マーケットでプロダクトを購入することについてのアドバイス段階的ガイド
はじめに
MetaTrader マーケットがあらゆる種類のプロダクトの幅広い選択肢を提供していることは周知のことです。そこには Expert Advisorやインディケータ-からパネルや便利なトレードのためのユーティリティまでそろっています。 そのような店に入るとき、客は選択の問題に出くわし、価格、機能、使いやすさ、性能、アプリケーションのモードといったさまざまなパラメータによってプロダクトを選ぶことができなければなりません。本稿は適切なプロダクトを検索し、不要なプロダクトをより分け、みなさんにとってのプロダクトの効果と本質を判断するための異なる方法を解き明かす試みをしています。
顧客のタイプ
『コールド』および『ホット』ショッパーといった概念は販売技術で広く見られます。
『コールド』ショッパーは来店しますが、プロダクツにはほとんど興味を示さない人です。おそらく単純な好奇心がこの人を導いたのでしょう。そのようなお客さんは何を買いたいか、そもそも何か買いたいのか、という垣根の上にいます。ただそういう人達はプロダクトに対してはっきり決まった需要を感じていないのです。そうでなければこの特定の店に来ることはないでしょう。店のそして販売員の仕事はそういったお客が何を買いたいか決め、お客の要望を明確にし、そのお客にぴったりのプロダクトを選ぶ手助けをすることです。
『ホット』ショッパーもまた来店しますが、最初のお客と違い、たとえばトレンドインディケータがほしいとか、なにを見つけたいかはっきりとわかっています。 この場合、店のそして販売員の仕事は要望のタイプのプロダクトを提供し、購入の最終判断をする手助けをすることです。
『ウォームアップ』の必要がある『コールド』ショッパーはより頻繁に現れます。
注意!いかなる状況でもお客にプロダクトを買うことを強制したり、その人が必要としていないものをだまして買わせてはいけません。顧客が要望しないプロダクトを販売することで、この顧客を失う(その人がそのような不誠実さを知るとき)ばかりでなくこのだまされた顧客がみなさんの販売方法を話す人すべてをうしなうことになる、ということを理解するべきです。同様に、あるお客が要望を持っていて、その人の友人がこのことをはっきりと知る場合、店は新規顧客を見込めることでしょう。
MetaTrader マーケット必要なプロダクトを検索するためのツール
MetaTrader マーケットはアプリケーション、本、トレーダー向け雑誌のユニークなショップです。希望のプロダクトを検索するためにわれわれが備えているツールについて学習します。
これらはプロダクツカテゴリーセクション(図1)、または仮想セグメントで、それは興味の対象となっているデジタルプロダクトタイプを選択するのに役立ちます。プロダクツは大きく4つのカテゴリーに分けられています。
このステップはシンプルです。専門的な文献をデジタル形式で購入したいのか、買いたいデジタルプロダクトを使用するトレーディングターミナルを選びたいのか決めます。たとえば MetaTrader 5 のようなカテゴリーを選択し、すべてのサブセクションのプロダクツを見るか、カテゴリーのサブセクションを選択します。図1 セクションとデジタルプロダクツタイプ
カテゴリーの一つに入ったら、新しい追加の検索ツールがあります(図2)。
- セクション/カテゴリー
- 「マーケット」利用に役立つ便利なリンク:
- 指定されたカテゴリー(人気プロダクツ、最新価格、無料プロダクツ、有料プロダクツ)のプロダクトタブ
- 選択済みカテゴリーのページ上の検索
- 選択タブ内でのプロダクトフィルター
これらは希望のプロダクトを選ぶための主なツールです。それらを使って第1ステップでの検索の幅を絞ります。たとえば、図2は MetaTrader 5 向けExpert Advisor とインディケータセクションにいます。ちょうど下にまさにこのセクションに対するアドバイスとして表示される役立つ情報と売買ロボットでテストすガイドへのリンクをるを確認することができます。人気プロダクツ タブにはユーザーによってよく検索されるプロダクツが入っています。
最新価格タブには有料/無料プロダクツの最新の割義気価格が挙げられています。最後の2つのタブは無料/有料の人気プロダクツを表示します。検索により以下の「マーケット」ページに切り替えができます。フィルターフィールドは特定の性質、たとえば、『トレンドインディケータ』や、計算方法:CCI、MACD、トリプルスクリーン戦略、Bill Williams、を表すキーワードでプロダクツを選択するのに役立ちます。
図2 カテゴリーセクションでの検索ツール
インディケータ購入への4つのステップ
ステップ No.1 プロダクトカテゴリーの選択
インディケータ選択の第1ステップでは、どのトレーディングターミナルを使って誤ったプラットフォーム向けトレーディングインディケータを買わずに済むか知る必要があります。MetaTrader 5用インディケータのサブセクションを選択しました(図3)。選択したセクションの見出し、すなわち MetaTrader 5 用テクニカルインディケータを選択し、その上選択を確認します。
図3 MetaTrader 5 カテゴリーでのインディケータのサブセクション選択
ステップ No.2 キーワードと対象タブの選択
第2ステップでは、正しいキーワードを決める必要があります。たとえば、トレンドインディケータなど。そして人気プロダクツタブを選びます。タブを選択しこのタブ内でキーワードによる検索を行う場合、取得する結果はこのタブに関するものだけであることを理解することです。図4 はキーワード『トレンドインディケータ』での MetaTrader 5 向け人気プロダクツ内の検索結果を示しています。
よって希望の基準に相当する一応のプロダクツリストを入手したことになります。ここでさらなる検索のための別のパラメータを見ます。:価格、レーティング、簡単な説明(プロダクトにカーソルをあわせると見ることができます)、です。その人が前に提供したプロダクツや一定の評判により名前がわかっているなら、執筆者もリクエスト基準です。
図4 人気プロダクツタブ内でのキーワード検索結果
ステップ No.3 選択の段階
この段階では、インディケータをそれぞれじっくりと見て、以下の特性や性質に注意を払います。
- 詳しいく解りやすいプロダクツ説明書き購入しようとしているプロダクツの動作原理を完全に把握している必要があります。
- 選択したインディケータのパラメータとツールそれらは明確に説明がされていて、なかでもインディケータの動作に対する影響が説明されている必要があります。
- トレーディング提案シグナルすべてでないことを理解する必要があります。シグナルはかならずしも売り/買い注文の開始を示すとは限りません。プロダクツの作成者のアドバイスが大きなメリットとなる理由はそれです。作成者が何も推奨しない場合、なんでも常にコメント タブで直接入手することができます。
- プロダクツの動作がスクリーンショットやビデオで表示されています。どのようにまたどんな例で作成者がプロダクトを使用しているかということについての情報によりプロダクトが説明に合致しているか垣間見ることができます。
- フィードバックとコメントはプロダクトの間接的な特性です。作成者に対する質問と作成者の解答。ここでプロダクトの動作についてより有用な情報や詳細情報を知ることができます。
- そしてプロダクトを検証する最後の方法はそのデモバージョン(これは MetaTrader マーケットの重要なメリットです。購入せずにプロダクトを貯めることができるのです)をダウンロードし、履歴ペアおよび現在ペアでその動作、ターミナルテスターの機能をテストすることです。
ステップ No.4 プロダクト価格とプレミアの選択
検証し最終の購入候補を決めたら、残っているのは一つの基準、価格です。ここで陳腐なオプション:『一番安いものを買う』、に頼ることはまったくお薦めできません。
注意!『安く完璧』なプロダクトを見つける幻想は捨ててください。高品質、完璧な処理アルゴリズム、実用的関数はめったに、または、けっして見つかりません。みなさんが選びデモバージョンで検証し、自分に適していると思えるほんとうに高品質のプロダクトは、価格だけのことはあるものでることを理解し、受け入れることです。価格に見合わないプロダクトは最初のステップで排除されているはずです。
より多くの設定を持ち、使うのが簡単ではあるけれど、同時に選んだ他のインディケータよりも高価なもっと複雑なプロダクトがあるであろうことは理解する必要があります。それが最終ステップでの課題がプロダクトの価格と機能性のバランスを見つけることである理由です。すなわちみなさんご自身のコストパフォーマンスの比率を見つける必要があるのです。最後となっていしまいましたが忘れてはいけない要因はトレーディングにプロダクトを使用する頻度です。それがみなさんのトレーディングシステムにとって基本的なコンポーネントとなるのか、単にときたま使うだけのツールになるのか、ということです。
この4ステップを経るとき間違いなく以下を行うこととなります。
- トレーディングターミナルに適切なセクションを選んだ。
- キーワードとタブでプロダクト検索を絞り込んだ。
- プロダクトを検証し、本質的かつ必要な詳細情報に注意を払った。
- 出来る限り役立つ適切なプロダクトの購入を決定した。
Expert Advisor購入への4つのステップ
ステップ No.1 プロダクトカテゴリーの選択
このステップはインディケータ選択の第1ステップと同じです。よってどのトレーディングターミナル向けにエキスパートを選ぼうとしているのか決めます。われわれの状況ではサブセクション エキスパートを選択します(図5)。見出しMetaTrader 5 向け売買ロボットによって選択を確認します。
図5 サブセクション「売買ロボット」の選択
ステップ No.2 必要なタブを選択しフィルターフィールドでキーワードを入力します。
この段階でみなさんの検索は上述と同様なものとなります。異なる点は、キーワード検索を行うとき、探している EA タイプと、どの EA が自分に適しているか知ることです。そのいくつかを再検討します。
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トレンド Expert Advisor
この EA はトレンドを検索し、このトレンドをトレードに適用するアルゴリズムを持つトレーディングシステムです。その動作原理は主にトレンド中のエンター、ポジション増加、トレンド終了のサインでの段階的な部分クローズにあります。このシステムのメリットは長期トレンドにおける大きな集積性ですが、デメリットはシグナルがない(平坦である)と、動作が複雑なことです。
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スキャルパ
この EA は通常低いタイムフレームで最小の収益目標で大量のディールを行うの日中のトレードに適しています。それは落ち着いたマーケットで効果的に動作します。『夜間スキャルパ』という EA タイプもあります。頻繁なクオートの変動のあるマーケットでアクティブにしてこの EA を使用すると、リスクは増えます。ニュースの時間にそのシステムを使用することはまったくお勧めしません。
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マーチンゲールに基づくExpert Advisor 平均化 Expert Advisor
マーチンゲールの原理は、一般的に、損失がある場合、前回のトレードで発生した損失をすべてちゃらにする収益をともなってオープンしているポジションがクローズするまでロットを増やすことに基づいています。この戦略はひじょうにリスクの高いものですが、それでもやはりポジションが収益を伴ってクローズするときちんとした収入を生むことがあります。そのようなトレーディングシステムは明確に、損失が出た場合、長期にわたりロット増加を継続するだけの大きなデポジットを必要とします。
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マルチ通貨 Expert Advisor
これは同時に複数の通貨ペアを追跡しトレードするシステムのアルゴリズムです。このEA にはひとつ重要なメリットがあります。リスクの分散です。それはどういうことでしょうか?あるシンボルについてトレードしているとき、収益と損失はこのシンボルについて拡大していきます。そして、複数シンボルを使うシステムはあるシンボルのドローダウン/損失を別のシンボルの収益で補い、出来る限り結果を出すこともあります。それがマルチ通貨を使用することで、リスクを減らす理由です。
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複合 Expert Advisor
これは複数のトレーディング戦略を使用するEA です。そのシステムのリスク、収益性、非収益性は主に選択した戦略に依存します。
よって、どのシステムを探しているかを決め、そらなる検討のために候補を選びます。
ステップ No.3 分析、検証、その後の選択
このステップでは、分析と Expert Advisor 同士の比較のために比較の基準と根拠を判断します。このために以下のように明確な要件を系統だててみます。
- 自動化システムでトレードするときに許容できるリスクそれはデポジットが許容できるドローダウンで決まることが多いものです。
- トレードインスツルメント、セッション、時間、タイムフレームはが使用される EA 項目です。すべてのシステムがすべての基準に適しているわけではありません。
- 予想収益予想する変動、それ以上に損失は、心理的、財政的どちらでも、はみなさんが負うものであることを念頭に置きます。
- トレードで遣うデポジット
- ブローカーとトレードアカウントタイプ
例
- リスク:トレードごとにデポジットの 2% 最大許容ドローダウン:デポジットの 20%
- 通貨ペア:EURUSD、ヨーロッパセッション、タイムフレーム - H1
- おおよその収益:月間10-15%
- デポジット:300 USD.
- 標準ドルアカウント5 桁フローティングスプレッドは 0.3~最大レバレッジは 1:500
説明、トレード条件、初期デポジットまたは推奨デポジットの条件、トレードアカウントの条件を理解したら、自分に適さないとレーティングシステムを購入することにならないよう、よく注意することです。
上記の条件を満たすかどうか、選択した EA の説明書きや特質を検討します。プロダクトの添付ビデオやスクリーンショットは追加情報を提供してくれます。バックテスト結果を見て、プロダクトのお試しバージョンでご自身のストラテジーテスタでこの結果を確認するのも役に立ちます。より詳細な情報は記事 購入前に売買ロボットを検証する方法にあります。
モニター関数内で実アカウントの動作を示すのにトレードシグナルサービスがどんどん使われるようになってきています。履歴と実アカウントでの動作比較は特に価値があります。それにより、刻々と変化する条件下でシステムの動作と安定性を判断することができます。規準を決め、システム動作とモニタリングの検証結果を検討したら、不適切なプロダクツのかなりの部分はふるい落としました。
ステップ No.4 ベストプライスのプロダクト選択
MetaTrader 「マーケット」はひじょうに柔軟な購入方法を提供しています。そのメリットを見ていきます。図6 は Expert Advisor 購入の方法と選択肢を例示しています。買う ボタンで期限なしで10 回起動できるプロダクトを購入することができます。またプロダクトをレンタルすることもできます:期間制限ありの EA のフル機能コピーです。レンタルは1ヶ月間興味あるプロダクトを検証するにはよい方法です。または6か月または12か月の中期間のトレーディングシステムの EA を購入するのもよいでしょう。
図6 Expert Advisors 購入オプション
最後の基準を決めたら、すなわち価格と品質基準を判断したら希望のプロダクトを選択します。記事 MQL5.community Payment Systemがアカウントを補給するのに役立ちます。カラー写真、魅力的な名前、感情に任せるのではなく、Expert Advisor を選択するために系統だったアプローチをするのには数多くのメリットがあります。そのようはアプローチは意志をもった知的で論理的で合理的な選択を手助けしてくれます。
- 正しいタイプの EA を選択します。
- 希望のプロダクトの基準とファクターを決定します。
- 候補のプロダクツすべてにたいし知的分析を行います。
- 便利な購入方法を選びます。
- ほんとうに必要なプロダクトを選んだことを確認します。
おわりに
本稿はプロダクツの検索、検討、評価の際の根本原則を取り上げました。デジタル商品を購入する際のより知的で合理的な判断をする手法を提供しました。信頼性があり成功しているオンラインストア、MetaTrader マーケットのような、は顧客のみなさまに必要とするものを見つけ、デジタル購入を気に入っていただける機会を提供することに関心を向けているのです。
MetaQuotes Ltdによってロシア語から翻訳されました。
元の記事: https://www.mql5.com/ru/articles/1776
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