- 指標スタイルの例
- 指標プロパティと関数との関係
- SetIndexBuffer
- IndicatorSetDouble
- IndicatorSetInteger
- IndicatorSetString
- PlotIndexSetDouble
- PlotIndexSetInteger
- PlotIndexSetString
- PlotIndexGetInteger
指標プロパティと対応した関数との関係
カスタム指標にはたくさんのプロパティがあります。そのうちのいくつかは必須で、常に記述の先頭に配置されます。下記が必須プロパティです。
- 指標プロットに使用されるウィンドウの表示 – indicator_separate_window または indicator_chart_window
- 指標バッファの数 – indicator_buffers
- 指標のプロット数 – indicator_plots
プリプロセッサ ディレクティブとカスタム指標作成に意図された関数を通じて設定出来るプロパティもあります。これらのプロパティと対応する機能を以下の表に記載されています。
指標サブウィンドウのプロパティに関する指令 |
IndicatorSet...() 型の関数 |
調整されたサブウィンドウプロパティの説明 |
---|---|---|
indicator_height |
サブウィンドウの高さの固定値 |
|
indicator_minimum |
IndicatorSetDouble(INDICATOR_MINIMUM, dMaxValue) |
縦軸の最小値 |
indicator_maximum |
IndicatorSetDouble(INDICATOR_MAXIMUM, dMinValue) |
縦軸の最大値 |
indicator_levelN |
IndicatorSetDouble(INDICATOR_LEVELVALUE, N-1, nLevelValue) |
N レベルの縦軸の値 |
プリプロセッサディレクティブなし |
IndicatorSetString(INDICATOR_LEVELTEXT, N-1, sLevelName) |
表示されたレベルの名称 |
indicator_levelcolor |
IndicatorSetInteger(INDICATOR_LEVELCOLOR, N-1, nLevelColor) |
N レベルの色 |
indicator_levelwidth |
IndicatorSetInteger(INDICATOR_LEVELWIDTH, N-1, nLevelWidth) |
N レベルの線の幅 |
indicator_levelstyle |
IndicatorSetInteger(INDICATOR_LEVELSTYLE, N-1, nLevelStyle) |
N レベルの線のスタイル |
プロットプロパティに関する指令 |
PlotIndexSet...() 型の関数 |
調整されたプロットプロパティの説明 |
indicator_labelN |
PlotIndexSetString(N-1,PLOT_LABEL,sLabel) |
N 番目のプロットの短縮名(データウィンドウ、及び、マウスカーソルのホーバー時にポップアップツールヒントで表示) |
indicator_colorN |
PlotIndexSetInteger(N-1, PLOT_LINE_COLOR, nColor) |
N 番目のプロットの線の色 |
indicator_styleN |
PlotIndexSetInteger(N-1, PLOT_LINE_STYLE, nType) |
N 番目のプロットの線のスタイル |
indicator_typeN |
PlotIndexSetInteger(N-1, PLOT_DRAW_TYPE, nType) |
N 番目のプロットの線の種類 |
indicator_widthN |
PlotIndexSetInteger(N-1, PLOT_LINE_WIDTH, nWidth) |
N 番目のプロットの線の幅 |
指標の共通プロパティ |
IndicatorSet...() 型の関数 |
説明 |
プリプロセッサディレクティブなし |
IndicatorSetString(INDICATOR_SHORTNAME, sShortName) |
端末でCtrl+Iを押すことによって表示される指標リストでの指標の短縮名を設定します。 |
プリプロセッサディレクティブなし |
IndicatorSetInteger(INDICATOR_DIGITS, nDigits) |
小数の桁数として、指標値の表示に必要な精度を設定します。 |
プリプロセッサディレクティブなし |
IndicatorSetInteger(INDICATOR_LEVELS, nLevels) |
指標ウィンドウのレベルの数を設定します。 |
indicator_applied_price |
このプロパティはプリプロセッサディレクティブのみで設定可能で関数はありません。 |
指標計算に使用されるデフォルトの価格型。OnCalculate() の1 番目の種類が使用された時のみ、必要に応じて指定されます。 プロパティ値は指標プロパティダイアログの「パラメータ」タブの「適用価格」で設定します。 |
プリプロセッサではレベルやプロットの番号付けが1から始まる一方、関数で同じプロパティを使用する場合番号付けが0から始まることには留意されるべきです。
対応する関数のないディレクティブはいくつかあります。
ディレクティブ |
説明 |
---|---|
indicator_chart_window |
メインウィンドウでの指標の表示 |
indicator_separate_window |
別のサブウィンドウでの指標の表示 |
indicator_buffers |
必要な指標バッファの数 |
indicator_plots |
指標でのプロットの数 |