Trend Dashboard ユーザーガイド:パネルの読み方・助言の決まり方・Market Watch モード・全設定項目(無料版・Pro)

26 9月 2026, 12:42
Yuki Nakayama
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Trend Dashboard とは

Trend Dashboard は、登録した銘柄がいくつかの時間足でそれぞれどちらへ向いているか、その向きがどれくらい強いかを1つのパネルに並べ、銘柄ごとに短い助言にまとめるインジケーターです。行が銘柄、列が時間足です。セルは向きを矢印と色で、強さを棒の長さで示し、右端の列は上位足がそろって一方を向いているか、自分の取引足がそれに合っているかを示します。データを読んで表示するだけで、売買はしません。助言はインジケーターの読みであって、予測ではありません。

無料版 Trend Dashboard は2本の移動平均から向きを読みます。Trend Dashboard Pro は最大5つの条件の投票で向きを読み、通知とその送信結果の一覧、クリックでのチャート切替、通貨強弱の行、診断ログを加えます。どちらの版も、行を自分のリストから作るか、気配値表示(Market Watch)で選択中の銘柄から作るかを選べます。以下は、Pro のみと書いた所を除いて両方の版に共通です。

はじめかた

  1. 任意のチャートを開き、ナビゲーターからインジケーターをドラッグします。チャートの銘柄は関係ありません。行は入力の設定から作られます。
  2. 入力で Language / 言語 を選び、Symbols に銘柄を書きます(または後述の Where the rows come from で Market Watch に切り替えます)。Your trading timeframe は、オンにした時間足のどれかにします。
  3. OK を押すと、パネルが右上に開きます。端末が履歴を届けるまで、行には読み込み中の印が出ます。
  4. 見出しのあたりをドラッグするとパネルが動きます。A- と A+ で大きさを、隅のボタンで置く隅を変えます。位置・大きさ・取引足・畳んだ状態は、そのチャートごとに覚えます。

セルの読み方

各セルは、その銘柄と時間足の1本前の確定足から読みます。そのため、読みが変わるのは足が確定したときだけです。Use forming bar を true にすると形成中の足を読むので、足の途中で変わったり戻ったりします。セルを読むのは、端末がその銘柄の履歴を同期済みと報告し、計算済みの本数が足りた後(既定の期間で 60 本)だけです。

強さの棒は ADX です。0 で空、50 以上で満杯になります。ADX が ADX below this = flat / no trade(既定 18)未満のセルは、ほかの指標に関係なく横ばいになり、灰色の点を出します。それ以外のときの向きは次のとおりです。

無料版では、速い EMA(20)が遅い EMA(50)より上なら上、下なら下です。

Pro のみ。最大5つの条件がそれぞれ上か下に投票します。速い EMA と遅い EMA の上下、速い EMA の傾き、+DI と -DI の上下、MACD のメインとシグナルの上下、そしてオンにした場合の終値と遅い EMA の上下です。既定でオンなのは最初の4つです。上の票が下の票を Min net votes to confirm a direction(既定 1)以上上回れば上、逆なら下、それ以外は横ばいです。4条件では票の差は必ず偶数なので、2対2は横ばい、1 と 2 は同じ動き、3 か 4 は4つすべての一致を意味します。5つとも同じ価格から計算する指標なので、この設定は独立した確認の数ではなく、厳しさの設定として扱ってください。

助言の決まり方

列は常に、左の短い時間足から右の長い時間足へ並びます。取引する列は 取引足: のチップで青く示されます。それより右の列の上には 基準、それと左の列の上には タイミング と表示されます。一番右の列で取引する場合は、その列が基準を兼ねます。

行の基準は、基準の列の向きを強さで重み付けしたものです。横ばいの列は数に入れません。向きのある列どうしの意見が割れている(多い側が 60% 未満)ときは — を出します。そうでなければ判断カードに LONG か SHORT と2行目を出します。取引足が同じ向きなら緑か赤のカードに 今エントリー可、取引足が横ばいか逆向きなら琥珀色のカードに 押し/戻り待ち です。

基準の列がすべて横ばいかデータなしのときは、向きがあるのは取引足だけなので、カードはそのことを示します。暗い地に向きの色の細い枠のカードで、LONG か SHORT の下に取引足の名前と のみ(たとえば M15のみ)を出します。これは単一の時間足の読みで、複数の時間足の一致ではありません。今エントリー可 には数えず、Pro でも通知を出しません。このカードがページにある間は凡例に M15のみ = 上位足の一致なし が加わり、カードにカーソルを合わせると、向きの無い上位足の名前が出ます。取引足も横ばいなら、その行は — です。一番右の列で取引するときは上位足が無いので、上で述べたとおりその列が基準を兼ねます。

パネルの読み方

上端の行と見出し

右上のボタンは、右から、畳む(_、畳んでいる間は [])、隅(TL、TR、BR、BL。押すたびに時計回りで次の隅へ移ります)、そして大きさを4段階で切り替える A+ と A- です。Pro では、音符のボタン(♪、オンで緑)で通知をオンとオフに切り替えます。その左の一覧ボタン(横線3本、または未読の通知の数)は「通知」の節で述べる通知の一覧を開き、さらに左のボタンで銘柄名の探し方(Auto と決まった接尾辞。後述)を選びます。MW や 1/3 のような枠だけの札は、行が Market Watch から来ていることと表示中のページを示すもので、ボタンではありません。

その下に見出しと時間足のチップがあります。チップをクリックすると、その時間足が取引足になります。見出しの前の緑の点をクリックすると About カードが開きます。見出しのあたりをダブルクリックすると、パネルは Start corner で指定した隅へ戻ります。

行

各セルは上なら ▲、下なら ▼、横ばいなら · を出し、同じ色の強さの棒が続きます。明るいほど強い向きです。データがまだ届いていないセルは …、データが無いセルは短い灰色の横線になります。右の判断カードは上で説明したとおりです。読み込み中の行はカードの代わりに 読込中 と出します。行の準備ができてから 30 秒たつと、一部の時間足だけ読めた行は読めた時間足で助言し(読めない時間足は横ばいとして数えます)、何も読めない行は データなし と出します。これはどちらの銘柄モードでも同じです。

要約の行と凡例

行の下の要約は、たとえば M15でトレード → 基準 H1/H4 · 今 LONG 2 / SHORT 1 のように出ます。2つの数は 今エントリー可 の行の数で、表示中のページだけでなくリスト全体の数です。のみ のカードは数えません。リストがページに分かれているときは、数の前の 全 31 銘柄 が対象の銘柄数を示します。Pro は、リストの銘柄がブローカーに見つからなかったとき !2件未検出 を加えます。その下の凡例は印の意味を示します。上、下、横ばい、そのページに該当する行があるときは 読込中、データなし、のみ のカードです。

通貨強弱(Pro のみ)

行の下の 通貨強弱: は、登録した銘柄に含まれるメジャー通貨を強い順に並べます。各通貨は、その通貨を含むペアの取引足のセルから採点します。上向きのセルはペアの1つ目の通貨にプラス、2つ目の通貨にマイナスとして強さで重み付けし、それを平均します。チップの色は点数が大きいほど濃くなります。ドル建ての金は、2つ目の通貨が USD のペアとして USD の採点に入るので、金の上昇は USD のマイナスになります。横ばいのセルとデータの無いセルは 0 として数えます。

畳んだとき

畳むと、上端の行と、見出しと時間足のチップの行だけが残ります。行は隠れますが、Pro は全銘柄の判定を続け、通知も出し続けます。開いている通知の一覧は、見出しの下にそのまま出ます。

About カードと評価カード

About カードには、版、ライセンスの種類、サポートの窓口(製品ページの Comments タブ)と、製品を評価するボタンがあります。しばらく使うと評価をお願いするカードが出ることがあります。無料版で最大3回、Pro で最大2回、数週間おきで、ストラテジーテスターでは出ません。今後表示しない を押すか、Show a one-time rating reminder (after a while) を false にすると出なくなります。

監視する銘柄

自分のリスト

既定では、行はカンマ区切りの Symbols から作ります。同じ商品でもブローカーによって名前が違うので、名前ごとに探します。無料版は、書いたとおりの名前、次に Suffix to try if symbol missing を付けた名前、次に # や m などの決まった接尾辞を付けた名前を試し、XAUUSD と GOLD、XAGUSD と SILVER を同じ金属として扱います。見つからない名前は、何も知らせずに外します。

Pro のみ。サフィックスボタンが Auto のとき、Pro はブローカーの全銘柄の一覧から、書いた名前(または金・銀・主要指数・原油・ビットコインの既知の別名)で始まり、その後ろが接尾辞らしい名前を探し、取引できる銘柄を優先します。ボタンのほかの設定 ·、#、.、m では、素の名前だけ、またはその接尾辞の付いた名前だけを使います。見つからない名前はエキスパートログに書き、要約の行で数えます。入力の Suffix to try if symbol missing はボタンの最初のモードを決めるだけで、効くのは #、.、m だけです。それ以外の値ではボタンは Auto のままです。

どちらの版も、見つかった銘柄は気配値表示に追加されます。名前が1つも見つからないときは、チャートの銘柄1行を表示します。

Market Watch から取り込む

Where the rows come from を SRC_MARKET_WATCH にすると、気配値表示で選択中の銘柄が、その並び順とブローカーの正確な名前のまま行になります。改名・統合・照合はしないので、EURUSD と EURUSD# は別の2行です。同じページに語幹の同じ銘柄が2つ以上あると、凡例の右端に EURUSD: Market Watch 上の別々の 2 銘柄 のような注記が出ます。気配値表示の別の項目であることだけを示すもので、同じ契約かどうかは判定しません。

パネルは数秒ごと(Market Watch: re-sync check (seconds)、既定 5)に選択を調べ、追加・削除・並べ替えに追従します。再読込 のチップを押すとすぐに調べます。新しい銘柄は更新1回につき 4 件(最初の1回は 8 件)ずつ準備するので、既定の 2 秒更新では 100 銘柄で約 1 分、300 銘柄で約 2 分半かかります。準備ができた行には「行」の節で述べた 30 秒の猶予があり、それから助言か データなし になります。このモードでは銘柄名の列が一番長い名前に合わせて広がります。それでも入らない名前は真ん中を詰めて表示し、カーソルを載せると全体が出ます。Pro ではサフィックスボタンが MW の札になります。

行の下のステータス行は、表示中のページの行を数えます。たとえば 対象 24/31 · 準備完了 24 · 読込中 2 · 一部 1 · データなし 1 のように、0 の項目は省きます。Market Watch: max rows (0 = no limit) は、気配値表示の上から取り込む銘柄の最大数です。表示名と違い、0 は 300 を意味し、300 が取り込める最大です。外れた銘柄は (N 件は行数上限外) と表示されます。

画面に出ているかどうかに関係なく、更新のたびに全銘柄を計算し直し、銘柄ごとに履歴とインジケーターのバッファを端末に持ちます。そのため長いリストは多くのメモリを使い、数百行では端末のメモリ使用量が数 GB に達することがあります。実際に見る銘柄に絞るか、上限を設定してください。

ページ

行がチャートの高さに収まらないときは、ページに分けます。ステータス行にページ番号と ◀ ▶ が出て、上端の札にもページが出ます。ページは分析の範囲を狭めません。要約の数と Pro の通知は、常に全銘柄が対象です。

通知(Pro のみ)

無料版は通知を出しません。Pro は更新のたびに全部の行を判定します。ほかのページの行も、パネルを畳んでいる間も対象です。Alert when LONG/SHORT "enter now" appears がオンなら、行が 押し/戻り待ち、—、のみ のカード、逆の向きのいずれかから LONG または SHORT の 今エントリー可 になるたびに通知します。のみ のカードそのものは通知しません。Alert when bias direction flips(既定はオフ)をオンにすると、行の基準の向きが続く2回の更新の間で上から下(またはその逆)に変わったときにも通知します。途中で向きなしを挟んだ変化は通知しません。上位足がすべて横ばいかデータなしの間はその行に基準が無いので、転換の通知は、上位足が向きを示してから、その後に向きが変わったときにだけ出ます。一番右の列で取引するときは、その列自身の向きが基準です。

装着した直後や入力を変えた直後の最初の判定、時間足のチップを押した直後の判定、そして銘柄が初めて読めるようになったとき(Market Watch モードで新たに加わった銘柄を含む)の判定は、出発点を記録するだけで通知しません。Market Watch のリストが変わっても、残った行の記録はそのままなので、それらの行は通知を続けます。読み込み中やデータなしの行は通知しません。

文面はたとえば [Trend Dashboard Pro] EURUSD LONG セットアップ (M15) や [Trend Dashboard Pro] EURUSD 転換 -> UP (M15) で、括弧内は取引足です。Popup alert は端末の Alert ウィンドウに1件1行で出します。同じ更新で5件を超えたときは最初の4件を出し、残りの件数を1行で加えます。Sound alert は、通知が出た更新ごとに1回だけ Sound file を鳴らします(変わった行の数には関係ありません)。Push notification はスマートフォンの MetaTrader アプリへ送り(端末のオプションで MetaQuotes ID の設定が要ります)、Email はメールを送ります(メールの設定が要ります)。同じ更新で出た通知は、プッシュとメールをそれぞれ1通にまとめます。MQL5 には1秒・1分あたりのプッシュ通知の上限があるので、Pro はどちらの経路も1秒に1通・1分に9通までで送ります。すぐに送れない分は取っておき、次の空きで、その間に出た通知と一緒に送ります。複数件をまとめたプッシュは 255 文字に収め、入りきらなかった通知の件数を末尾に付けます。メールの件名は Trend Dashboard Pro、複数件のときは Trend Dashboard Pro: N alerts で、各行に確定足の時刻と上位足それぞれの向きが付きます。Pro はプッシュとメールのそれぞれが受け付けられたかを記録します。失敗した送信は再送しません。

一覧ボタンを押すと、凡例の下に通知の一覧が開きます。この起動中の通知を新しい順に、Alert list: rows shown when opened (1-12) で決めた行数だけ並べます。各行はサーバー時刻、銘柄、出来事(たとえば 今 LONG M15 や 基準の転換 ▲)を出し、右側に経路ごとの結果を出します。push ok、空きを待っている間の push queued、MetaTrader のエラー番号付きの mail ERR などです。行にカーソルを合わせると、文面、確定足、発生時刻、上位足それぞれの向き、全経路の結果が出ます。一覧を閉じている間、ボタンは最後に開いてから届いた通知の数を出し、そのどれかの送信が失敗していると赤くなります。一覧はメモリにだけ持つので、インジケーターを起動するたびに空から始まります。すべての通知と送信は、[TDP ALERT] と [TDP SEND] で始まる行としてエキスパートログにも書かれます。

音符のボタンは判定を止めずに通知だけを止めます。オフの間は通知の一覧にも何も加わりません。ボタンの状態はチャートごとに保存され、入力の Master alert switch より優先されます。すでに使ったパネルを黙らせるには、ボタンを使ってください。

クリックでチャート切替(Pro のみ)

判断カードか銘柄名をクリックすると、チャートをその銘柄の取引足に切り替えます。セルをクリックすると、その銘柄とその列の時間足に切り替えます。チャートを切り替えると、そのチャートのインジケーターは読み込み直されます。行は変わりませんが、通知の出発点は取り直されます。今のチャートをそのままにしたいときは Click opens a NEW chart を true にすると、代わりに新しいチャートが開きます。Template applied to the opened chart にテンプレート名を書けば、それを当てます。

診断ログ(Pro のみ)

Log each model's vote + raw values to Experts journal をオンにすると、各セルの確定足が変わるたびに、エキスパートログへ1行を書きます。行は [TDP] で始まり、各条件の値と票、ADX、票の合計、結果を並べるので、どのセルも手で確かめられます。Limit the log to this symbol でログを1つの銘柄に絞れます。オフの条件は 0 と印字されます。

無料版と Pro の違い

2つの版は、パネル、助言の決まり、Market Watch モード、ページ、読み込みの状態が同じで、どちらも既定では各セルを1本前の確定足から読みます。違うのは向きの決め方です。無料版は1組の移動平均と ADX の閾値を使い、Pro は既定で4つ、最後の1つをオンにすれば5つの条件の投票と、同じ閾値を使います。既定の時間足は、無料版が M5、M15、H1、H4、Pro はそれに M30 が加わります。

Pro は、通知と通知の一覧、クリックでのチャート切替、通貨強弱の行、診断ログ、サフィックスボタン付きのブローカー全体の銘柄検索を加え、リストの銘柄が見つからないときに知らせます。無料版には通知が一切なく、見つからない銘柄は黙って外します。2つの版は保存する設定もチャートオブジェクトも別なので、同じチャートで使えます。ただし片方を外すと、そのチャートのマウスイベントがオフになるので、もう片方のボタンとドラッグは読み込み直すまで(たとえばチャートの時間足を一度変えるまで)効かなくなります。

全設定項目

下の表は、公開中の両方の版のソースから生成したもので、端末に出るすべての入力を載せています。最後の列はその項目がある版です。設定名は MT5 の入力画面の表示(英語)のままです。6つの時間足のスイッチはソースに説明が無く、入力画面では変数名(InpM5 から InpD1)で表示されることがあります。

General

言語、銘柄リストとその接尾辞、評価のお願いの設定です。

設定名(MT5 の表示)既定値説明版
Language / 言語LANG_ENパネルの文言、About と評価のカード、Pro の通知の言語です。LANG_JP ではフォントも Yu Gothic UI になります。見出し、ボタン、時間足名、LONG と SHORT、エキスパートログの行、入力画面の項目名は英語のままです。
選択肢: LANG_EN, LANG_JP
無料版・Pro 共通
Symbols (used when Symbol source = Manual list)EURUSD,GBPUSD,USDJPY,AUDUSD,USDCAD,XAUUSDWhere the rows come from が SRC_MANUAL_LIST のときの行の銘柄を、カンマ区切りで書きます。各名前はブローカーでの名前に合わせて探します(本文「監視する銘柄」)。見つかった銘柄は気配値表示に追加されます。1つも見つからないときは、チャートの銘柄1行になります。無料版・Pro 共通
Suffix to try if symbol missing (e.g. # on some brokers)(空欄)無料版: 素の名前の次に試す接尾辞です(その後に決まった接尾辞の一覧を試します)。手入力リストの行名からは外して表示します。Pro: サフィックスボタンの最初のモードで、# . m だけが認識され、それ以外の値ではボタンは Auto のままです。Market Watch モードでは行の名前は変えません。凡例の下の注記のために2つの行の語幹が同じかを調べるときだけ、この接尾辞を外して比べます。Pro はボタンの最後のモードをチャートごとに保存し、それがこの入力より優先されます。無料版・Pro 共通
Show a one-time rating reminder (after a while)trueしばらく使った後に評価をお願いするカードを出します。名前は one-time ですが、無料版で最大3回、Pro で最大2回、数週間おきに出ることがあります。false で出なくなります。About カードの評価ボタンはいつでも使えます。無料版・Pro 共通

Timeframes

6つの決まった時間足のどれを列にするかと、どれで取引するかの設定です。列は常に M5、M15、M30、H1、H4、D1 の順です。6つのスイッチはソースの1行にまとめて宣言されているため、入力画面では変数名(InpM5 など)で表示されることがあります。

設定名(MT5 の表示)既定値説明版
InpM5trueM5 の列を加えます。無料版・Pro 共通
InpM15trueM15 の列を加えます。無料版・Pro 共通
InpM30無料版: false / Pro: trueM30 の列を加えます。既定は無料版でオフ、Pro でオンです。無料版・Pro 共通
InpH1trueH1 の列を加えます。無料版・Pro 共通
InpH4trueH4 の列を加えます。無料版・Pro 共通
InpD1falseD1 の列を加えます。6つとも切ると M15 の1列だけになります。無料版・Pro 共通
Your trading timeframePERIOD_M15取引する時間足です。これより右の列が基準(bias)、これと左の列がタイミング(timing)になります。一覧には MetaTrader の全時間足が出ますが、有効な列の中のものだけが働きます。それ以外を選ぶと、黙って先頭の列が取引足になります。パネルの取引足のチップでも変えられ、最後に押したチップはチャートごとに保存されて、この入力より優先されます。無料版・Pro 共通

Trend models (confluence)

各セルの方向と強さの読み方です。無料版にあるのは EMA の期間、ADX の期間、ADX の閾値、形成中の足のスイッチだけで、グループ名は Trend definition です。条件のスイッチ、票の差、MACD の期間は Pro のみです。

設定名(MT5 の表示)既定値説明版
Model 1: EMA cross (fast vs slow)true条件1: 速い EMA が遅い EMA より上なら上、下なら下に投票します。Pro のみ
Model 2: EMA slope (fast rising/falling)true条件2: 速い EMA が1本前より高ければ上、そうでなければ下に投票します。Pro のみ
Model 3: ADX +DI vs -DItrue条件3: ADX の +DI が -DI より上なら上、そうでなければ下に投票します。Pro のみ
Model 4: MACD (main vs signal)true条件4: MACD のメインがシグナルより上なら上、そうでなければ下に投票します。Pro のみ
Model 5: Price vs slow EMAfalse条件5(既定はオフ): 終値が遅い EMA より上なら上、そうでなければ下に投票します。すべての条件を切ると条件1が使われます。Pro のみ
Min net votes to confirm a direction1方向とみなすのに必要な、上の票と下の票の差です。既定の4条件では差は常に偶数なので、1 と 2 は同じ動き、3 か 4 は4条件すべての一致を意味し、2対2は横ばいです。0 以下はチェックされず、2対2が上になります。Pro のみ
無料版: Fast EMA (direction) / Pro: Fast EMA period20速い EMA の期間です。無料版: 方向は速い EMA が遅い EMA の上か下かで決まります。Pro: 条件1と2に使います。無料版・Pro 共通
無料版: Slow EMA (direction) / Pro: Slow EMA period50遅い EMA の期間です(Pro では条件1と5)。これと ADX 期間の3倍の大きい方に 10 を足した本数が、セルを読む前に必要な計算済みの本数になります。無料版・Pro 共通
無料版: ADX period (strength) / Pro: ADX/DI period (also strength bar)14ADX の期間です。ADX は強さの棒の長さ(50 で満杯)と横ばいの閾値に使います。Pro は条件3に +DI と -DI も使います。無料版・Pro 共通
ADX below this = flat / no trade18.0ADX がこの値未満のセルは、EMA や票に関係なく横ばいになります。無料版・Pro 共通
MACD fast EMA12条件4の MACD の速い EMA の期間です。Pro のみ
MACD slow EMA26条件4の MACD の遅い EMA の期間です。Pro のみ
MACD signal SMA9条件4の MACD のシグナルの期間です。Pro のみ
Use forming bar (false = last closed)falsefalse では各セルを1本前の確定足から読むので、足が確定したときにだけ変わります。true では形成中の足を読むので、セル・助言・Pro の通知が足の途中で変わったり戻ったりします。無料版・Pro 共通

Alerts (PRO)

Pro のみ。行が「今エントリー可」になったとき、または行の基準の向きが変わったときの通知です。無料版は通知を出しません。

設定名(MT5 の表示)既定値説明版
Master alert switchtrue通知スイッチ(パネルの音符のボタン)の最初の状態です。ボタンの最後の状態はチャートごとに保存され、この入力より優先されます。すでに使ったパネルを黙らせるには、ボタンを押してください。Pro のみ
Popup alerttrue通知を端末の Alert ウィンドウに1件1行で出します。同じ更新で5件を超えたときは最初の4件を出し、残りの件数と通知の一覧を見るよう促す1行を加えます。Pro のみ
Sound alerttrue通知が出た更新ごとに1回、下の音声ファイルを鳴らします。変わった行の数には関係ありません。Pro のみ
Push notification (MetaQuotes ID)false通知をスマートフォンの MetaTrader アプリへ送ります。端末のオプションで MetaQuotes ID の設定が要ります。同じ更新で出た通知は1通にまとめ、MQL5 の送信上限の内側に収まるよう、1秒に1通・1分に9通までで送ります。すぐに送れない分は次の空きまで待ちます。送信の結果は通知の一覧に出てエキスパートログにも書かれ、失敗した送信は再送しません。Pro のみ
Email (configure in Terminal options)false通知をメールで送ります。端末のオプションでメールの設定が要ります。同じ更新で出た通知は1通にまとめ、プッシュ通知と同じ間隔で送ります。件名は Trend Dashboard Pro、複数件のときは Trend Dashboard Pro: N alerts で、各行に確定足の時刻と上位足それぞれの向きが付きます。Pro のみ
Sound filealert.wav通知で鳴らす音声ファイルです(端末の Sounds フォルダのもの)。Pro のみ
Alert when LONG/SHORT "enter now" appearstrue行がほかの状態から LONG または SHORT の「今エントリー可」になるたびに通知します。LONG と SHORT の入れ替わりも含みます。取引足の名前に「のみ」が付くカード(上位足のどれにも向きが無いとき)は「今エントリー可」ではないので通知しません。Pro のみ
Alert when bias direction flipsfalse行の基準の向きが、続く2回の更新の間で上から下(またはその逆)に変わったときに通知します。途中で向きなしを挟んだ変化は通知しません。上位足がすべて横ばいかデータなしの間、その行に基準はありません。一番右の列で取引するときだけ、その列自身の向きが基準になります。Pro のみ

Interaction (PRO)

Pro のみ。行・セル・判断カードをクリックしたときの動作です。

設定名(MT5 の表示)既定値説明版
Click a row/cell to switch chart symbol(+TF)true判断カードか銘柄名をクリックすると、その銘柄を取引足で表示します。セルをクリックすると、その銘柄とその列の時間足に切り替えます。Pro のみ
Click opens a NEW chart (keeps your styled charts) instead of switching this onefalsetrue にすると、パネルのあるチャートを切り替える代わりに、新しいチャートを開きます。Pro のみ
Template applied to the opened chart (your colors/indicators), e.g. "MyStyle"(空欄)クリックで開いたチャートに当てるテンプレートの名前です(上の設定が true のときだけ)。.tpl が無ければ補います。Pro のみ

Currency strength (PRO)

Pro のみ。銘柄の行の下に出る通貨のチップの行です。

設定名(MT5 の表示)既定値説明版
Show currency-strength row (FX majors)true通貨強弱の行を出します。銘柄に含まれる8メジャー通貨それぞれを、その通貨を含むペアの取引足のセルから採点し、強い順に並べます。Pro のみ

Diagnostics

Pro のみ。各セルの判定の中身をエキスパートログに1行ずつ出す設定です。

設定名(MT5 の表示)既定値説明版
Log each model's vote + raw values to Experts journalfalse各セルの確定足が変わるたびに、エキスパートログへ1行を書きます。各条件の値と票、ADX、票の合計、結果です。データの無いセルは書きません。Pro のみ
Limit the log to this symbol (empty = all)(空欄)上のログを、名前にこの文字を含む銘柄に絞ります。空欄なら全銘柄です。Pro のみ

Position & size

パネルが最初に出る場所と大きさ、計算し直す間隔の設定です。隅とサイズは、そのチャートに保存された位置ができるまでだけ使われます。

設定名(MT5 の表示)既定値説明版
Start cornerC_TRそのチャートで初めて動くときにパネルを吸着させる隅です(C_TL 左上、C_TR 右上、C_BR 右下、C_BL 左下)。パネルの見出し部分をダブルクリックしたときも、この隅に戻ります。
選択肢: C_TL, C_TR, C_BR, C_BL
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Start sizeSZ_Mパネルの最初の大きさです(SZ_S、SZ_M、SZ_L、SZ_XL)。その後は A- と A+ のボタンで変え、その選択がチャートごとに保存されます。
選択肢: SZ_S, SZ_M, SZ_L, SZ_XL
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Corner margin (px)16隅に吸着するときの、パネルとチャートの端の間の距離(ピクセル)です。ページ送りで行数を決めるときも、上下にこの分を空けます。無料版・Pro 共通
Extra right gap for the price scale (px)64右の隅で、価格スケールが表示されているときだけ加えるパネルとスケールの間の余白(ピクセル)です。この余白が無くてもパネルは欠けずに読めます。既定の 64 はパネルを 64 ピクセル左へ寄せるだけです。0 でスケールの隣に置けます。無料版・Pro 共通
Refresh seconds2計算し直す間隔(秒、1 以上)です。更新のたびに全銘柄・全時間足を読み直し、Pro は同時に通知を判定します。無料版・Pro 共通

Symbol source

行を Symbols 欄から作るか、気配値表示(Market Watch)で選択中の銘柄から作るかの設定です。既存のチャートに保存された設定がずれないよう、このグループは一覧の末尾にあります。

設定名(MT5 の表示)既定値説明版
Where the rows come fromSRC_MANUAL_LISTSRC_MANUAL_LIST では Symbols 欄から行を作ります。SRC_MARKET_WATCH では気配値表示で選択中の銘柄を、その並び順とブローカーの正確な名前のまま行にし、選択の変更に追従します。
選択肢: SRC_MANUAL_LIST, SRC_MARKET_WATCH
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Market Watch: re-sync check (seconds)5Market Watch モードで選択が変わったかを調べる間隔(秒、1 以上)です。パネルの再読込ボタンなら即座に調べます。無料版・Pro 共通
Market Watch: max rows (0 = no limit)0気配値表示の上から取り込む銘柄の最大数です。表示名と違い、0 は無制限ではありません。0 と 300 を超える値は 300 になります。外れた銘柄の数はステータス行に出ます。無料版・Pro 共通

Alert list (PRO)

Pro のみ。音符のボタンの隣の一覧ボタンで開く、この起動中の通知の一覧です。既存のチャートに保存された設定がずれないよう、このグループは一覧の末尾にあります。

設定名(MT5 の表示)既定値説明版
Alert list: rows shown when opened (1-12)5一覧ボタンで開いた通知の一覧に出す行の数です。1 から 12 で、範囲外の値はその範囲に収めます。この起動中の通知を新しい順に並べ、件数に関係なく高さは変わりません。Pro のみ

よくある質問

M15のみ と書かれた暗いカードが出ます。
その行の上位足のどれにも向きが無いので、カードは取引足(この例では M15)だけの向きを示しています。複数の時間足の一致ではなく、今エントリー可 には数えず、Pro でも通知を出しません。カードにカーソルを合わせると上位足の名前が出ます。その時点では、そのどれにも向きがありません。

プッシュ通知が届きません。
通知の一覧を開き、その行の右側を見てください。push ok は MetaTrader が受け付けたこと、push queued は送信上限の空きを待っていること、番号付きの push ERR は MetaTrader のエラーコードです。MQL5 のエラー表では、4517 は端末の通知の設定が無いこと(MetaQuotes ID が未設定か、プッシュ通知が許可されていない)、4518 は送りすぎ、4515 は送信の失敗、4516 は端末が受け取れない文面を意味します。端末のオプションで MetaQuotes ID が設定され、プッシュ通知が許可されているか確かめてください。同時に出た複数の通知は1通にまとめて届きます。

入力で Your trading timeframe(または Master alert switch)を変えたのに変わりません。
パネルは最後に押した取引足と、Pro では音符とサフィックスのボタンの状態を、チャートごとに保存し、それを優先します。パネルのチップとボタンで変えてください。

チャートの銘柄1行しか出ません。
Symbols の名前が1つもブローカーに見つからなかったか、Market Watch モードで選択中の銘柄がありません。気配値表示で正確な名前を確かめてください。Pro は見つからない名前をエキスパートログに書きます。

読込中のままの行があります。
端末がその銘柄と時間足の履歴をまだ届けていません。行の準備ができてから 30 秒たつと(Market Watch モードでは長いリストを更新ごとに数件ずつ準備します)、その行は データなし になるか、読めた時間足で助言します。オンにした時間足すべてについて、ブローカーにその銘柄の履歴があるか確かめてください。

Market Watch: max rows を 0 にしたのに 300 行しか出ません。
0 は 300 を意味し、300 が上限です。外れた数はステータス行に出ます。

Start corner と Start size が効きません。
そのチャートに保存された位置ができるまでだけ使われます。その後は隅のボタンと A- A+ を使ってください。見出しのあたりをダブルクリックすると Start corner の隅へ戻ります。

無料版で通知は出せますか。
出せません。通知は Pro だけの機能です。

できないこと・限界

売買はせず、成果も約束しません。助言は移動平均、ADX、Pro ではさらに DI と MACD の読みで、どれも同じ価格から計算したものです。端末が動いていて接続している間だけ働き、ティックごとではなくタイマー(既定 2 秒)で計算し直します。

30 秒たっても履歴がそろわない行は、読めた時間足で助言し、読めない時間足を横ばいとして数えます。基準の列がすべて横ばいかデータなしのときは、カードは取引足だけの向きを のみ 付きで示し、数えず、通知もしません。取引足、パネルの位置と大きさ、Pro では音符とサフィックスのボタンについては、チャートに保存された値が入力より優先されます。

描画のほかに、リストの銘柄を気配値表示に追加し、パネルの状態を端末のグローバル変数に保存し、評価カードの状態を端末共通の Common\Files フォルダの小さなファイルに書きます。また自分のチャートのマウス移動イベントをオンにし、外すときにオフに戻すので、同じチャートにあるほかのパネル製品のマウス操作が、その製品を読み込み直すまで止まることがあります。外すときは、名前が自分の接頭辞で始まるチャートオブジェクトをすべて消します。DLL と Web リクエストは使いません。

サポート

製品ページの Comments タブに書いてください(無料版、Pro)。銘柄、時間足、パネルに出ていた内容、Pro ならエキスパートログの [TDP] の行があれば十分です。

このガイドは Trend Dashboard 3.52 と Trend Dashboard Pro 1.42 について書いています。