バックテストは約束ではなく主張 — フォワード結果と誠実に比べる方法

15 9月 2026, 04:00
Kenichiro Sakamoto
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バックテストは約束ではなく、主張です。「この価格系列で、このスプレッドモデルと約定条件のもとでは、このルールはこの資産曲線を描いたはずだ」と言っているにすぎません。その条件はどれもフォワードでは変わります。そして失望の大半は、この差から生まれます。

テスターが再現できないもの
リクオートと拒否。ブレイクアウトが入りたいまさにその瞬間に広がる変動スプレッド。シグナルから約定までの遅延。ブローカー側のストップレベル。端末の停止・再起動・回線切断。テスターには存在しないライブのカレンダーを参照するニュースフィルター。これらはレポートの項目としては現れません。全取引に薄く広がった「少し悪い曲線」として現れます。

誠実な比較は「大きさ」ではなく「形」
フォワードの利益がバックテストと一致することを期待するのは、そもそも問いの立て方が違います。サンプルが短すぎて何も言えないからです。見るべきは、説明どおりに振る舞っているかです。想定した頻度で取引しているか。想定した時間だけ保有しているか。損失の大きさは想定内か。公表したドローダウンの範囲に収まっているか。週2回のはずが1日2回取引しているなら、損益欄が何を示していようと、そのEAは自分の説明を破っています。

短期のフォワードは見た目ほど何も証明しない
数週間の結果は、数えるほどの取引数です。この程度のサンプルでは運が支配します。本物のエッジを持つ戦略が普通に負けますし、エッジの無い戦略が普通に勝ちます。これは両方向に効きます。だから私たちは、良い短期結果を検証済みとは扱いませんし、悪い短期結果を否定の証拠とも扱いません。

私たちが公開しているもの
実ティックデータと実スプレッドでのバックテストを、期間・初期残高・使用設定とともに公開しています。フォワード口座も運用し公開していますが、それらはデモ口座であると明記しています。実際にデモ口座だからです。デモ口座は、最も重要な約定とスリッページの現実味を取り除いてしまいます。ですから私たちはそれを、収益性の証明ではなく、挙動と稼働状況についての材料として提示します。どの種類の口座で出た曲線かを言わずに曲線だけを見せる相手は、あなたに推測を求めています。

当社の売上上位3本: GOLD NEURON (AI) https://www.mql5.com/ja/market/product/187329 · ATLAS PORTFOLIO https://www.mql5.com/ja/market/product/182751

公開しているバックテストには期間・残高・設定を明記し、フォワード口座は掲載箇所すべてでデモ口座と明記しています。一覧はこちら: fxea365.com/ea/ranking