Win Streak Size Creep Mirror
- インディケータ
- バージョン: 1.0
Win Streak Size Creep Mirror は、自分の口座の確定した取引履歴だけを読み、「連勝が続いている間に、自分のふだんの水準より大きいロットで新規ポジションを開いた」というパターンを1つだけ数えるツールです。予測も助言もしません。パネルに出るのは、すでにこの口座で起きたことの実測値だけです。
数字の作り方: 全銘柄・全マジック番号を対象に、最大31日分の確定した約定を読み込みます(チャートの銘柄に限らない、口座全体の集計です)。当日より前の30日間から、新規エントリーのロットの中央値を求めて 30d median lot として表示し、同じ30日間の1日あたり新規エントリー件数の中央値を 30d daily median として表示します。どちらも平均ではなく中央値を使うため、1件だけ大きな取引があっても基準値全体が引きずられません。その30日間のエントリーが5件に満たない場合は、十分な標本が無いということなので、無理に数字を出さず「Collecting history」と表示します。
Current win streak は、直近の利益確定から遡って、損失またはブレークイーブンの決済に行き当たるまでの連続した勝ちの数を数えます。この数え方に時間の制限はありません。連勝は勝ち続けている限り、どれだけ長くても続いたままカウントされます。直近の決済が勝ちでなかった場合、連勝は活動中でないため、経過時間を推測で出す代わりに「No win streak active」と表示します。Largest lot in streak は、現在の連勝が始まってから開いた新規エントリーの最大ロットを、30d median lot と並べ、その倍率とともに表示します。Entries during streak, above 30d median lot: は、連勝が続いている間に 30d median lot を上回るロットで開かれた新規エントリーの件数を、This streak と Last 7 days に分けて数えます。
スクリーンショット1(EURUSD・M15・実口座): Current win streak は0、30d daily median は0、Largest lot in streak は連勝が活動中でないためハイフン、30d median lot は 0.01 lots、パネルには「No win streak active」と表示され、Entries during streak, above 30d median lot: の This streak・Last 7 days はいずれも0です。State は OK。この口座の直近の決済は勝ちではなかったので、パネルはそのままの事実を表示します。推測でも仮の値でもありません。
スクリーンショット2(GOLD・H1・同じ口座): パネルを右下へ移動し、文字色を変えています。これが4つの表示用入力が実際に操作できることのすべてです。数字はスクリーンショット1と完全に一致します。このツールはチャートの銘柄ではなく口座全体の履歴を読むため、銘柄や時間軸を切り替えても表示される数字は変わりません。
このツールがしないこと: 発注・決済・変更のいずれも一切行いません。取引側の機能とは接続していません。テクニカル指標や他の時間軸は一切使わず、材料になるのは各約定そのものの種別・時刻・ロット・損益だけです。ロットを減らすべきだとも、取引を控えるべきだとも一切言いません。パネルが表示するのは件数・倍率・経過時間だけです。勝率・損益・将来の成績の予測も表示しません。複数の口座・複数の端末をまたいで集計することもありません。入金・出金などの非取引の残高操作は、すべての集計から除外しています。長く続いた連勝でもロットが増えていなければ、連勝が無い場合と同じ This streak の0が表示されます=連勝そのものを問題視しません。
入力は4件、すべて見た目に関するものです=パネルの表示/非表示、位置、文字サイズ、文字色。数値のしきい値は一切ありません。調整すべきことがそもそも無いからです。
知っておくとよい前提が2つあります。1つ目は、ストラテジーテスターの口座履歴が、そのテスト実行中に発生した約定しか持たないことです。したがってテスターにそのまま載せると、通常は「No win streak active」か「Collecting history」のままになります。これはテスターの仕組み上の性質であり、ツールの不具合ではありません。実口座、または十分な取引履歴があるデモ口座に載せれば、最初のティックからその口座自身の実測値が表示されます。2つ目は、連勝の集計は直近31日の観測窓に見えている範囲だけを数えるということです。それより前から続いている連勝も測定されますが、見えている履歴の始まりからの分だけがカウントされます。
本商品は、同じ作者が提供する無料・助言なしの口座履歴ツール群の1つです。損失確定の直後に開かれたエントリーを映す Trade Behavior Mirror も同じ系列の無料ツールです。作者のMQL5プロフィールには、これらの無料ツールに加えて、金特化のシグナル・取引のリスク制限・バックテストと実運用の突合を扱う複数の有料インジケーター/ユーティリティも掲載されています。この無料の測定ツールの先にさらに道具を探したい方はご参照ください。
無料で、機能を削った簡易版や体験版ではありません。上に書いたものが、そのままツールのすべてです。
