Trading Discipline Trend Dashboard
- インディケータ
- バージョン: 1.10
- アップデート済み: 6 9月 2026
- アクティベーション: 10
Trading Discipline Trend Dashboard は、自分の口座の確定した取引履歴だけを読み、4つの特定のパターンを直近7日間の推移として表示するツールです。1回だけなら気にならないことが、毎週繰り返されていないかを見られるようにします。予測も助言もしません。パネルに出るのは、すでにこの口座で発生した事実だけです。
数字の作り方: 全銘柄・全マジック番号を対象に、最大37日分の確定した約定を読み込みます(チャートの銘柄に限らない、口座全体の集計です)。4つの行は、それぞれ定義が異なります。Post-loss oversize は、損失確定から10分以内・かつ30日基準値(同条件のエントリーの中央値ロット)を超えるロットで開かれた新規エントリーを数えます。これは無料の Trade Behavior Mirror と同じ定義です。Win-streak oversize は、連勝が続いている間に、同じ種類の30日基準値を超えるロットで開かれた新規エントリーを数えます。これは無料の Win Streak Size Creep Mirror と同じ定義です。Symbols per day (avg) は、新規エントリーがあった銘柄の種類数を1日ごとに数え、その期間の平均を表示します。これは無料の Multi-Symbol Chase Mirror と同じ定義です。Off-pattern hour entries はこのツールで新しく加わった指標で、30日間の基準値としてすべてのエントリーの時刻(サーバー時刻の「時」)を集計し、自分にとって最も多い4つの時間帯を求めたうえで、その4つのいずれにも含まれない新規エントリーを数えます。4つの行のいずれも、取引の損益結果・損失の大きさ・勝敗の比率を材料にしません。材料はエントリーの時刻とロットだけです。
各行は This week(今日を含む直近7日間)と Last week(その直前7日間)を並べて表示し、さらに今週分の Daily 列(7つの数字、古い順から新しい順)を持ちます。Post-loss oversize・Win-streak oversize・Off-pattern hour entries の3行は、数字を出す前に30日分の基準値を必要とします(最初の2行は5件、4行目は10件が最低サンプル)。それまでは Collecting history と表示します。Symbols per day は基準値を必要とせず、0を含めて常に実数値を表示します。
スクリーンショット1は、すでに取引履歴のあるデモ口座です。撮影した時点では、どちらの週にも4つのパターンに当てはまる取引が無かったため、This week と Last week はどの行も0(Symbols per day (avg) は 0.0)、Daily 列は4行とも0が7つ並び、State は OK です。これはこの口座の実測値であって、見せるために作った設定ではありません。パネルは履歴にあったものをそのまま出すだけで、表を埋めるための見本の数字を入れることはありません。
スクリーンショット2〜4は、同じ瞬間の同じパネルを3通りに見せたものです。2枚目は4つの行を拡大し、3枚目はフォントサイズ7と12を並べ、4枚目はこの道具がしないことをまとめています。フォントサイズ12のとき、この撮影に使ったチャートは4行すべてを収める高さが足りなかったため、パネルははみ出す代わりに最後の1行を省いています。高さが足りないときは決まった順序で下の行から省く作りで、チャートを高くすれば4行とも表示されます。
任意の通知を、1行につき1日1回まで送れます。ある行が今日新たに1件を数え、かつ今日ぶんを含めた今週の合計が先週の合計に到達または上回った時点で、選んだ経路(画面・プッシュ・メール)へ送信できます。文面の例は「Post-loss oversize entries this week: 3 (last week: 2).」という事実のみの1文です。3つの経路はすべて既定でオフで、利用者が明示的にオンにするまで何も送信されません。
このツールがしないこと: 発注・決済・変更のいずれも一切行いません。取引側の機能とは接続していません。サイズを減らすべきだとも、休むべきだとも、取引をやめるべきだとも一切言いません。パネルが表示するのは件数だけです。4つの行のどれについても、勝敗の比率・純損益・pips実績を表示しません(時刻ベースの4行目も同様です)。個々の取引を名指しすることもありません。表示するのは合計値だけです。複数の口座・複数の端末をまたいで集計することもありません。入金・出金などの非取引の残高操作は、すべての集計から除外しています。将来を予測することもありません。パネルが示すのは、すべて過去の事実です。
入力は7件です。4件は見た目に関するもの=パネルの表示/非表示、位置、文字サイズ、文字色。残り3件は前述の通知の切り替え(画面・プッシュ・メール)で、いずれも既定はオフです。数値のしきい値は一切ありません。10分の窓・30日の基準値・7日間の推移の窓は、すべて固定値です。
知っておくとよい前提が1つあります。ストラテジーテスターの口座履歴は、そのテスト実行中に発生した約定しか持たないため、新規のテストでは通常 Collecting history か、すべて0の行のままになります。これはテスターの仕組み上の性質であり、ツールの不具合ではありません。実口座、または十分な取引履歴があるデモ口座に載せれば、最初のティックからその口座自身の実測値でパネルが埋まります。
本商品は、同じ作者が提供する口座履歴ツール群の1つです。無料・助言なしのインジケーター3本(Trade Behavior Mirror・Win Streak Size Creep Mirror・Multi-Symbol Chase Mirror)は、これらのパターンをそれぞれ「いまの1点の値」として表示します。有料の Trading Cost Ledger は、同じ種類の履歴から手数料とスワップを合計します。本商品はそのうち3つのパターンを取り込み、時間帯という4つ目のパターンを加えたうえで、無料版が示さない直近7日間の推移に仕立て直したものです。他のツールに依存せず独立して作られているため、単体でそのまま動作します。作者のMQL5プロフィールには、これらに加えて、金特化のシグナル・取引のリスク制限・バックテストと実運用の突合を扱う複数の有料インジケーター/ユーティリティも掲載されています。
