MQL5 ウィザードで独自の Expert Advisor を作成する
売買ロボットを作成するのにプログラム言語の知識はもはや必須条件ではなくなっています。以前であれば、独自のトレーディングストラテジーを実装するのにプログラム技能がないことは避けがたい障害でしたが、 MQL5 「ウィザード」の登場により状況は根本的に変化しました。トレーダー初心者はプログラム経験がないことを心配しなくてよくなります。 Expert Advisor コードを作成することができる新しい「ウィザード」を使えば、プログラム経験は必要ないのです。プログラムがすべての作業を自分でやってくれるのです。
実のところ各 Expert Advisor は自立した3 つのモジュールで構成されています。シグナル、資金管理、トレーリングストップです。そしてこれらモジュールはさまざまな方法で実装することが可能なため、 Expert Advisors の組み合わせは数多くあります。よって、お好みで EA を構築することができるのです。希望のパラメータを指定し、必要なコンポーネントを選択するだけです。そうすればあとは MQL5 「ウィザード」 がやってくれます。これまで売買ロボットの作成は決してそれほど速く簡単なものではありませんでした。それが今やたった4クリックです。それでみなさんの戦略に応じた Expert Advisor 売買ロボットが準備完了です!
みなさんの EA はどのトレードシグナルに応答するのでしょうか?どの資金管理システムを使用するのでしょうか?トレーリングストップはどのように実装されるのでしょうか?こういった課題に対しては、すぐに使える Expert Advisorを手に入れるのが簡単です。コンパイル後、ブロックを構築した Expert Advisor を検証し、最良パラメータを選んで最適化するだけです。ステップ修了後、EA は動作するようになっており、トレード準備完了です。そして選択されたトレードシグナル、資金管理、トレーリングストップのアルゴリズムに従ってトレードを行います。
MQL5 「ウィザード」のパラメータおよびアルゴリズムセットは時間の経過とともに拡張されます。より広い範囲の可能性、Expert Advisors の異なる組合せにアクセスし、そこからご自身のトレード活動に適した一つを選ぶことが可能となります。ただし、今でもプログラム技能のないトレーダーは「ウィザード」の重要性を高く評価しにくいものです。しかし「ウィザード」はみなさんのために異なるEA モジュールを作成し、売買ロボット開発手順を大幅に簡素化することを可能にしてくれます。自動化トレードのための作業ツールの完全なセットは MQL開発者だけでなく、一般のトレーダーにも利用可能なのです。MetaTrader 5 ターミナルのダウンロードし、ご自身で確認ください。
MetaQuotes Ltdによってロシア語から翻訳されました。
元の記事: https://www.mql5.com/ru/articles/240
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