描画スタイル
カスタム指標の作成時には、ENUM_DRAW_TYPE列挙体で指定されている(メインチャートウィンドウまたはグラフのサブウィンドウに表示される)18 種類のグラフィックプロットのいずれかを指定することが出来ます。
1 つのカスタム指標でどの指標作成・描画タイプを選ぶことも出来ます各構造タイプは、描画に必要なデータを格納するための1〜5 グローバル配列 の仕様を必要とします。これらのデータ配列は、SetIndexBuffer() 関数を使用して指標バッファと結合する必要があります。各バッファに ENUM_INDEXBUFFER_TYPE からのデータの種類を指定する必要があります。
描画スタイルに応じて、1〜4 の値バッファが必要な場合があります(INDICATOR_DATAとしてマーク)。スタイルが動的な色の塗り替えを含む場合は(指標型 INDICATOR_COLOR_INDEX )もう 1 つのバッファが必要になります(全てのスタイルの名称には COLOR が含まれいます)。色のバッファは、常にスタイルに対応するバッファの後に結合されています。
ID |
説明 |
データバッファ |
色バッファ |
---|---|---|---|
描かれません。 |
1 |
0 |
|
線。 |
1 |
0 |
|
セクション。 |
1 |
0 |
|
ゼロラインからのヒストグラム。 |
1 |
0 |
|
2 つの指標バッファのヒストグラム。 |
2 |
0 |
|
矢印の描画。 |
1 |
0 |
|
ジグザグスタイルは、バーの垂直断面を可能にします。 |
2 |
0 |
|
2 レベル間の色の塗りつぶし。 |
2 |
0 |
|
バーの列として表示。 |
4 |
0 |
|
ローソク足の列として表示。 |
4 |
0 |
|
多色のライン。 |
1 |
1 |
|
多色のセクション。 |
1 |
1 |
|
ゼロラインからの多色ヒストグラム。 |
1 |
1 |
|
2 つの指標バッファの多色ヒストグラム。 |
2 |
1 |
|
多色の矢印を描画。 |
1 |
1 |
|
多色のジグザグ。 |
2 |
1 |
|
多色バー。 |
4 |
1 |
|
多色ローソク足。 |
4 |
1 |
選択された描画の型の表示を改良するために、ENUM_PLOT_PROPERTY に記載されている識別子が使用されます。
PlotIndexSetInteger() 及び PlotIndexGetInteger() 関数には
ID |
説明 |
プロパティ型 |
---|---|---|
PLOT_ARROW |
DRAW_ARROW スタイルの矢印コード。 |
uchar |
PLOT_ARROW_SHIFT |
DRAW_ARROW スタイルの矢印の垂直シフト。 |
int |
PLOT_DRAW_BEGIN |
データウィンドウでの描画前の初期のバーの数や値。 |
int |
PLOT_DRAW_TYPE |
グラフィック構成のタイプ。 |
|
PLOT_SHOW_DATA |
データウィンドウでの建設値の表示のサイン。 |
bool |
PLOT_SHIFT |
バーでの時間軸に沿っての指標のプロットシフト。 |
int |
PLOT_LINE_STYLE |
線の描画スタイル。 |
|
PLOT_LINE_WIDTH |
描画線の太さ。 |
int |
PLOT_COLOR_INDEXES |
色の数。 |
int |
PLOT_LINE_COLOR |
描画の色を含むバッファのインデックス。 |
color modifier = index number of colors
|
ID |
説明 |
プロパティ型 |
---|---|---|
PLOT_EMPTY_VALUE |
プロットに使用される空の値で、何も描画しません。 |
double |
ID |
説明 |
プロパティ型 |
---|---|---|
PLOT_LABEL |
データウィンドウに表示する指標グラフィカルシリーズの名称。表示のためにいくつかの指標バッファを必要とする複雑なグラフィカルなスタイルで作業する場合、各バッファの名称は「 ; 」セパレータを使用して指定することが出来ます。サンプルコードは DRAW_CANDLESにあります。 |
string |
カスタム指標の線を描画するために 5 つのスタイルを使用することが出来ます。これらは線の太さが 0 または 1 の時のみ有効です。
ID |
説明 |
---|---|
STYLE_SOLID |
実線。 |
STYLE_DASH |
途切れ線。 |
STYLE_DOT |
点線。 |
STYLE_DASHDOT |
一点鎖線。 |
STYLE_DASHDOTDOT |
二点鎖線。 |
線の描画スタイルと図面の種類を設定するには PlotIndexSetInteger() 関数が使用されます。フィボナッチの拡張機能では、レベルの厚さと描画スタイルは、ObjectSetInteger() 関数を使用して示すことが出来ます。
例:
#property indicator_chart_window
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