Return 演算子
return 演算子は実行中の 関数 を終了して、制御を呼び出し元のプログラムに返します。式の演算結果は呼び出し元の関数に返されます。式は代入演算子を含むことが出来ます。
例:
int CalcSum(int x, int y)
{
return(x+y);
}
|
void 型の戻り値を持つ関数では、式の部分を含まない return 演算子が使用されるべきです。
void SomeFunction()
{
Print("Hello!");
return; // この演算子は省ける
}
|
関数の右中括弧は、式の部分を含まない return 演算子の実行を暗黙的に示します。
返せるものとしては、基本データ型、基本構造体、及びオブジェクトポインタがあります。return演算子は、配列、クラスオブジェクトや複合構造体の変数を返すことは出来ません。
参照
変数の初期化、変数のアクセス権スコープとライフタイム、オブジェクトの作成と解徐