グローバル変数

グローバル変数は、関数の記述外で宣言されることによって作成されます。グローバル変数は関数と同じレベルで定義されます。つまり、ブロックにローカルではありません。

例:

int GlobalFlag=10;   // グローバル変数
int OnStart()
 {
  ...
 }

グローバル変数の有効範囲は、プログラム全体です。グローバル変数は、プログラムで定義された全ての関数からアクセス出来ます。別の初期値が明示的に定義されていない限り、グローバル変数はゼロに初期化されます。グローバル変数は、その型に対応する定数または定数式でのみ初期化することが出来ます。

グローバル変数は、プログラムがクライアント端末のメモリに読み込まれた後かつ初めの Init イベントハンドリングの前に一度だけ初期化されます。クラスオブジェクトを表すグローバル変数の場合、その初期化中に対応するコンストラクタが呼び出されます。スクリプト内ではグローバル変数は Start イベント処理の前に初期化されます。

注意事項: グローバルレベルで宣言された変数は、GlobalVariable...() 関数を使用してアクセス出来るクライアント端末のグローバル変数と混同されてはなりません。

参照

データ型型のカプセル化と拡張性変数の初期化変数のアクセス権スコープとライフタイムオブジェクトの作成と解徐