文字列の変換操作でのコードページの使用

string 変数を char 型 の変数と相互に変換する場合、MQL5 は、デフォルトでは、Windows オペレーティングシステムの現在の ANSI エンコーディング(CP_ACP)を使用します。異なる種類のエンコーディングは CharArrayToString()StringToCharArray() 及び FileOpen() 関数の追加パラメータとして指定することが出来ます。

表は、いくつかの最も人気のあるコードページのための内蔵された定数を示します。他のコードページは、ページに対応するコードで指定することが出来ます。

コードページの内蔵定数

定数

説明

CP_ACP

0

現在の Windows ANSI コードページ。

CP_OEMCP

1

現在のシステムの OEM コードページ。

CP_MACCP

2

現在のシステムの Macintosh コードページ。

注意事項:現代の Macintosh コンピュータはエンコーディングに Unicode を使用しているため、この値は、主に以前に作成したプログラムコードで使用され、今は使用されていません。

CP_THREAD_ACP

3

現在のスレッドの Windows ANSI コードページ。

CP_SYMBOL

42

シンボルコードページ。

CP_UTF7

65000

UTF-7 コードページ。

CP_UTF8

65001

UTF-8 コードページ。

参照

クライアント端末プロパティ