BVCandleStream
- ユーティリティ
- Katsura Yamanouchi
- バージョン: 1.20
- アップデート済み: 15 12月 2025
Product name BVCandleStream
##概要
スキャルピングおよびプライスアクション分析のために、カスタムのティックベースシンボル(等ティックバー)を自動生成するバックグラウンドサービスです。標準シンボルの生ティックを、1本あたりのティック数が固定されたカスタムバーに変換し、これらの合成ティックチャートに対して任意の標準MT5インジケーターやEAを適用できるようにします。
主な特長
1. ティックベースのバー生成
- 開いているチャートのシンボルを監視し、ティックを指定本数( InpTicksPerBar )ごとにまとめたバーを自動生成
- Bid / Ask / Mid いずれかの価格基準を選択可能
- TickVolumeの表示で、バーの生成程度を目視判定可能
2. 履歴+リアルのシームレス連結
- 過去ティックをさかのぼってヒストリカルバーを構築。
- ヒストリ生成完了後、リアルタイムティックへ即接続し、バーを継続更新。
3. カスタムシンボルによるチャート表示
- 標準のインジケータが適用可能。
4. マルチチャート対応
- MT5 上で開いた複数チャートを自動スキャンし、対象シンボルごとにタスクを生成。
- プレフィックス指定(例: "BV_" )でカスタムシンボル名を一元管理。
Input Parameters
input int InpTicksPerBar = 144; // バーあたりのティック数(ティックをまとめる本数)
input int InpHistoryHoursBack = 8; // 取得する履歴の過去時間(時間単位)
input Eprice_types InpTargetValue = Mid; // 使用する価格種別(Bid / Ask / Mid)
input Eround_types InpOutputRounding = Round; // 価格の丸め方法(四捨五入・切り上げ・切り下げ・変更なし)
input int InpCheckIntervalMs = 300; // メインループのチェック間隔(ミリ秒)
input string InpCustomSymbolPrefix = "BV_"; // 生成されるカスタムシンボルの接頭辞
input bool InpOverwriteExistingCustom = true; // 既存カスタムシンボルを上書き再生成するかどうか
使い方ガイド
ステップ1:サービスインストール
- BVCandleStream.ex5 を MetaTrader 5 の MQL5/Services フォルダへ配置。
- ターミナルを再起動し、ナビゲーター内「サービス」欄から表示を確認。
ステップ2:パラメータの設定
InpTicksPerBar バーあたりのティック数(ティックをまとめる本数)
InpHistoryHoursBack 取得する履歴の過去時間(時間単位)
InpTargetValue 使用する価格種別(Bid / Ask / Mid)
InpOutputRounding 価格の丸め方法(四捨五入・切り上げ・切り下げ・無処理)
InpCheckIntervalMs メインループのチェック間隔(ミリ秒)
InpCustomSymbolPrefix 生成されるカスタムシンボルの接頭辞
InpOverwriteExistingCustom 既存カスタムシンボルを上書き再生成するかどうか
ステップ3:サービス起動
- 対象銘柄のチャートを開く(時系列や時間足は任意)。
- サービスを起動すると、開いているチャートの銘柄を自動検出し、対応するカスタムシンボルを生成。
シンボル名は、プレフィックス+元シンボル名+Ticks+1バーあたりティック数(例:BV_EURUSD_Ticks144)になる - ターミナルの「File>NewChart>Custom」から開きたいカスタムシンボルを選択してチャートを開く。
Periodが1Mでない場合は1Mに変更する(1Mでないとティックチャートが崩れてしまうため)。
ステップ4:再起動時の自動起動、終了
- サービス起動のままMT5 や PC を再起動すると、次回起動時にも自動的に作成済みカスタムシンボルを生成します。
- サービスを終了したいときは、NavigatorウインドウからServeces>BVCandleStreamを選択し、右クリックメニューから、Removeを選択してください。
要件と制限
- プラットフォーム: MetaTrader 5 のみ(MT4版はありません)。
- プログラム種別: MT5サービス(チャートにアタッチせずバックグラウンドで動作します)。
- 時間軸: 生成されたカスタムシンボルは M1 タイムフレームでのみ開いてください。他のタイムフレームではティックバーが歪みます。
- ティックデータ: 生成される履歴の品質と長さは、ブローカーサーバ上のティック履歴の有無と量に完全に依存します。
- ストラテジーテスター: 生成されたカスタムシンボルでEAをテストする際は、「Every tick」または「real ticks」モードを使用してください。「Open prices only」などの簡易ティック生成モードはサポートされていません。
ご活用シーン
- ティックベース分析
ボリューム均等バーやティック数固定バーを使ったプライスアクションの分析に最適。 - アルゴリズム取引の前処理
カスタムシンボルに出力されたバーをインジケータ/EAで利用可能。 - 複数銘柄の同時監視
開いているチャートを自動スキャンするため、取引銘柄が多いトレーダーでも管理が容易。

