Win Streak Size Creep Mirror
- インディケータ
- バージョン: 1.10
- アップデート済み: 16 9月 2026
Win Streak Size Creep Mirror は、自分の口座の確定した取引履歴だけを読み、「連勝が続いている間に、自分のふだんの水準より大きいロットで新規ポジションを開いた」というパターンを1つだけ数えるツールです。予測も助言もしません。パネルに出るのは、すでにこの口座で起きたことの実測値だけです。
数字の作り方: 全銘柄・全マジック番号を対象に、最大31日分の確定した約定を読み込みます(チャートの銘柄に限らない、口座全体の集計です)。当日より前の30日間から、新規エントリーのロットの中央値を求めて 30d median lot として表示し、同じ30日間の1日あたり新規エントリー件数の中央値を 30d daily median として表示します。どちらも平均ではなく中央値を使うため、1件だけ大きな取引があっても基準値全体が引きずられません。その30日間のエントリーが5件に満たない場合は、十分な標本が無いということなので、無理に数字を出さず「Collecting history」と表示します。
Current win streak は、直近の利益確定から遡って、損失またはブレークイーブンの決済に行き当たるまでの連続した勝ちの数を数えます。この数え方に時間の制限はありません。連勝は勝ち続けている限り、どれだけ長くても続いたままカウントされます。直近の決済が勝ちでなかった場合、連勝は活動中でないため、経過時間を推測で出す代わりに「No win streak active」と表示します。Largest lot in streak は、現在の連勝が始まってから開いた新規エントリーの最大ロットを、30d median lot と並べ、その倍率とともに表示します。Entries during streak, above 30d median lot: は、連勝が続いている間に 30d median lot を上回るロットで開かれた新規エントリーの件数を、This streak と Last 7 days に分けて数えます。
スクリーンショット1(EURUSD・M15・実際の取引履歴があるデモ口座): 見出しの行は、いまの連勝のなかで最大のエントリーを 30d median lot と比べた倍率で示します。ただしこの連勝を始めた約定が31日の観測窓の外にあってロットを測れないため、n/a と表示され、その下に Largest lot in streak - vs 30d median lot 0.02 lots と出ています。続いて Current win streak は1、30d daily median は0、Largest lot in streak はハイフン、30d median lot は 0.02 lots、Streak started は 53h 07m、Entries during streak, above 30d median lot: の This streak・Last 7 days はいずれも0です。State は OK。ここにある数字は、撮影した時点でこの口座の決済済み履歴が持っていた値そのものです。仮の値でも推計でもありません。
スクリーンショット2〜4は、同じ口座の同じ瞬間の同じパネルを、3通りに見せたものです。2枚目は見出しの下のブロックを拡大し、2組の数値・経過時間・2つのカウントを原寸で読めるようにしています。3枚目はフォントサイズ7と12を並べたもので、これは4つの表示用入力の1つです。4枚目はこの道具がしないことをまとめています。これらの入力が動かすのはパネルの位置・文字の大きさ・文字色だけで、数字そのものは目の前のチャートの銘柄ではなく口座全体の履歴から来ます。ですから銘柄や時間軸を切り替えても、パネルが報告する内容は変わりません。
このツールがしないこと: 発注・決済・変更のいずれも一切行いません。取引側の機能とは接続していません。テクニカル指標や他の時間軸は一切使わず、材料になるのは各約定そのものの種別・時刻・ロット・損益だけです。ロットを減らすべきだとも、取引を控えるべきだとも一切言いません。パネルが表示するのは件数・倍率・経過時間だけです。勝率・損益・将来の成績の予測も表示しません。複数の口座・複数の端末をまたいで集計することもありません。入金・出金などの非取引の残高操作は、すべての集計から除外しています。長く続いた連勝でもロットが増えていなければ、連勝が無い場合と同じ This streak の0が表示されます=連勝そのものを問題視しません。
入力は4件、すべて見た目に関するものです=パネルの表示/非表示、位置、文字サイズ、文字色。数値のしきい値は一切ありません。調整すべきことがそもそも無いからです。
知っておくとよい前提が2つあります。1つ目は、ストラテジーテスターの口座履歴が、そのテスト実行中に発生した約定しか持たないことです。したがってテスターにそのまま載せると、通常は「No win streak active」か「Collecting history」のままになります。これはテスターの仕組み上の性質であり、ツールの不具合ではありません。実口座、または十分な取引履歴があるデモ口座に載せれば、最初のティックからその口座自身の実測値が表示されます。2つ目は、連勝の集計は直近31日の観測窓に見えている範囲だけを数えるということです。それより前から続いている連勝も測定されますが、見えている履歴の始まりからの分だけがカウントされます。
本商品は、同じ作者が提供する無料・助言なしの口座履歴ツール群の1つです。損失確定の直後に開かれたエントリーを映す Trade Behavior Mirror も同じ系列の無料ツールです。作者のMQL5プロフィールには、これらの無料ツールに加えて、金特化のシグナル・取引のリスク制限・バックテストと実運用の突合を扱う複数の有料インジケーター/ユーティリティも掲載されています。この無料の測定ツールの先にさらに道具を探したい方はご参照ください。
無料で、機能を削った簡易版や体験版ではありません。上に書いたものが、そのままツールのすべてです。
