オブジェクト結合の方法
グラフィックオブジェクト Text、Label、Bitmap、そしてBitmap Label (OBJ_TEXT、OBJ_LABEL、OBJ_BITMAP、OBJ_BITMAP_LABEL)は、OBJPROP_ANCHORのプロパティで設定した、異なる9つの方法から1つの結合座標を持つことができます。
オブジェクト |
インディケータ |
X/Y |
Width/Height |
Date/Price |
|||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Text |
— |
— |
はい |
— |
はい |
はい |
|
Label |
はい |
はい(読み取り専用) |
— |
はい |
はい |
はい |
|
Button |
はい |
はい |
— |
はい |
— |
— |
|
Bitmap |
— |
はい(読み取り専用) |
はい |
— |
はい |
— |
|
Bitmap Label |
はい |
はい(読み取り専用) |
— |
はい |
はい |
— |
|
Edit |
はい |
はい |
— |
はい |
— |
— |
|
Rectangle Label |
はい |
はい |
— |
はい |
— |
— |
表には次の名称を使用しています。
- X/Y—チャートの隅の1つに対してピクセル単位でアンカーポイントが指定されます。
- Width/Height—オブジェクトの幅と高さ。『読み取り専用』が指定されている場合、チャート上にオブジェクトが描画された後にのみ、幅と高さの値が計算されることを意味しています。
- Date/Price—アンカーポイントが日付と価格のペアで指定されます。
- OBJPROP_CORNER—チャートの隅を指定し、それに対してアンカーポイントが指定されます。ENUM_BASE_CORNERリストの4つの値のうちの1つになる場合があります。
- OBJPROP_ANCHOR—オブジェクトでのアンカーポイントの位置を指定します。ENUM_ANCHOR_POINTリストの9つの値のうちの1つになる場合があります。このポイントから選択したチャートの隅まで、ピクセル単位で座標が表示されます。
- OBJPROP_ANGLE—反時計回りにオブジェクトの回転角度を指定します。
必要なバージョンは ObjectSetInteger(chart_handle, object_name, OBJPROP_ANCHOR, anchor_point_mode) 関数で指定出来ます。ここで anchor_point_mode は ENUM_ANCHOR_POINT 値のいずれかです。
ID |
説明 |
---|---|
ANCHOR_LEFT_UPPER |
左上の隅のアンカーポイント。 |
ANCHOR_LEFT |
中心の左側のアンカーポイント。 |
ANCHOR_LEFT_LOWER |
左下の隅のアンカーポイント。 |
ANCHOR_LOWER |
中心の下部のアンカーポイント。 |
ANCHOR_RIGHT_LOWER |
右下の隅のアンカーポイント。 |
ANCHOR_RIGHT |
中心の右側のアンカーポイント。 |
ANCHOR_RIGHT_UPPER |
右上の隅のアンカーポイント。 |
ANCHOR_UPPER |
中心の上のアンカーポイント。 |
ANCHOR_CENTER |
厳密にオブジェクトの中心にあるアンカーポイント。 |
OBJ_BUTTON、OBJ_RECTANGLE_LABEL、OBJ_EDIT 及び OBJ_CHART オブジェクトは、左上隅(ANCHOR_LEFT_UPPER)に固定アンカーポイントを持っています。
例:
string text_name="my_OBJ_TEXT_object";
|
矢印グラフィカルオブジェクト(OBJ_ARROW)の座標を結ぶ方法は 2 つのみです。識別子は ENUM_ARROW_ANCHOR でみられます。
ID |
説明 |
---|---|
ANCHOR_TOP |
上面にアンカー |
ANCHOR_BOTTOM |
下面にアンカー |
例:
void OnStart()
|
スクリプトの実行後チャートはこの図のようになります。