多くの人が、売り手に対して答えようのない質問をしています。「どれくらい儲かりますか」は誠実には答えられません。答えはブローカーとリスク設定と、たまたま巡ってきた相場で変わるからです。ここでは、答えられる質問を7つ挙げます。まっとうな回答がどういうものかも併せて書きます。
1. 何を、いつ取引しますか
返ってくるべきは、通貨ペアと時間帯です。「どの通貨でも、いつでも」なら、その戦略には主張がありません。エッジは必ず特定の場所に宿ります。ある銘柄のスプレッド特性、あるセッションのボラティリティ、レンジ抜け後の値動きの癖。EAが必要とする条件を言えない売り手は、条件を見つけたのではなく、曲線を見つけただけです。
2. 取引頻度はどれくらいですか
数字が要ります。稼働1週目に「説明どおり動いているか」を自分で判定するためです。週2回と1日2回はまったく別の商品で、見せられた資料と一致するのは片方だけです。食い違いを早期に捕まえるうえで、この数字が一番役に立ちます。
3. 観測した最大ドローダウンは何%で、期間はどれだけですか
%だけでは意味を持ちません。3か月で12%と3年で12%は別の戦略の説明です。最悪の日がいつだったかを聞き、その週に相場で何が起きていたかを確かめてください。
4. マーチンゲール・グリッド・ナンピンを使いますか
これらが自動的に悪いわけではありません。ただし資産曲線の意味が変わります。ナンピンが生む滑らかな曲線は、崩れるその瞬間まで滑らかです。「使う」なら、連鎖で何ポジションまで建つのか、最も深いところを生き残るのに口座はいくら要るのかを聞いてください。
5. 今見せられている結果は、どの設定で出たものですか
期間・初期残高・リスク・ロットモード・具体的なsetファイル。自分では絶対に回さないリスク水準の結果は、自分にとっての結果ではありません。同じ絵を再現できないなら、その絵は飾りです。
6. フォワード口座はリアルですか、デモですか
どちらも情報にはなりますが、主張の中身が違います。デモ口座はロジックが動き、取引パターンが一致していることは示しますが、約定については何も証明しません。売り手なら、聞かれる前にどちらかを明言すべきです。
7. 取引すべきでないとき、EAは何をしますか
良いEAはほとんどの時間ノーポジションです。どういう条件で見送るのか——スプレッド拡大、セッション外、指標前後、シグナル無し——を聞き、丸一日動かなかったときにログをそのリストと突き合わせてください。理由を説明できる沈黙は、故障ではありません。
なぜこの7つなのか
どれ一つとして予測を求めていません。すべて、すでに分かっていて、すでに測られていて、稼働2週間で自分で検証できることだけを聞いています。7つとも素直に答える売り手は、自分を縛る材料をこちらに渡してくれています。大きな数字より、そのほうが価値があります。
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