MetaTrader 4 および MetaTrader 5 用トレードシグナルについての一般情報
MetaTrader 4 / MetaTrader 5 トレードシグナルによりトレーダーにシグナル提供者のトレード処理のコピーが可能となります。
トレーダーの中には活発にトレードをする時間のない人もいるでしょう。また一方でマーケットで活躍する自信も知識も十分にない人もいます。トレードシグナルは単にアカウントにほこりを集めるようなものではなくトレーダーの資金を結果が出るよう働かせます。
われわれのサービスは何が特別なのでしょうか?
われわれの目標は定期購買者を保護し不必要なコストから解放する新しい大規模に利用されるサービスの開発でした。
- 定期購買者の保護への全面的な重点的に取り組み
- ひじょうにシンプルな買いと売りのトレードシグナル
- 高度で安全な MQL5.community 支払いシステム(ペイパル、ウェブマニー、銀行カード)
- トレード履歴の完全な透明性
- ひじょうに適正な価格、定期購買料は固定のものだけで、シグナル提供者に同意できない場合は当月定期購買料を返金する機能。
- 弊社と他の参加者の間での興味の競合なし。定期購買に対するコミッションは 20% に限定されています。
- 紙面による契約書にサインする必要はなく、ブローカーとシグナル提供者間で複雑な連携を手配する必要なし。
- ディールへのコミッションなし。スプレッドの増額なし。結果、シグナル提供者から頻繁なディールを行うことへの収益取得の試みなし。
- 定期購買に個人データは不要。パスワードが不要のためアカウントおよび残高へのアクセス不可。
- シグナル提供者は金額以外定期購買者について何も知りません。
- 規制のブローカーを含むあらゆる MetaTraderブローカーとの連携。
- サービスを介して行われるディールはどれも信頼できるものです。というのも実行キューが渡されるとき独自のデジタル署名が提供されるためです。それが潜在的な詐欺や変更から保護します。
どのように役立つのか?
MetaTrader 4 / MetaTrader 5 トレードシグナルサービスを導入するために、ネットワークの待ち時間を減らすよう世界中でブローカーサーバーの近くにある複数の「シグナルサービス」で構成されている弾性クラウドネットワークを開発しました。
MQL5.com ウェブサイトはパブリックで利用可能な MetaTrader 4 および MetaTrader 5 シグナルリストを持ちます。それは自動的にクライアントターミナルで更新されるものです。
トレーダーはシグナルで定期購買するため3つのことが必要なだけです。
- MQL5.com アカウント 実名を指定する必要はありません。ここではニックネームで十分です。
- トレードアカウント ナンバーやパルワードを指定する必要はありません。
これらはすべて提供者のシグナルを定期購買するために要求される必要項目です。シグナルを選択し、『トレードをコピーする』をクリックします。そうすれば MetaTrader定期購買手続きを進める プラットフォームを開くよう指示されます。
シグナル提供者はもっと個人データを提供し試用期間を渡す必要があります。トレーダーにシグナルを作成することは提供者になんらかの責任を課します。定期購買者の保護を確実にするため、シグナル提供者は次の個人情報詳細を特定する必要があります。氏名、住所、連絡先電話、パスポートのスキャンコピーまたは類似の書類。この情報は定期購買者とシグナル提供者間に意見の相違がある場合必要となります。この情報は第三者に公開されることはありません。
新しいシグナルを公表する際は提供者は以下特定します。
- シグナル名
- トレードターミナルタイプ-MetaTrader 4 か MetaTrader 5か
- ブローカーのトレードサーバー名
- シグナルを転送するアカウントナンバー
- インベスターパスワード。 このパスワードによりトレーダーのアカウントに読み取り専用で接続でき、そのトレーダーの履歴および現在トレード処理を閲覧することができます。現在トレード処理の『スキャン』と将来的に定期購買者に配布するにはこのパスワードで十分です。同時にこのパスワードではトレードアカウントの管理とトレード処理を行うことはできません。マスターパスワードが指定されるとシグナルは有効になりません。
- 定期購買料金
シグナルが無料でなければ提供者は適切に、実際の個人情報詳細を提供し「販売者」として登録する必要があります。
すべての手順が完了すると、シグナルが提供者によって転送され、定期購買者に受け取られます。
- 提供者側ではトレーダーまた Expert Advisor が自身のターミナルでトレード処理を行います。
- この情報はシグナルの提供者が取り扱われるブローカーのトレードサーバーに送信されます。
- MetaTrader シグナルサーバーは指定のインベスターパスワードを用いて提供者のブローカーに接続し、すべてのトレード処理をリアルタイムで受け取ります。
- 定期購買者のターミナルは常に必要なMetaTrader シグナルサーバーに接続されています。よってそれはすべてのトレード処理を即座に受け取ります。
- 定期購買者のターミナルはトレード処理をそのブローカーのサーバーで行います。
シグナル提供者と定期購買者はお互いの間の交渉を直接行うブローカーのことを知らず処理をすることにご注意ください。両者のブローカーがまったく異なることも可能です。
トレードシグナルの初期同期
クライアントターミナルはブローカートレーダーを明らかなエラーからできる限りの範囲で保護します。
あるシグナルを定期購買しているアカウントがあるとします。すべてのトレードシグナルがターミナルで許可されていれば、承認時このトレードアカウントは提供者のアカウントと同期します。ご自身のアカウントにその提供者のシグナルを基にしていないポジションや注文を入れておくことはお薦めできません。それらはシグナルの提供者と比較されるためアカウント全体の負荷を増やします。
正しいマーケット条件で同期し定期購買者のアカウントが安全であることを確認することはきわめて重要です。自動的な同期はシグナルソースのトータル浮動収益がマイナスかゼロの場合のみ動作します。そのため定期購買者がその価格でマーケットに参入することは同意されています。それはシグナルソースがマーケットに入る時点ほど悪くはありません。これはどのようにトレーダーがシグナルをコピーするクオリティーを評価するかという重要な心理的コンポーネントです。
提供者のアカウントの収益がプラスであれば、適切なウィンドウが表示され状況を説明し、マーケット条件がもっとよくなるまで待つように提案します。トレーダーはリスクを受け入れ即座に同期する可能性もあります。
シグナル使用同意に関する情報は、強制的な同期に関する情報と共にターミナルのジャーナルで必ず修正されます。その上、シグナルサービスを介して行われる各ディールは、簡単にそのような処理をて億艇できる特殊な『シグナル』の理由タイプを持ちます。これはすべて定期購買者とより大きな正確性をもって潜在的意見の同意を処理できる提供者を保護するために行われてきました。
初期同期例2件を考察します。
- シグナル提供者は収益を100ポイント得ることを願ってロングポジションをオープンします。ただし価格はその時20ポイント下がってしまっています。
それは提供者が価格がすぐにその方向を変え、目標収益が得られると信じていることを意味します。この場合、適切なポジションが定期購買者のターミナルでオープンされ、ほんとうに価格が方向を変えれば定期購買者は100ポイントの代わりに120ポイントの収益を受け取ります。提供者が損失を修正してポジションをクローズすると、定期購買者のポジションもより少ない損失でクローズします。結果、シグナルコピーのクオリティーは常に 100% よりよく、より良い価格でマーケットに参入できたことで定期購買者は喜ぶこととなります。
- 別のイベント経過を考察します。価格は40ポイント上向きに変動しシグナル提供者はすでにいくらか収益を上げています。
この場合、適切なポジションが定期購買者のターミナルでオープンされ、より小さき収益または損失も受け取る可能性があります。定期購買者は収益を60ポイント受け取り、一方提供者は100ポイントの収益を受け取ります。提供者が30ポイントの収益を得てポジションをクローズすると定期購買者は損失を被ることとなります。そのとき定期購買者は10ポイントの損失となるのです。いずれにせよ、定期購買者はがっかりすることになります。
残念ながら、トレーダーの心理に配慮せず、以下の形式を取る結果の評価に注意を払わない人もいます。結果の形式とは、『私は小さな収益しか得られなかった。シグナルのできばえが不十分なのだ』または『私は損失を被った。提供者はそれでもいくらか収益を得ているとのに。できばえが完全によくないのだ』合理的な理論や数学的証明は心理に打ち勝つことはできません。このためトレーダーを初期段階のエラーから保護しようとするのです。
接続が失われる場合、注文出しエラー、ターミナルシャットダウンなどの場合、アカウントはシグナルソースと再同期されます。この場合、定期購買者と提供者の注文設定はすべてチェックされます。提供者によってクローズされるディールは購買者側でもクローズされます。提供者の新しいディールはその価格で購買者側でもオープンされます。『それは提供者のほど悪くありません。』
資金管理、またはディールボリュームの選択方法
シグナルサービスを介して購買者のデポジットがどれほど正確にトレードに参加する方法についての疑問はもっとも重要なものです。この問題を解決するとき、すでに述べた原則に従いました。各参加者にとって最大の保護を提供する、ということです。結果、定期購買者に安全なソリューションを提供することができます。
シグナルをターミナルで有効し、そのシグナルのひとつを定期購買するとき、購買者はデポジットのどの部分がシグナルをフォローするのに使用されるか選択する必要があります。そこには購買者と提供者のポジションボリューム間に比率を設定する代用解決法がありました。しかしそのようなシステムは購買者のデポジットの安全を保証することはできませんでした。たとえば、提供者のデポジットが$ 30,000、一方購買者のデポジットは$ 10,000 で比率は 1:1 が選択されているとします。この場合、シグナル提供者は大きなボリュームの注文を持つので一時的なドローダウンをやり過ごします。一方購買者はストップアウトでクローズしたポジションですべての資金を失う可能性があります。提供者の残高が突然変化する(買い増しまたは取り下げ)と状況は悪化します。一方前に特定したボリューム率はそのまま残ります。
そのような場合を避けるためデポジットの一部をパーセントベースで割り当てるシステムを実装することにしました。これはシグナルサービスを介するトレーディングで利用されます。この一ステムはデポジットの通貨、転換、レバレッジを考慮するためひじょうに複雑です。
ボリューム管理システムを用いた特定の例を考察します。
- 提供者:残高$ 15,000 USD、レバレッジ 1:100
- 定期購買者1:残高 40,000 ユーロ、レバレッジ 1:200、 デポジット負荷率 50%
- 定期購買者2:残高 5,000 ユーロ、レバレッジ 1:50、 デポジット負荷率 35%
- EURUSD 交換レート = 1.2700
提供者と購買者のポジションボリューム比率計算
- 特定のデポジットパートを考慮する残高比率のパーセント表示
定期購買者1: (40 000 * 0,5) / 15 000 = 1,3333 (133.33%)
定期購買者2:(5 000 * 0,35) / 15 000 = 0,1166 (11.66%) - レバレッジ考慮後
定期購買者1:定期購買者1のレバレッジ (1:200)は提供者のレバレッジ (1:100)よりも大きくなっています。このためレバレッジの修正は行われません。
定期購買者2: 0,1166 * (50 / 100) = 0,0583 (5.83%) - 計算時のデポジット通貨交換レートを考慮した後
定期購買者1: 1,3333 * 1,2700 = 1,6933 (169.33%)
定期購買者2: 0,0583 * 1,2700 = 0,0741 (7.41%) - 四捨五入後トータルのパーセント値(多段階アルゴリズムを用いた処理)
定期購買者1:160% または比率 1.6
定期購買者2:7% または比率 0.07
与えられた条件下でボリューム 1 ロットの提供者のディールが以下のようにコピーされます。
-定期購買者2 のアカウントに7% の額で-0.07 ロットのボリュームで
使用されるデポジット部分のパーセント値と実際のポジションボリューム比率を混同しないよう注意が必要です。トレードターミナルによりデポジット部分をパーセント値で設定することができます。この値はポジションボリューム比率を計算するのに使用されます。このデータはつねにログに固定され次の方法で表示されます。
定期購買者1
2012.11.12 13:33:23 シグナル '1277190':残高比率、レバレッジに従って選択された変換ボリュームに対するパーセント、新規値160%
2012.11.12 13:27:55 シグナル '1277190':シグナル提供者の残高は$15,000.00 USD、レバレッジ 1:100; 定期購買者の残高は40, 000.00 ユーロ、レバレッジ 1:200
2012.11.12 13:27:54 シグナル '1277190':資金管理:出ポジットの 50%使用、資金限度 0.00 ユーロ、偏差/スリッページ1.0 スプレッド
定期購買者2:
2012.11.12 13:33:23 シグナル '1277191':残高比率、レバレッジに従って選択された変換ボリュームに対するパーセント、新規値7%
2012.11.12 13:27:55 シグナル '1277191':シグナル提供者の残高は$15,000.00 USD、レバレッジ 1:50; 定期購買者の残高は5, 000.00 ユーロ、レバレッジ 1:50
2012.11.12 13:27:54 シグナル '1277191':資金管理:出ポジットの 35%使用、資金限度 0.00 ユーロ、偏差/スリッページ1.0 スプレッド
MetaTrader 4 / MetaTrader 5 トレードシグナルの特徴
プラットフォーム上のトレードシグナル処理には数々の特徴があります。購買者、提供者は両者ともそれをよく認識する必要があります。
単独トレードアカウントは1度にただ一人のシグナル提供者によって管理されます。予想外の損失からトレーダーを保護するため、単一アカウントで複数シグナルを利用することは意図的に禁じています。
トレードアカウントは1件のシグナルに対してのみ定期購買することができることにも配慮が必要です。一方 MQL5.com アカウントは異なるアカウントについて複数の定期購買を持ちます。これはトレーダーが異なる仲介会社でオープンされ、異なるシグナルによって管理される複数アカウントを持つことを意味します。これら定期購買はすべて登録され単一の MQL5.comアカウントから支払いが行われます。
トレードシグナルに対する支払はきわめてシンプルで透明です。定期購買者は課税合計額を月次または毎週支払い、この支払いに対するトレードシグナルを受け取ります。各ディールに対するコミッションもスプレッドの増額も得た収益からの追加のコミッションもありません。
定期購買にはペイパル、ウェブマニー、銀行カードを介して MQL5.com 支払いシステムが利用されます。シグナルに対する定期購買の際は資金は購買者のアカウントから提供者のアカウントに転送されます(弊社のコミッションは 20%です)。そこでは手一購買期間が自動的にブロックされます。期間の終わりに資金はブロックが解かれ提供者のアカウントに払い込まれます。任意の有効な請求の場合、現在期間に対する資金は購買者に払い戻されます。
主な特徴の一つは提供者と購買者が同じトレードサーバー上にそれぞれのアカウントを持つ必要がないことです。提供者と購買者のアカウントにおけるトレード処理実行の間のディレイは最小化されています。これは新しいシグナルサーバーがクラウドアーキテクチャを持ち、世界中に配置されているおかげで可能となったのです。同時に、提供者と購買者が同一サーバー上で連携すると実行の最高クオリティーが達成されます。
トレードシグナルを定期購買する または トレードシグナル提供者になる
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MetaQuotes Ltdによってロシア語から翻訳されました。
元の記事: https://www.mql5.com/ru/articles/618
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