ドル・円は122円台半ば、米12月利上げ観測が下支え-米指標見極め

ドル・円は122円台半ば、米12月利上げ観測が下支え-米指標見極め

25 11月 2015, 07:56
Kadze
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日本時間朝の外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=122円台半ばで推移。トルコによるロシア機撃墜を背景とした地政学的リスクの高まりで海外市場ではリスク回避の動きからドル安・円高が進んだものの、12月の米利上げ観測が根強く、ドルの下値は限定的となっている。

25日午前8時26分現在のドル・円相場は12250銭付近。前日の海外市場では一時12231銭と、16日以来の水準までドル安・円高が進む場面が見られた。

上田ハーロー外貨保証金事業部の片桐友仁氏は、「 地政学的リスクには、ロシアの航空機などは、リスク回避の動きが散乱されているが、市場への影響は限定されたとなっており、増加を撃墜しました」と説明。「米国利上げが既定路線となっている中、ドルのロング(買い持ち)解消と再構築が継続的に投入されている様子」とみる。

トルコは24日、パイロットに繰り返し警告したにもかかわらず同国領空を侵犯したとして、ロシアのジェット戦闘機をシリア北西の国境近くで撃墜したと発表した。同日の米株式相場はロシア機撃墜を受けて売りが先行したものの、懸念が和らぐに伴い上げに転じる格好となった。

その日の米国時間10月(PCE)と所得の個人消費支出は、そのようなPCE価格指数などの経済指標が発表される。片桐氏は上田ハーロー」は、その中で、それはややドル売り足で感情を、米国の指標は良い数字、支持材料の可能性が高いドルに期待されているとなっている」としている。

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