Hourly Spread Profile
- インディケータ
- バージョン: 1.0
Hourly Spread Profile は、自分の口座の確定足を読み込み、いま開いている銘柄・時間軸で「どの時間帯にスプレッドがいくらだったか」を1時間刻みで表示するツールです。予測も助言もしません。パネルに出るのはすべて、すでに起きたことの実測値です。
サーバー時刻の0〜23時それぞれについて、直近最大5,000本の確定足からスプレッドの中央値を計算します(口座の履歴がそれに満たなければ、あるだけの本数で計算)。平均ではなく中央値を使うのは、指標発表時の一瞬の跳ねで1時間まるごとの評価が歪まないようにするためです。標本が20本に満たない時間帯は、数字の代わりにハイフンと本数を表示します。3本から出した中央値は、公開する価値のある数字ではないからです。スプレッドが記録されていない足はコスト0として数えず、集計から除外します。履歴全体を通じて足が1本も無い時間帯は、推測せずにそのことをはっきり表示します。
Cheapest(安い時間帯)と Most costly(高い時間帯)は、実測した中で最も低い3つと最も高い3つの時間帯を挙げます。同じ時間帯が両方のリストに同時に出ることはありません。スプレッドがまったく動かない銘柄では、2つのリストは1行にまとまり、そのことを明記します。
スクリーンショット1(GBPUSD・M5・実口座)では、00時が96ポイントを記録する一方、周辺の時間帯はどこも22〜27ポイント前後です。この差こそ、このパネルが可視化するために存在します。あくまでこの口座での実測であり、すべての業者・すべての口座に当てはまる主張ではありません。
比較の前に知っておくとよい点が2つあります。1つ目は、遡る本数が5,000本固定のため、実際にカバーする期間はチャートの時間軸で大きく変わることです。M1なら数日、H1ならおよそ1年、D1ならほぼ20年におよびます。Samples の行には、それが何本・何日ぶんかが常に表示されます。スクリーンショット2(USDJPY・M15)では、履歴がより短い2938本のケースを、まったく同じ方法で計測しています。2つ目は、一部の銘柄はスプレッドが固定であることです。そこでは24時間すべてが同じ数値になり、誤ったランキングを出す代わりに「All hours are the same」と表示します。これはブローカー側の価格設定であり、集計の不具合ではありません。
スクリーンショット3(GOLD・M15)では、00時がハイフンと n=0 を示します。これは「標本不足」ではなく、履歴全体を通じてその時間帯に確定足が1本も無いという意味で、State の行が「Hours with no bars in this history: 1」と明示します。スクリーンショット4(EURUSD・H1・5,000本)は、1時間1本なのでおよそ310日ぶんに相当し、Most costly はすでに Cheapest に出ている時間帯を繰り返さず、1件だけを返しています。
このツールがしないこと=発注・決済・変更を1件も行いません(取引系の機能とは一切接続していません)。ADXやRSI、移動平均などのテクニカル指標を使いません。入力になるのは、確定足自身のスプレッドと時刻だけです。読むのはチャートの銘柄と時間軸だけで、他は見ません。どの時間帯に取引すべきかは示しません。1時間ごとのコスト差をどう活かすかはトレーダー自身が決めることで、パネルが決めることではありません。Server-GMT の行は、いまの取引サーバー時刻とGMTとの差を示すだけで補正はしないため、ブローカーの夏時間切り替えで動くのはこの数字であり、表の時間帯そのものではありません。
入力は6件、すべて見た目に関するものだけです=パネルの表示/非表示、位置、文字サイズ、文字色、いまの時間帯の色、警告表示の色。しきい値も期間も倍率も一切ありません。調整することがそもそも無いからです。任意の銘柄・時間軸に載せて、その口座自身の履歴を読むだけです。
「いまのスプレッド」だけを表示する無料インジケーターはすでに数多くあります。本ツールが違うのは、過去の確定足を時間帯ごとに集計して並べる点です。標本が足りない時間帯を隠さず「-」で示し、記録の無い足をコスト0として混ぜないなど、言い切れない箇所は言い切らないように作られています。使い方はシンプルで、任意の銘柄・時間軸のチャートに載せるだけで、その口座の実測結果がすぐにパネルへ表示されます。設定を調整する必要も、事前に何かを学ぶ必要もありません。
無料で、機能を削った簡易版や体験版ではありません。上に書いたものが、そのままツールのすべてです。
