販売者に届く問い合わせで最も多いのは、言い回しは違えど「EAが取引しません」です。そしてほとんどの場合、EAは設計どおりに動いています。問題は、外から見ると「待っているEA」と「壊れたEA」が区別できないことにあります。どちらも何もしないからです。
何もしないことは、故障ではなく判断
チャネルを抜けたときだけ発注するブレイクアウト系は、レンジ相場では何日も動きません。取引時間帯を持つEAは、一日の大半が構造的に待機です。バックテストは数年を1枚のチャートに圧縮するため、この待ち時間が見えなくなります。8年で300取引は、およそ10日に1回。その間隔はサマリー表には現れません。
実際に多い理由(頻度の高い順)
エントリー条件が成立していない。現在時刻が許可時間外。スプレッドが上限を超えている(ゴールドのロールオーバー前後で頻発)。ニュースフィルターが新規を停止している。日次損失や連敗のガードが翌セッションまで停止させている。残高が銘柄に対して小さく、計算ロットが0に丸められた。週末。「異常」を疑うのは、これらを全て潰したあとです。
沈黙は設計上の欠陥
待機の理由を出さないEAを、私たちは未完成とみなします。利用者が「死んでいるEA」と区別できないからです。私たちのEAは、見送るたびに理由と実測値をログに書きます。実測スプレッドと上限、指標の実値と閾値、回避した指標名。さらに1時間ごとに残高・有効証拠金・建玉数のハートビートを出すので、端末が生きているかどうかは1時間以内に判別できます。
2分でできる確認
エキスパートタブを開き、最後の数行を読んでください。条件が書かれていれば、EAは生きていて待っている状態で、どのルールが止めているかもそこに書かれています。市場が開いているのに何時間も出力が無い場合は、それこそ報告すべきケースです。そしてログがあれば、それは推測ではなく具体的な質問になります。
当社の売上上位3本: GOLD NEURON (AI) https://www.mql5.com/ja/market/product/187329 · ATLAS PORTFOLIO https://www.mql5.com/ja/market/product/182751
当社の公開EAは、見送りの理由を実測値と閾値を並べてログに残すことを必須にしています。黙って待つEAは、未完成だと考えています。一覧はこちら: fxea365.com/ea/ranking


