新しいEAの最初の30日 — 何を測り、何を無視するか

18 9月 2026, 04:00
Kenichiro Sakamoto
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EA購入がうまくいかなくなるのは、たいてい最初の1か月です。そしてその原因のほとんどは戦略ではありません。「自分は今、何を見ているのか」を事前に決めていなかったことです。最初の30日で何をすべきかを書きます。こうしておけば、何が起きても必ず何かが分かります。

1週目: 儲かることではなく、動くことを確認する
後で使うつもりの設定そのままで、デモに入れてください。確認するのは4点で、どれも利益ではありません。端末を再起動しても生き残るか。週末を挟んで再接続するか。銘柄名が自分のブローカーの接尾辞と一致しているか。ログが「判定している」ことを示しているか、それとも沈黙しているだけか。デモで週末を越えられないEAは、実弾でも越えられません。

始める前に、期待値を書き出す
商品ページから、想定取引頻度・平均保有時間・公表されている最大ドローダウンを書き写します。目に入る場所に置いてください。3週間後、あなたは観測結果に対して「これはこういう理由だ」と説明をつけたくなります。意見を持つ前に書いた数字だけが、その誘惑への唯一の防御になります。

2〜3週目: 損益ではなく、パターンを比べる
取引件数を数える。保有時間を見る。主張どおりの時間帯で取引しているか確かめる。テストはこれで全部です。口座は増えているか減っているかしていますが、このサンプル数ではその金額に意味はありません。にもかかわらず人はその数字でEAを裁こうとします。無視してください。裁く基準は「売られた説明どおりに振る舞っているか」だけです。

意味のある結論は3つしかない
1か月後、あなたは3つの状態のどれかにいます。説明どおりで、勝っている——結構ですが、まだほとんど何も分かっていません。サンプルが短すぎます。説明どおりで、負けている——これは正常で想定内であり、人が誤って手放すのがまさにこのケースです。説明どおりでない——本当の発見はこれだけで、勝っていようが負けていようが関係ありません。取引件数や時間帯の食い違いは、止めて売り手に問い合わせる理由になります。想定範囲内の負けは、理由になりません。

1か月目は設定を変えない
調整するたびにサンプルはゼロに戻り、積み上げてきた比較が壊れます。負けた週の後に損切り幅を広げたなら、あなたが知っているのはもう「EAの挙動」ではありません。「負けた週に対する自分の反応の挙動」です。後で変更するなら変更ログを残してください。ただし最初の1か月は触らないことです。

実弾へ移すとき: サイズだけ下げ、設定は変えない
入金口座へ移すときに変えるのは1つだけ、ロットです。同じ銘柄、同じ時間帯、同じパラメータ、小さいサイズ。それでリアルの結果がデモと乖離したなら、原因は約定——スプレッド、スリッページ、フィル——に絞り込めたことになります。それこそデモの1か月では分からないことであり、あなたが突き止めるべきだったことです。

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