Contract Change Watch
- ユーティリティ
- バージョン: 1.0
- アクティベーション: 10
Contract Change Watch は、この口座に接続されたブローカーの銘柄設定を読み取り、値が変わった瞬間に記録するツールです。予測も助言もしません。ログに残るのは、この口座のブローカーが実際に設定していた値が、少し前とは違っていたという事実だけです。
なぜ必要か: ブローカーはスワップ率・ストップレベル・出来高の刻み幅・証拠金要件など17項目のうち、他にも6項目を、いつでも予告なく変更できます。仕様ダイアログには常に「今の値」しか表示されません。変わる前から記録していない限り、いつ・どれだけ変わったのかを知る方法はありません。
セットアップ:
1. どのチャートでもよいのでEAをドラッグして取り付けます。銘柄も時間足も無関係です。稼働しているチャートではなく、Market Watch にあるすべての銘柄を読みます。
2. パネルが左上に表示されます。初回起動時はすべての監視対象銘柄のベースラインを保存し、「Changes recorded」が0と表示されます。
3. それ以降は60秒ごとに現在値をベースラインと比較します。変化は検知された瞬間に記録されます。
4. それ以外の操作は不要です。調整すべき数値の設定はありません。
入力(7つ・この順):
InpShowPanel(既定 true)— パネルの表示/非表示。
InpPanelCorner(既定 左上)— パネルを置くチャートの隅。
InpPanelFontSize(既定 9)— パネルの文字サイズ。表示のみ。
InpColorText(既定 白)— パネルの文字色。
InpAlertScreen(既定 false)— 画面アラート。
InpAlertPush(既定 false)— プッシュ通知。
InpAlertEmail(既定 false)— メール通知。
数値のしきい値は一切ありません。60秒の巡回周期と、監視する17項目のリストはどちらも固定で変更できません。
監視する17項目(読み取るだけ・計算はしない):
スワップ関連4項目(買いレート・売りレート・スワップ方式・3倍になる曜日)、取引制限5項目(ストップレベル・フリーズレベル・最小出来高・最大出来高・出来高の刻み幅)、契約関連5項目(契約サイズ・初期証拠金・ティック値・ティックサイズ・桁数)、モード関連3項目(取引モード・変動スプレッドの有無・執行方式)。これら17項目はすべて、この口座上のその銘柄自身のプロパティから直接取得したもので、推定は一切含まれません。
ログ: 検知した変更はすべてCSVファイルに書き出されます。列は DetectedAt, Symbol, Field, OldValue, NewValue, Kind です。Kind は値が動いた場合は CHANGED、その銘柄を初めて見た場合は NEW_SYMBOL になります。ファイルは追記のみで上書きされないため、端末を再起動しても全履歴が残ります。ファイルの完全なパスはパネルに表示されるので、別途調べる必要はありません。パネル自体には直近10件の変更が表示され、ファイルにはすべてが保存されます。
ティック値についての注記: 監視する17項目の1つであるティック値は、ブローカーが設定する値であると同時に、銘柄の決済通貨が口座通貨と異なる場合には市場価格の変動でも動きます。たとえば円建て口座でドル建てやユーロ建てのクロス通貨ペアを見ている場合です。この種の銘柄では、Contract Change Watch はほぼすべての巡回サイクルでティック値の変更を記録します。ブローカー側の値が動いているのではなく、市場そのものがブローカーの公開する数値を動かしているためです。これは不具合でも、ブローカー側の設定変更でもなく、MetaTrader がこの種の銘柄でティック値を計算する仕組みそのものです。他の16項目はこのような挙動を示さず、一般的な口座ではその大半が長期間まったく変化を示さないのが通常の、静かな状態です。
テストする前に: ストラテジーテスターは1銘柄でしか動作しないため、実口座やデモ口座のようにアカウント全体を横断した監視は表示できません。テスターに載せてもEAはベースラインを保存し、スケジュールどおりに巡回します。エラーなく動くことの確認には使えますが、テスターは他の銘柄への実際のブローカー接続をシミュレートしないため、他銘柄でのブローカー側の変更は表示されません。
このツールがしないこと: 発注・決済・変更のいずれも一切行いません。取引側の機能とは接続していません。値が変わった理由は表示しません。ブローカーの意図は端末に公開されていないためです。ブローカー同士を比較することも、乗り換えを勧めることもありません。最初に取り付けられる前の設定は見えません。その時点より後の変更だけが記録されます。変更が発生した時に端末が閉じていた場合、その変更は端末が次に稼働したときに検知・記録されますが、記録される時刻は実際に変更が反映された瞬間ではなく、検知した時刻です。
