初心者の記録: ZigZag
はじめに
確かに、初めて不可解な多角形を見たとき、極値に近くトレードをするという異常な思考が見習いトレーダー全員に訪れました。実際それはとても単純です。ここに最大値があります。そしてそこに最小値があります。履歴には美しい絵があります。そして、実際には何でしょう?線が描かれます。それは頂点のように見えます。売るタイミングです。そして次に下がっていきます。絶対にノーです!価格は裏切り上向きに変動しています。ホー!ささいなことです。インディケータではないのです。そして投げ出すのです!
何度もエリオット波動理論、フィボナッチレベル、ガートレーパターンなどについての知的な書籍を何冊か読んだあと、インディケータに戻ってきます。無限のサークルです。尽きることのない議論の話題です。
ZigZag インディケータは、結果的に価格チャートの頂点と底が連なる多角形です。そのように価格が時間の経過とともに『たどる』道を表示するのです。これは次にある疑問を生じます。「この頂点と底とは何か?」
本稿では以下を取り上げます。
-ZigZag の説明
-価格モデル『頂点』と『底』を見つける方法の説明
-製剤的な反転ポイントの定義
-インディケータの追加特性の提示
ZigZag とは?
バーとしての最新の価格チャート表現に驚く人はほとんどいないと思います。時間の長さはティック履歴から切り離されます。エンター価格(始値)とエグジット価格(終値)、最大値(高値)と最小値(安値)は固定されています。バー内の変化、エグジット時の方向については何も言えません。トレードの判断をするのに十分な情報がありません。市場分析には追加のツールが必要です。
ですがそれは問題が ZigZag の多角形である場合の別の話題です。最終変化のレベルとおおよその時刻、方向は解っています。統計データ処理(頂点と底)を基に、可能性の高いレベルや反転時期が表示されます。『適切な』トレード判断をするための十分な情報があります。
現在のクオートが ZigZag 描画に使われていることを理解することが重要です。『インチキ』をしたり、すでにエグジットしたものを追加したりしません。The ZigZag はより簡潔な形式で価格チャートを表現する方法の一つです。
ZigZag 描画には通常どのようなクオートが使用されるのでしょうか?高値と安値です。それが答えです。バーの始値か終値だけで多角形を描くこともできます(私の考えでは、これらはもっとも好ましいバリアントです。なぜなら、確実にイベント時刻がわかっているからです)。
頂点と底をどのように特定できるのでしょうか?
この質問に答える前に、フラクタルの定義を思い出します。ビル・ウィリアムの New Trading Dimensions からいくつか文を引用します。
「フラクタルパターンはシンプルである。市場は一方向、または別方向に変動する。一定期間後、自発的な買い手は皆すでに買っており(上昇変化で)、市場は買い手が不足するため後退する。それから、新規の入信情報(カオス)がトレーダーに影響を与え始める。新しい買いの流入があり、値における同一の不一致の場所と価格における一致を見つけて、市場は上昇する。モメンタムと買い手の強さがすぐに先行するフラクタルを超えるに十分強ければ、フラクタルの高値を超えて1ティックを買う注文を出すことだろう。」
実際は、それを ZigZag に適用可能です。その構成中に新しい「頂点」と「底」のモデルを検索するのです。どのようにそれを見つけることができるのでしょうか?再び引用です。
「フラクタルの技術的定義は:一番高い高値を2本の低い高値が先行し、後に低い高値が続く最低5本の連続バーである。(逆の構成は売りフラクタルに適応できる)。」
「頂点」価格の技術的定義は次のようなものである。:本数 N の連続バーで、バーの ExtDepth とあとに低い最大値の CheckBar バーがその中の最高の高値の前にくる。(逆の構成は「頂点」価格モデルに対応する)。取得される価格モデルは、ZigZag のメインルール遵守のために最終の既知のモデルと比較されます。連続したモデルの交代です。
ExtDepth および CheckBar は ZigZagTF インディケータで使用されるパラメータ名です。
上述のアルゴリズムをは完全に実装されています。極値を書くのにバッファが2つ使用されます。
反転ポイント
標準的な ZigZag 実装に唯一のパラメータ ExtDepth が使用されます。CheckBar=0、すなわち、極値は現行バー上で検索されます。これが永久的なリフレッシュと最終ラインの再描画の理由です。 「続く価格変動によるこの値の修正機能が Zigzag をすでに起こっている価格変更を分析する完璧なツールにしているのである。よって、Zigzag に基づくトレーディングシステムを作成しようとしなくてよいのだ。それは予報するよりも履歴データを分析するのにより適している。」(標準 ZigZag 作成者からの引用)反論は困難です。
ふたたびフラクタルを参照します。価格チャートにおけるフラクタル交代モデル、すなわち「買い」のフラクタルは「売り」フラクタルと共に変化し、逆もしかりです。ただし、チャートにはフラクタルが交代せず、同一のフラクタルモデルが再び発生する領域がいくらかあります。通常それは 2~3 回繰り返されます。
ExtDepth = 2、CheckBar = 2
われわれの ZigZagTF インディケータによって、Fractals インディケータ(最終フラクタルの再描画をしない標準インディケータの修正)の動作をまねてみます。パラメータ ExtDepth と CheckBar は 2 です。新しい ZigZag ラインができるためには、2本のバーによる極値を確認する必要があります。3番目のバーにラインが出現したらすぐに、 潜在的反転ポイントを取得します。 ラインの更新は可能ですが、標準的な ZigZag インディケータほど頻繁ではありません。
これで ZigZag インディケータはトレーディング戦略作成のためにより便利になりました。
インディケータ特性
ZigZag 比較のために異なる価格特性を使用する機能を実装することはすでに上記で説明済みです。
価格パラメータ
0 -高値および安値
1 -バーの開始価格(始値)
2 -バーの最小値(安値)
3 -バーの最大値(高値)
4 -バーの終了価格(終値)
ZigZag は終値で描かれます。ExtDepth = 2、CheckBar = 2
ZigZag を描くためにより正確な情報が必要な状況が発生する可能性があります。たとえば、バーに両方の極値が見つかる場合、それはいわゆる外部バーです。この場合、どうすれば正確に多角形が描けるのでしょうか?小さなタイムフレームを使用する機能を実装します。
TimeFrame パラメータ:0 -現行タイムフレーム
Zzcolor および Zzwidth パラメータはそれぞれ色と、ZigZag ラインの幅を変えます。
極値レベルの可能な出現についての情報を知ると便利です。特に新規ラインがまだ描かれていない場合、確認シグナル(CheckBar パラメータ)がない場合、各地レベルの出現が破られることを知ることです。
Levels パラメータ-レベル描画を有効、無効にします。
Lcolor および Hcolor パラメータは低いレベル、高いレベルの色を変えます。
新規極値出現レベル
ファイルに描かれた後、ZigZag の多角形の全ポイントを書く機能があります。ファイルは client_terminal_root_directory\experts\files フォルダにあります。見つかったポイントの書き込み:バー番号、ポイントタイプ、価格。
147;Down;209.11
141;Up;210.77
133;Down;208.57
131;Up;209.63
128;Down;208.67
121;Up;209.97
117;Down;209.57
112;Up;210.6
109;Down;209.64
106;Up;210.39
103;Down;209.4
Record パラメータ-反転ポイントのファイル書き込みを有効にします。
そして、取引で頻繁に使用される最後の関数はフィボナッチレベルの連結です。Fibo1 および Fibo2 パラメータにより、それぞれ最後と最後から2番目のフィボナッチレベルを有効化/無効化することができます。パラメータ FiboColor1 および FiboColor2 によって必要な色を選択します。
おわりに
本稿では、フラクタルインディケータと ZigZag インディケータを比較しました「フラクタル」モデルは特殊なケースのようです。ギャン指標も思い出します:小さなトレンド、中くらいのトレンド、主要トレンドです。これらも ZigZag の特殊なケースです。
それは、ZigZag が頂点と底の価格モデルの連続した交代、価格チャートでそれらを見つける技術的な方法、として初めて定義されるものでしょう。
これで作業は終了です。意義あるコミュニティはトレードと市場分析に対する便利なツールを取得しました。みなさんに幸運と利益がもたらされますように!
MetaQuotes Ltdによってロシア語から翻訳されました。
元の記事: https://www.mql5.com/ru/articles/1537
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