Trade Behavior Mirror
- インディケータ
- バージョン: 1.0
Trade Behavior Mirror は、自分の口座の確定した取引履歴だけを読み、「損失が確定した直後に、自分のふだんの水準より大きいロットで新規ポジションを開いた」というパターンを1つだけ数えるツールです。予測も助言もしません。パネルに出るのは、すでにこの口座で起きたことの実測値だけです。
数字の作り方: 全銘柄・全マジック番号を対象に、最大31日分の確定した約定を読み込みます(チャートの銘柄に限らない、口座全体の集計です)。当日より前の30日間から、1日あたりの新規エントリー件数の中央値と、そのエントリーのロットの中央値を求めます。平均ではなく中央値を使うのは、1件だけ大きな取引があっても基準値全体が引きずられないようにするためです。その30日間のエントリーが5件に満たない場合は、十分な標本が無いということなので、無理に数字を出さず「Collecting history」と表示します。
核となる集計(画面では Entries within 10min of a loss, at above-median lot: の行): 新しいエントリーのたびに、その直前10分以内に損失確定(Loss)があったか、かつそのエントリーのロットが30日中央値を上回っていたかを調べます。一致した件数は Today(本日)と Last 7 days(直近7日)で別々に数えます。10分という窓と5件という最低標本数はどちらもツール内に固定されており、設定できる項目ではありません。ここには買い手を何かへ誘導する意図もありません。
スクリーンショット1(EURUSD・M15・実口座): Trades today は0、30d daily median は0、Largest lot today は本日まだ取引が無いためハイフン、30d median lot は 0.01 lots、Time since last loss は 129h 23m、Entries within 10min of a loss, at above-median lot: の Today・Last 7 days はいずれも0です。State は OK。この口座では今日何も起きていないので、パネルは「何も起きていない」とそのまま表示します。推測でも仮の値でもありません。
スクリーンショット2(GOLD・H1・同じ口座): パネルを右下へ移動し、文字色を変えています。これが4つの表示用入力が実際に操作できることのすべてです。数字はスクリーンショット1と完全に一致します。このツールはチャートの銘柄ではなく口座全体の履歴を読むため、銘柄や時間軸を切り替えても表示される数字は変わりません。
このツールがしないこと: 発注・決済・変更のいずれも一切行いません。取引側の機能とは接続していません。テクニカル指標や他の時間軸は一切使わず、材料になるのは各約定そのものの種別・時刻・ロット・損益だけです。ポジションサイズを変えるべきだとも、取引を控えるべきだとも一切言いません。パネルが表示するのは件数・倍率・経過時間だけです。勝率・損益・将来の成績の予測も表示しません。複数の口座・複数の端末をまたいで集計することもありません。入金・出金などの非取引の残高操作は、すべての集計から除外しています。
入力は4件、すべて見た目に関するものです=パネルの表示/非表示、位置、文字サイズ、文字色。数値のしきい値は一切ありません。調整すべきことがそもそも無いからです。
知っておくとよい前提が1つあります。ストラテジーテスターの口座履歴は、そのテスト実行中に発生した約定しか持ちません。したがってテスターにそのまま載せると、通常はずっと「Collecting history」のままになります。これはテスターの仕組み上の性質であり、ツールの不具合ではありません。実口座、または十分な取引履歴があるデモ口座に載せれば、最初のティックからその口座自身の実測値が表示されます。
無料で、機能を削った簡易版や体験版ではありません。上に書いたものが、そのままツールのすべてです。
