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われわれはいかにして MetaTrader シグナルサービスとソーシャルトレーディングを発展させたのでしょうか

18 12月 2015, 08:44
MetaQuotes Software Corp.
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MetaTrader のソーシャルトレーディングは2012年夏に登場しました。それはわれわれがついに自動トレードコピーの新しいサービス-Trading Signals 導入を決断したときです。このプロジェクトの考えはトレードをより幅広い現象とするものでした。対象オーディエンスはまったく経験もなければ特別な技能も持たない初心者トレーダーでした。新しいサービスには厳しい要件が設定されました。:明確さ、技能や知識によらない最大の可用性、トランスペアレントな処理メカニズム、定期購読者の保護です。

導入の期限は10月の初め、自動売買チャンピオンシップ 2012 の開始時でした。このオンライン競争は新規サービスを紹介し検証するのには理想的な機会でした。というのもそれはつねにひじょうに大勢のトレーダーの関心を引いているためです。実際、シグナルはトレーダーに歓迎されました。チャンピオンシップ中のサービス導入で、ユーザーは自身の MetaTrader 5 アカウントに成功している出場者のトレーディングをコピーすることができたのです。これは競争中の全く新しい特性でした。


チャンピオンシップシグナルへの定期購読


1か月後、2012年11月、MetaTrader 4 プラットフォームにトレードシグナルに対するサポートが登場しました。シグナル提供者は何百万人という潜在的投資家のオーディエンスにアクセスすることができ、サービスは勢いを得るようになりました。11月初旬、日々約10件のシグナルが追加され、その月の終わりには毎日25件が登録されるようになりました。

定期購読者保護

初期段階でのわれわれの仕事はシグナル配布について大規模なサービスをつくりあげることでした。それは収益性のないシグナルから定期購読者を保護することになるものでした。トレーダーの保護は最優先事項でした。資金損失につながる可能性のあるトレーディングをコピーすることの危険性を理解していたからです。そのためクオリティーレーティングの原則の下にシグナルを配布することにしました。そのレーティングとはパラメータの多様性を基に計算されるものです。クオリティーレーティングが高いほど、シグナルの位置はリストの高い位置に入り、潜在的定期購読者の間でその信頼性はより高いのです。このスキームでは危険な可能性のあるシグナルはリストの終わりに表示されます。

ただし、損失を生むシグナルへの定期購読の危険性からユーザーを保護するのはレーティングだけではありません。リスクの度合いにより、シグナルによっては定期購読オプションが無効となる可能性があります。特殊な場合では、「アカウントに再び大きなドローダウンが生じる可能性があります」、「これは新規に開始されたアカウントです。トレード結果は安定していません」、「トレードのアクティビティは低頻度です。先月のトレード実績は3件しか検出されていません」などの警告メッセージが表示されます。

またその他の保護対策も導入しました。シグナルの提供者は自身の定期購読者がだれがわかりません(シグナル定期購読者の人数のみ知らされます)、ディールごとにユニークなデジタル署名がもとらされるます。サービスのデベロッパーは定期購読者の個人情報を集めず、そのアカウントにアクセスすることはできません。セキュリティを保証すること、サービスを享受するのに役立つことはすべて行ってきました。そしてみなさんのアカウントが保護されていることには自信を持っています。

シグナルの統計

シグナルの統計を改善するために多くの労力が費やされてきました。適切なシグナルを選択するとき、トレーダーはまず統計を注意してチェックし、シグナル提供者がどの程度トレードに成功し、そのシグナルがどの程度信頼できるか知ろうとします。そのため、トレード統計を十分に表示することは重要でした。

2012年秋のシグナルサービス開始時、成長とバランスのグラフが2件あっただけでした。成長のグラフはトレード処理結果を基に計算されたパーセント表示のデポジッド増加が、バランスグラフには現在オープン中ポジションの変動する未定着利益以外のアカウントにおける資金額を表示していました。

その少しのち、2013年初頭、シンボルの分布と売り/買い比率を表示する新しい分布のグラフを追加しました。これによりサービスユーザーは選択するシグナル提供者のトレーディング戦略をよりよく理解できるようになりました。


分布のグラム

2013年夏、現在オープンしているポジションも考慮するアカウント資金を表示する『エクイティ』チャートを追加しました。その数か月後ふたたび統計は大幅に拡張されました:トレーディングをモニタリング前後に分けるための成長とバランスグラフに縦ラインが入り、非トレードトランザクション(預け入れ、引き出し)に色変更が導入され、最良/最低トレードシリーズを追跡するための新しいオプションがつ折形に追加されました。統計におけるこれら変更の意図は潜在的定期購読者にサプライヤーから提供されるシグナルの全体像を示すことでした。 

チャート上のラインのモニタリング

同じ目的を念頭に置き、少しさかのぼる2013年1月に業界全体にとってもユニークな改革を導入しました。チャート上での可視化です。この新しい機能によりトレーダーにとってサービスがより便利になりまし。それはチャート上でシグナルの履歴全体を見ることができるためです。ボタン一つでシグナルアカウントでトレードされた全通貨ペアのチャートを開きます。このサービスのユニークな性質にもかかわらず、トレーダーはすばやくそれに慣れ、トレーディングコピーの不可欠な部分として認識し始めました。これはソーシャルトレーディングの卓越性のための規準を設定する方法の好例です。MetaQuotes の主要な競合は MetaQuotes であり、そのためサービスの発展は自分自身との競争なのです。他者が最初のわずかな成果に満足している場面で、われわれはつねに一歩先を行き、常にトレーディングコピーのメカニズム改善に努めているのです。

ターミナルチャート上でのシグナルのトレード履歴可視化

MetaTrader のシグナルは生物のようなものです。それらは開発者によって決定される法則に従って進化をするのです。われわれは現在の状況に満足してはいません。また常にクオリティーレーティングを再検討し、シグナル評価基準を選び、計算式を変更しています。こういった行動は最高の実績を意図し、トップリストの中のシグナルの成功で証明されるのです。 

MetaTrader ターミナルのシグナルショーケース

定期購読者とシグナル提供者のトレード条件の互換性

シグナルサービスのもう一つの重要な側面は定期購読者とシグナル提供者のトレード条件の互換性です。これは通常のサービスにおいて重要な要素です。というのも条件の違いはコピー品質の悪化やコピーするトレードが完全に無効になるような結果につながる可能性があるためです。トレード条件に互換性がなければ、シグナルは定期購読者に対して非表示になるか、許可されていない定期購読リストに入ります。定期購読をおこなうときにもシグナルサーバーを持つターミナルの同期ごと、どちらの場合にも定期購読者が常に提供者のトレード条件との相違を知らされることが重要です。

トレード条件の互換性

時間の経過とともに、この要素をより強化してきました。定期購読者のアカウント設定をすぐなる提供者のアカウントと比較する(デポジット通貨とレバレッジ)ことから始まり、トレーディングインスツルメントの設定比較が行われました。定期購読者のターミナルにおけるトレード条件比較から、サイトで行われる定期購読に対しての比較に進めました。しばらくすると、インスツルメントのマッピングを追加しましった。今ではインスツルメントの一致を定義せずにサービスはもっとも適切なものを見つけることができます。

たとえば、定期購読者が提供者によってトレードされている EURUSD を持っていない場合、シグナルは EURUSD.m に対してコピーされます。定期購読者が EURUSD を持つ場合、マッピングはトレードコピーの可能性を大幅に広げます。同一ブローカーの異なるサーバー上であってもインスツルメントの名前は変わることがあるためです。

われわれはシグナルサービスを改善し続けています。

われわれはシグナルサービスを強化し、メカニズムを改良し、新しい関数を追加し、欠陥を修正し続けています。2012年の MetaTrader シグナルサービスと現在の MetaTrader シグナルサービスはまったく異なる2つのサービスのようなものです。現在、特定バージョンの MetaTrader クライアントターミナルをサポートするサーバーのネットワークで構成される仮想ホスティングクラウドサービスを導入中です。トレーダーは完了までわずか5ステップで、最小のネットワークレイテンシにて MetaTrader クライアントターミナルから直接ブローカーのトレードサーバーへ自身のターミナルの仮想コピーをレンタルするのです。これでトレーダーがシグナル提供者のトレードをコピーするターミナルで24時間処理ができるようになります。その上、よりすぐれたシグナルの統計と導入し、トレーダーが自分のシグナルのポートフォリオを形成する新しいオプションを提供する計画をしております。

以下はシグナルについての役立つと思われる記事です。

MetaQuotes Software Corp.によりロシア語から翻訳された
元の記事: https://www.mql5.com/ru/articles/1400

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