For 反復演算子

for 演算子は、3 つの式と実行可能な演算子で構成されています。

for(式 1 ; 式 2 ; 式 3 )
  演算子;

式 1 はループ初期設定を記述します。式 2 はループの終了条件をチェックします。式 2 が true の場合、ループ本体の for が実行されます。ループは式が false になるまで繰り返します。 式 2 がfalse の場合、ループは終了し、制御は次の演算子に与えられます。式 3 は、各反復の後で計算されます。

for 演算子は次の演算子の連続に相当します。

式1;
while(式 2 )
 {
  演算子;
  式 3 ;
 };

 

for 演算子では 3 つのうちのどの式も同時に省くことは出来ますが、間にあるセミコロン( ; )を省くことは出来ません。式 2 が省略された場合、式 2 が常に true であると見なされます。for(;;) 演算子は while(1) 演算子と同等の連続ループです。式 1 または 3 はそれぞれコンマ( , )演算子によって結合された複数の式から成り立つことが出来ます。

注意事項

ループの反復数が多いと予期される場合は IsStopped() 関数を使用して強制的なプログラム終了を確認することをお勧めします。

例:

for(x=1;x<=7000; x++)
 {
  if(IsStopped())
    break;
  Print(MathPower(x,2));
 }
//--- 例 2
for(;!IsStopped();)
 {
  Print(MathPower(x,2));
  x++;
  if(x>10) break;
 }
//--- 例 3
for(i=0,j=n-l;i<n && !IsStopped();i++,j--) a[i]=a[j];

参照

変数の初期化変数のアクセス権スコープとライフタイムオブジェクトの作成と解徐