SymbolInfoString

指定されたシンボルの指定されたプロパティを返します。この関数には 2 つのバージョンがあります。

1. すぐにプロパティ値を返します。

string  SymbolInfoString(
  string                  name,        // シンボル
  ENUM_SYMBOL_INFO_STRING  prop_id      // プロパティ識別子
  );

2. 関数の成功に応じて、true または false を返します。成功した場合、プロパティの値は、参照によって渡された最後のパラメータに配置されます。

bool  SymbolInfoString(
  string                  name,        // シンボル
  ENUM_SYMBOL_INFO_STRING prop_id,     // プロパティ識別子
  string&                  string_var  // プロパティ値を受け取る
  );

パラメータ

name

[in] 銘柄名

prop_id

[in] シンボルプロパティの識別子(値は ENUM_SYMBOL_INFO_STRING 列挙のいずれか)

string_var

[out] リクエストされたプロパティ値を受け取るstring 型の変数

戻り値

string 型の値実行が失敗した場合、エラー 情報は GetLastError() 関数で取得出来ます。

  • 5040 – 銘柄名指定での不正な文字列パラメータの使用
  • 4301 – 未知のシンボル(銘柄)
  • 4302 – シンボルが「気配値表示」で未選択(利用可能なシンボルのリストに不在)
  • 4303 – 不正なシンボルプロパティ識別子

注意事項

最後のティック情報取得には SymbolInfoTick() の使用が推奨されます。端末が取引口座に接続されてから、相場が一つも出ていない可能性があります。このような場合には、リクエストされた値は不定となります。

ほとんどの場合は SymbolInfoTick() 関数の1 回の呼び出しで、ユーザの買値、売値、最終値、ボリューム、また最後のティックの到着時間の受信を可能にするので充分です。