にするのは、初期設定ではこのパネルが出したポジションだけです。その銘柄のすべてのポジションに広げることもでき、いまどちらの設定かはパネルに常に表示されます。
日次・累計の損失上限に達したら新規発注を止める
日次の上限、累計の上限、あるいはその両方を設定できます。手数料とスワップは計算に含みます。保有中のポジションの評価損益を数に入れるかどうかは選べます。いまどちらで数えているかはパネルに表示されます。上限の80%に達すると警告し、上限に達すると BUY と SELL が無効になります。無効のままになるのは、日次なら日付が変わるまで、累計なら自分で解除するまでです。
保有中のポジションには手を出しません。全決済も半分決済も、建値への移動もトレーリングも、そのまま使えます。上限が止めるのは新しく建てることであって、いま持っているものを操作できなくすることではありません。
上限に達したときにポジションを決済し、その後も新規を閉じ続ける設定もあります。これは初期状態では無効で、自分で有効にしない限り動きません。
累計の上限は、その日の開始残高から測るか、口座の最高到達額から測るかを選べます。
上限の解除は「Reset limit」を2回押します。解除は文字どおり、その時点から数え直すという意味です。同じ損失額を見て1秒後にまた止まることはありません。解除した記録はログに残ります。
その日のうちに入出金があった場合は、それを認識して当日の開始残高から差し引きます。入金や出金が損益として数えられることはありません。
設定はチャートを閉じても残る
リスク、損切り幅、リスクリワードの選択、損切りラインの位置、パネルの位置、折りたたみ状態、トレーリング、スプレッドの上限、決済の対象範囲は、銘柄ごと・口座ごとにファイルへ保存されます。時間足を変えても、チャートを開き直しても、端末を再起動しても残ります。端末が予期せず落ちた場合でも消えません。ゴールドと EURUSD はそれぞれ別の値を持てます。
パネルはヘッダーを掴んで動かせます。右上のボタンで1行に折りたためます。チャートの大きさを変えたり並べ替えたりしても、パネルはチャートの中に収まります。
口座の種類について
このパネルはヘッジング口座向けに作っており、開発と検証もヘッジング口座で行いました。
起動時に口座の種類も読み取り、ネッティング口座に合わせて表示を変えます。ネッティング口座では銘柄ごとにポジションが1つにまとまるため、買いだけ・売りだけの決済ボタンは表示しません。半分決済はネットポジションを半分にします。反対方向の注文は、送信する前に「既存のポジションを減らす注文になる」と表示します。この動作は実際のネッティング口座ではまだ確認できていないため、その場合は先に無料デモでお試しください。
できないこと
・自分から売買することはありません。エントリーを選ぶことも、シグナルを配信することもありません。
・助言はしません。成績についての主張もしません。
・別の場所から出された注文は止められません。他の EA、スマートフォンのアプリ、別の端末からの注文はこのパネルの外にあります。上限が無効にするのはこのパネルのボタンであって、口座そのものではありません。
・他の EA と同じチャートには置けません。MetaTrader 5 は1つのチャートに1つの EA しか置けない仕様なので、このパネル専用のチャートが必要です。
・アルゴリズム取引が無効の間は発注も決済もできません。表示は動き続け、ボタンが押せない理由を出します。
・バージョン 1.00 が出すのは成行注文だけです。待機注文はこのパネルからは出しません。
・スリッページ、リクオート、ブローカー側の制限は制御できません。送信の結果はエラーコードも含めてパネルとログの両方に出します。
ストラテジーテスターでの試し方
無料デモはストラテジーテスターで動きます。ビジュアルモードで開くとチャートにパネルが描画されるので、購入を決める前に画面の作り、リスクと損切りの入力欄、計算されたロット、2つの上限の行を見ていただけます。損失上限はテスターの仮想残高に対して働くため、実際の口座残高とは違う動きになります。このパネルは実際のチャートで使うために作り、そこで確認しています。ボタン、損切りライン、決済はチャート上でこそ意味があるので、デモ口座で試していただくのが確実です。
入力パラメータ
すべてに既定値が入っています。何も変更せずにチャートへ載せて使えます。
Trading: InpMagic(20280001)、InpComment(RiskLockPanel)、InpSlippagePoints(20)、InpMaxSpreadPoints(50、0 で無制限)、InpRiskMode(割合または金額)、InpRiskBase(残高または有効証拠金)、InpDefaultRiskPct(1.0)、InpDefaultRiskMoney(100.0)、InpDefaultStopPoints(200)。
Loss limit: InpUseDailyLimit(true)、InpDailyLimitPct(3.0)、InpUseTotalLimit(false)、InpTotalLimitPct(10.0)、InpLimitAnchor(当日の開始残高または最高到達額)、InpDayResetHour(0)、InpCloseOnBreach(false)、InpIncludeFloating(true)。
Exit and trailing: InpCloseScope(このパネルのみ、または銘柄のすべて)、InpConfirmCloseAll(true)、InpConfirmSeconds(3)、InpBreakevenOffsetPts(0)、InpTrailingPoints(200)、InpTrailingStartPoints(-1 で距離と同じ)、InpTrailingStepPoints(10)。
Risk-reward presets: InpRRPreset1(1.0)、InpRRPreset2(1.5)、InpRRPreset3(2.0)。
Panel: InpPanelX(20)、InpPanelY(20)、InpFont(Arial)、InpFontSize(8)、および背景・ヘッダー・文字・読み取り専用の値・ボタン・買い・売り・有効・無効・警告の色を指定する10個の入力。
Stop line: InpShowStopLine(true)、InpLineColor、InpLineStyle、InpLineWidth。
外部への依存はありません
DLL は使いません。外部のサイトや API、第三者のサーバーも使いません。端末から情報を集めることもありません。すべて MetaTrader 5 の中で完結します。
ご注意
外国為替や CFD の取引には損失が生じる可能性があります。このパネルは発注と計算を助ける道具です。売買の助言やシグナルの提供は行わず、取引結果についての主張もしません。計算されるロットは入力された数字に従って出るものであり、推奨ではありません。取引の判断とその結果は、すべてお客様ご自身のものです。
