Multi Symbol Chase Mirror
- インディケータ
- バージョン: 1.0
Multi-Symbol Chase Mirror は、自分の口座の確定した取引履歴だけを読み、「いくつの異なる銘柄に新規のポジションを持ったか」という1点だけを数える道具です。予測も助言もしません。パネルに出るのは、すでにこの口座で起きたことの実測値だけです。
数字の作り方: 全銘柄・全マジック番号を対象に、最大31日分の確定した約定を読み込みます(チャートの銘柄に限らない、口座全体の集計です)。Symbols traded today は、サーバー時刻の今日0時以降に新規エントリーがあった銘柄の種類数です。Symbols in last 60min は同じ数え方を直近60分の窓で行ったもので、どちらも0件のときも実数値をそのまま表示します。当日より前の30日間からは、1日あたりの銘柄種類数の中央値を別に求めて 30d daily median として表示します。平均ではなく中央値を使うのは、1日だけ極端に多くの銘柄に手を出しても基準値全体が引きずられないようにするためです。その30日間の新規エントリーが5件に満たない場合は、30d daily median の欄だけ十分な標本が無いということで「Collecting history」と表示します。その場合でも Symbols traded today と Symbols in last 60min は、30日基準値と独立した集計のため実数値のまま表示を続けます。
スクリーンショット1(EURUSD・M15・実口座・既定設定): Symbols traded today は0、30d daily median は0、Symbols in last 60min は0です。State は OK=30日基準値自体は算出できていますが、撮影した時点でこの口座には直近31日間に新規エントリーが1件も無かったため、すべての実数値が0になっています。パネルはこの状態を隠さず、そのまま表示します。
スクリーンショット2(GOLD・H1・同じ口座): パネルを右下へ移動し、文字色を変えています。4つの表示用入力のうち2つが実際に操作できることを示したものです。数字はスクリーンショット1と完全に一致します。このツールはチャートの銘柄ではなく口座全体の履歴を読むため、銘柄や時間軸を切り替えても表示される数字は変わりません。
このツールがしないこと: 発注・決済・変更のいずれも一切行いません。取引側の機能とは接続していません。テクニカル指標や他の時間軸は一切使わず、材料になるのは各約定の銘柄名と時刻だけです。取引する銘柄を減らすべきだとも、1つの銘柄に絞るべきだとも一切言いません。パネルが表示するのは件数だけです。どの銘柄で取引したかを一覧にすることも、銘柄ごとの優劣を示すこともありません。複数の口座・複数の端末をまたいで集計することもありません。入金・出金などの非取引の残高操作は、すべての集計から除外しています。
入力は4件、すべて見た目に関するものです=パネルの表示/非表示、位置、文字サイズ、文字色。数値のしきい値は一切ありません。直近60分の窓も、30日基準値の最低サンプル件数も固定値で、そもそも調整すべきことがありません。
知っておくとよい前提が2つあります。1つ目は、ストラテジーテスターの口座履歴が、そのテスト実行中に発生した約定しか持たないことです。したがって新規のテストでは、通常 30d daily median の欄は「Collecting history」のままになりますが、Symbols traded today と Symbols in last 60min はそのテストで発生した実績のぶんだけ実数値を返します。これはテスターの仕組み上の性質であり、ツールの不具合ではありません。実口座、または十分な取引履歴があるデモ口座に載せれば、最初のティックからその口座自身の実測値が表示されます。2つ目は、集計は直近31日の観測窓に見えている範囲だけを対象にすることです。それより前に最後の新規エントリーがあった銘柄は、このパネルのどの数字にも含まれません。
本商品は、同じ作者が提供する無料・助言なしの口座履歴ツール群の1つです。損失確定の直後に開かれたエントリーを映す Trade Behavior Mirror、連勝が続いている間のロット拡大を映す Win Streak Size Creep Mirror も同じ系列の無料ツールです。作者のMQL5プロフィールには、これらの無料ツールに加えて、金特化のシグナル・取引のリスク制限・バックテストと実運用の突合を扱う複数の有料インジケーター/ユーティリティも掲載されています。
無料で、機能を削った簡易版や体験版ではありません。上に書いたものが、そのままツールのすべてです。
