ファイルプロパティ

FileGetInteger() 関数はファイルプロパティの取得に使用されます。ENUM_FILE_PROPERTY_INTEGER 列挙からの必要なプロパティの識別子は、呼び出し時に渡されます。

ENUM_FILE_PROPERTY_INTEGER

ID

ID 説明

FILE_EXISTS

ファイルの存在をチェック。

FILE_CREATE_DATE

作成日。

FILE_MODIFY_DATE

最終更新日。

FILE_ACCESS_DATE

最終アクセス日。

FILE_SIZE

ファイルのバイトサイズ。

FILE_POSITION

ファイル内のポインタ位置。

FILE_END

ファイル終了の記号を取得。

FILE_LINE_END

行終了の記号を取得。

FILE_IS_COMMON

ファイルを全ての端末の共有フォルダ( FILE_COMMON を参照)で開きます。

FILE_IS_TEXT

ファイルをテキスト( FILE_TXT を参照)として開きます。

FILE_IS_BINARY

ファイルをバイナリ( FILE_BIN を参照)として開きます。

FILE_IS_CSV

ファイルを CSV( FILE_CSV を参照)として開きます。

FILE_IS_ANSI

ファイルを ANSI( FILE_ANSI を参照)として開きます。

FILE_IS_READABLE

開かれたファイルが読み込み可能( FILE_READ を参照)。

FILE_IS_WRITABLE

開かれたファイルが書き込み可能( FILE_WRITE を参照)。

FileGetInteger() には 2 つの呼び出し方があります。1 つ目はファイルプロパティの取得に使用され、FileOpen()  関数でファイルを開く際に取得されるハンドルが指定されます。これで、ファイルの全てのプロパティの取得が出来ます。

2 番目の呼び出しでは FileGetInteger() はファイル名でファイルのプロパティの値を返します。このオプションを使用して取得出来るのは次の一般的なプロパティのみです。

  • FILE_EXISTS – 指定された名称のファイルの存在
  • FILE_CREATE_DATE – 指定された名称のファイルの作成日
  • FILE_MODIFY_DATE – 指定された名称のファイルの更新日
  • FILE_ACCESS_DATE – 指定された名称のファイルの最終アクセス日
  • FILE_SIZE – 指定された名称のファイルサイズ

上記に指定された以外のプロパティを取得しようとすると FileGetInteger() の2 番目の呼び出しオプションは、エラーを返します。