Local Trade Sync Copier
- ユーティリティ
- バージョン: 1.7
- アクティベーション: 10
Local Trade Sync Copier は、同じPCまたはVPS上で動作するMetaTrader 5口座間の取引を自動同期するためのローカルトレードコピー・ユーティリティです。
1つのコピー元口座から1つのコピー先口座への1対1同期だけでなく、1つのコピー元口座から複数のコピー先口座への1対多同期にも対応しています。
本製品は売買シグナルや売買戦略を提供するEAではありません。
A口座をコピー元、B口座をコピー先として設定し、A口座の取引状態をB口座へ同期します。
主な特徴
・同じ1つの製品をPublisherモードとReceiverモードで使用
・1つのA口座から1つまたは複数のB口座へ同期可能
・各B口座を独立して管理
・B口座ごとにロット設定やシンボルマッピングを個別設定可能
・同一PCまたは同一VPS上のMT5間でローカル同期
・外部コピーサーバー不要
・複数銘柄の同時同期
・コピー元とコピー先で異なるシンボル名に対応
・成行BUY / SELLの同期
・全決済の同期
・部分決済および保有数量変化の同期
・SL / TPの設定、変更、解除を同期
・指値注文、逆指値注文、Stop Limit注文に対応
・待機注文の価格、SL、TPなどの変更を同期
・固定ロット倍率方式
・口座残高比率によるロット計算方式
・契約サイズの自動補正
・異なる口座通貨間の換算機能
・セント口座などに利用できる口座単位補正
・最小ロット未満の処理を選択可能
・ロットステップに合わせた切り下げ、または最近傍丸め
・大きな目標ロットを複数注文へ分割可能
・新規、同期、決済それぞれに価格差制御を設定可能
・発注や決済に失敗した場合の自動再試行
・コピー元データが古くなった場合の安全停止
・Magic Number、Position Identifier、内部マッピングを利用した取引管理
・手動取引や他EAの取引との分離を考慮した設計
動作方式
同じ製品を各MetaTrader 5ターミナルに設置します。
コピー元:
A口座
OperatingMode = COPIER_ACCOUNT_A_PUBLISHER
コピー先:
B口座
OperatingMode = COPIER_ACCOUNT_B_RECEIVER
A口座と、A口座から取引を受け取るすべてのB口座には、同じChannelNameを設定します。
A口座が取引情報をMetaTrader 5の共通ファイル領域へ書き込み、各B口座がその情報を個別に読み取って同期します。
1対多コピーの構成例
同じPCまたはVPS上で、次のような構成が可能です。
MT5 A:
A口座 / Publisher
MT5 B1:
B口座1 / Receiver
MT5 B2:
B口座2 / Receiver
MT5 B3:
B口座3 / Receiver
A口座で新しい取引が発生すると、B1、B2、B3がそれぞれ独立してA口座の状態を読み取り、自身の設定に基づいて取引を同期します。
各B口座は独立した管理データを使用するため、B1のポジション管理とB2、B3のポジション管理が混在しないよう設計されています。
また、各Receiverで個別の設定を使用できます。
例:
B1:
LotMultiplier = 1.0
B2:
LotMultiplier = 0.5
B3:
LotSizingMode = LOT_BALANCE_RATIO
このため、同じA口座をコピー元として使用しながら、コピー先口座ごとに異なるロット管理を行うことができます。
重要な動作条件
・A口座とすべてのB口座のMT5は、同じPCまたは同じVPS上で動作している必要があります。
・各口座はそれぞれ別のMT5ターミナルで使用してください。
・別々のPC、または別々のVPS間をインターネット経由で接続する製品ではありません。
・B口座はヘッジ方式の口座が必要です。B口座のネットティング方式には対応していません。
・A口座は1つのChannelNameにつき1つのPublisherとして使用してください。
・各B口座では1つのChannelNameにつき1つのReceiverを使用してください。
・A口座とB口座では、原則として同じ原資産をマッピングしてください。
・B口座ではアルゴリズム取引を許可する必要があります。
・実際の約定価格、スプレッド、Stop Level、Freeze Level、最小ロット、最大ロットなどはブローカーによって異なるため、A口座とB口座で完全に同一の約定結果になることを保証するものではありません。
シンボルマッピング
複数銘柄はカンマ区切りで設定できます。
例:
A口座:
SourceSymbols = EURUSD,XAUUSD,USDJPY
B口座:
SourceSymbols = EURUSD,XAUUSD,USDJPY
DestinationSymbols = EURUSD,XAUUSD,USDJPY
コピー先ブローカーでシンボル名にサフィックスがある場合も設定できます。
例:
SourceSymbols = EURUSD,XAUUSD
DestinationSymbols = EURUSD+,XAUUSD+
複数のB口座を使用する場合、それぞれのReceiverでDestinationSymbolsを個別に設定できます。
ロット計算
LOT_FIXED_MULTIPLIER:
A口座のロットにLotMultiplierを掛けて、各B口座の目標ロットを計算します。
LOT_BALANCE_RATIO:
A口座と各B口座の残高比率を使用してロット倍率を計算します。
必要に応じて、口座通貨換算、契約サイズ補正、口座単位補正を組み合わせることができます。
複数のB口座を使用する場合でも、各Receiverは自身の設定に基づいて独立してロットを計算します。
価格差制御
新規発注、保有数量同期、決済について、それぞれ価格差制御を有効または無効にできます。
価格が指定した許容範囲外の場合、取引を即座に破棄するのではなく、条件が許容範囲へ戻るまで再試行できます。
安全機能
コピー元のデータ更新が停止した場合、古いデータを誤って最新状態として処理しないため、Receiver側の同期処理を一時停止します。
発注、部分決済、全決済、待機注文変更、SL / TP変更などが失敗した場合も、対応関係を維持したまま再試行します。
各B口座は独立したマッピング情報を使用して管理されます。
初めて使用する場合
最初はデモ口座で動作確認することを強く推奨します。
1. 同じPCまたはVPS上で必要な数のMT5ターミナルを起動します。
2. 各MT5にLocal Trade Sync Copierを設置します。
3. A口座をPublisherに設定します。
4. B口座をReceiverに設定します。
5. A口座とすべてのB口座で同じChannelNameを指定します。
6. 各ReceiverのSourceSymbolsとDestinationSymbolsを設定します。
7. 各B口座のEnableTradingを有効にします。
8. 小さいロットでコピー動作を確認します。
B口座を追加したい場合は、同じPCまたはVPS上で新しいMT5ターミナルを用意し、同じChannelNameを設定したReceiverを追加します。
注意事項
本製品は取引戦略、売買シグナル、投資助言、または利益を提供するものではありません。
コピー元で行われた取引をコピー先口座へ同期するためのユーティリティです。
ブローカーごとの取引条件、PC/VPSの状態、スプレッド、スリッページ、証拠金、ロット制限、取引時間などにより、コピー元とコピー先の結果には差が生じる場合があります。
複数Receiverを使用した場合も、それぞれのブローカーや口座条件によって約定結果が異なる場合があります。
実運用前に必ずデモ口座で設定と動作を確認してください。
公式ユーザーマニュアル
詳しいセットアップ手順、全入力パラメータの説明、SL/TP同期、ロット設定、トラブルシューティングについては、公式ユーザーマニュアルをご覧ください。
Local Trade Sync Copier v1.07 - Official User Manual
[https://www.mql5.com/ja/blogs/post/774152]
