MathArctan2

タンジェントが2つの指定された数値の商である角度(ラジアン単位)を返します。

double MathArctan2(
double y     // 点のY座標
double x     // 点のX座標
 );

パラメータ

y

[in]  Y 座標値

x

[in]  X 座標値

戻り値

MathArctan2 は MathTan(θ)=y/x になるような -ππ ラジアンの角度 θ を返します。

以下にご注意ください。

  • 第1象限の (x, y) では、0< θ < π/2になります。
  • 第2象限の (x, y) では、π/2< θ ≤ πになります。
  • 第3象限の (x, y) では、-π < θ < -π/2になります。
  • 第4象限の (x, y) では、-π/2 < θ < 0になります。

象限の境界上の点の場合、戻り値は次のとおりです。

  • yが0でxが正の場合はθ= 0。
  • yが0でxが負の場合はθ = π
  • yが正でxが0の場合はθ = π/2。
  • yが負でxが0の場合はθ = -π/2。
  • yが0でxが0の場合はθ = 0。

注意事項

MathArctan2() 関数の代わりに atan2() 関数が使用可能です。