Gold Net Range Signals
- インディケータ
- バージョン: 1.0
- アクティベーション: 10
パネルに引き算がそのまま出ます=range 787 - spread 40 = 747 net。何も出ていないときは、あと何ポイント足りないのかを教えます。
Gold Net Range Signals は、取引コストを差し引いたうえで直近20本を超えた動きの、最初の確定足に印を付けます。指標は1つも使いません。ルールに入るのは、確定足の始値・高値・安値・終値と、その足に記録されたスプレッドだけです。
描くだけです。取引はしません。発注も、変更も、決済も、口座へのアクセスもありません。
パネルに出るもの
Gold Net Range Signals
Spread history 20/20 bars recorded
Last closed bar range 787 - spread 40 = 747 net
body 260 - spread 40 = 220 net
Strongest net body (20 bars) 1933
20-bar high 4396.91 low 4310.84
Chart TF H1 Signals today Long 0 / Short 0
State Waiting: net body 220 pts, needs > 1933 pts
ここには意図して置いてある要素が3つあります。
- 引き算を要約せず、式のまま書いています。ローソクと突き合わせて、ご自分で確かめられます。
- Spread history は、20本のうち何本に実際にスプレッドが記録されているかを示します。履歴に記録が無ければ、黙って0として扱うのではなく、そのことを表示します。
- State は、あと何ポイント足りないのかを数字で名指しします。黙って何もしない状態はありません。
ルールの全部 - 隠している部分はありません
すべてポイント単位、確定足のみ。S はその足に記録されたスプレッドです。
net body = (close - open) / point - S for an up bar
net body = (open - close) / point - S for a down bar
net range = (high - low) / point - S
次の3つが同時に成立した確定足の下に、上向きの矢印を1つ描きます。
1. その足が陽線で確定し、正味の実体が0より大きい
2. その正味の実体が、直前20本の確定足それぞれの正味の実体より大きい
3. その終値が、直前20本の確定足の最高値を上回っている
下向きはその鏡像です。窓は20本。固定であり、入力パラメータではありません。
どの足を使うのか
確定足だけを使い、窓には判定中の足を含めません。すべての読み取り値が足の並びだけで決まる関数になるので、同じ履歴からは常に同じ矢印が出ます。20,000本で独立した計算と突き合わせて検証済みです。矢印573本が、位置も向きも完全に一致しました。6,000本のテープを10か所の異なる開始点から再計算しても、すでに出ていた矢印が動くことはありませんでした。端末を再起動しても300本が変わりませんでした。
差し引きが何をして、何をしないのか
これは測定であって、ふるいではありません。正直な数字は次のとおりです。
金では、差し引きは矢印の本数をほとんど変えません。M5 の10万本・515日で測ると、差し引きなしで2,765本、差し引きありで2,780本でした。H4 の23,583本ではどちらも同数でした。理由は構造的です。条件3が既に大きな動きを要求しているので、通る足の実体はスプレッドより桁が1つ大きくなります。金の M5 では実体の中央値が150ポイント、スプレッドの中央値が36ポイントです。
差し引きは矢印を減らすだけでなく、増やすこともあります。同じ M5 の集計で、消えた矢印が16本、新たに出た矢印が31本ありました。直前20本のどこかにスプレッドの広い足があると、条件2が超えるべき基準そのものが下がるためです。
より大きく動くのは、実体に比べてスプレッドが大きい銘柄です。EURUSD では実体の中央値13ポイントに対しスプレッドが19ポイントで、スプレッドを2倍にすると本数が27パーセント変わりました。
したがって、ここで言えることは狭く、正確です。すべての比較はコストを差し引いた値で行われ、その計算はパネルに出ています。それによって矢印が減るとも、良くなるとも言っていません。
どれくらいの頻度で出るのか
金で直近2年を測った値です。本数を決めるのはチャートの時間軸であって、設定ではありません。
M5 1日およそ5.4本、最長の無シグナルは3.3日
M15 1日およそ2.0本、最長3.7日
H1 1日およそ0.5本、最長9.9日
H4 1日およそ0.1本、最長58.5日
H4 では何週間も出ないことが普通にあります。それはルールが働いている姿であって、不具合ではありません。
アラート
画面表示・プッシュ通知・メールの3経路で、それぞれに個別の切り替えがあります。すべてのアラートに、銘柄・チャートの時間軸・足の時刻・正味の実体・差し引いたスプレッドが入るので、端末を開かなくても携帯で読めます。1本の足につき1回だけ送り、チャートに載せた時点で過去の履歴ぶんが送られることはありません。
無料デモ - M15 で開いてください
デモはストラテジーテスターの中で動き、実際の運用とまったく同じ挙動になります。M15 で開いてください。短い実行の中でも矢印が現れるだけの頻度がある時間軸です。H4 では、デモで何も出ないことが正常にありえます。
なお MT5 のストラテジーテスターには、MT4 と違ってスプレッドの設定欄がありません。履歴に記録されたスプレッドがそのまま再生されるので、テスターの中でスプレッドを広げて効き目を見ることはできません。
できないこと
- 発注・変更・決済をしません。取引の機能を1つも持っていません。
- 成果や統計や金額を報告しません。その機能自体が存在しません。
- 窓やしきい値を変えさせません。その入力が存在しません。
- 差し引きはサインを減らすためのふるいではありません。本数が増えることもあります。
- 形成中の足には反応しません。足が確定するまで何も描きません。
- 一度描いたものを動かしたり消したりしません。
- 他の時間軸を一切見ません。
- 経済指標カレンダーを読みません。
- スプレッドを予測しません。使うのは各確定足に記録された値だけです。
- スプレッドが記録されていない履歴では、差し引きができません。その場合はパネルにそう表示し、0として計算を続けます。
- 金以外の銘柄については何も主張しません。EURUSD などでも動き、そこでは差し引きが本数をより大きく動かします。
- 1本の足に2つ以上の矢印を出しません。
- 判定を始めるには確定足が21本必要です。
入力パラメータ - 11個、すべて表示か通知
InpShowPanel, InpPanelCorner, InpPanelFontSize, InpColorLong, InpColorShort, InpColorPanelText, InpColorWarn, InpArrowSize, InpAlertPopup, InpAlertPush, InpAlertEmail.
12個目はありません。この一覧のどれを変えても、シグナルは変わりません。
開発者の方へ - ご自分の EA から読む場合
バッファ0が上向き矢印の価格、バッファ1が下向き矢印の価格です。矢印の無い足には EMPTY_VALUE が入り、形成中の足には常に EMPTY_VALUE が入ります。input group を1つも宣言していないので、iCustom の引数の並びは上の11個の入力そのままの順序です。
技術情報
MetaTrader 5。インジケーター、チャートウィンドウ。指標のハンドルを1つも作りません。DLL 呼び出しなし、外部通信なし、外部ファイルや外部サービスなし。出荷前に機械で検証済みです。取引系 API の呼び出し0件、指標ハンドル0件、DLL の取り込み0件、外部通信0件、画面に出る非 ASCII 文字0件。
取引にはリスクが伴います。本インジケーターは確定足の上で既に起きたことを記述するものであり、これから何が起きるかについては何も述べません。
