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19日午前の東京外国為替市場で円相場は3日続落した。12時時点は1ドル=123円38~41銭と前日17時時点に比べ9銭の円安・ドル高で推移している。18日の米株高や、19日の日経平均株価が上昇したことで、投資家のリスク回避後退し、増加しているという事実に対応して、動きは「低リスク通貨」であることが円を売ってドルを買う動きが優先だった。
ただ、円の下値は限定的だった。18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が発表された後、ニューヨーク市場では一時約3カ月ぶりのドル高・円安水準を付ける瞬間があった。ただ、その後ドルが伸び悩んだことから「円やユーロに対し、持ち高の巻き戻しに伴うドル売りが出た」(国内証券)との見方があった。
9~12時の円の安値は123円56銭近辺、高値は123円32銭近辺で、値幅は24銭程度だった。
円は対ユーロで4営業日ぶりに反落した。12時時点は1ユーロ=131円95銭~132円04銭と同64銭の円安・ユーロ高で推移している。
ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反発した。12時時点は1ユーロ=1.0694~98ドルと同0.0044ドルのユーロ高・ドル安で推移している。