日経平均は小幅続伸、一時1万9800円回復

日経平均は小幅続伸、一時1万9800円回復

18 11月 2015, 13:34
Yamaguchi Katashi
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東京株式市場で日経平均はやや値上がりした。一時的に1万9800円台となり、8月20日以来、約3カ月ぶりの株価となった。為替が1ドル123円台と円安で推移したことが要因となった。しかし午後にパリでの発砲事件などが伝わると指数は伸び悩んだ。TOPIXは一時マイナスになった。

米系、欧州系証券などの先物について買いが目立っていたことや円安を背景に、朝から主力株は買い優勢となった。日経平均は前日比で一時的に200円超の上昇となった。トヨタなど自動車株が順調に推移。日銀が翌日まで金融政策決定会合を開催していることを背景に、追加緩和への期待から不動産関連やノンバンクも上昇した。

ただ「午前11時に日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(ETF)(1570.T)の1万6500円付近に数十万口の売り注文が並んでいた」(国内証券)ことが、伸び悩んだ理由だ。

こうしたなか、米国からパリに向かっていたエールフランス機2便が、安全性の問題により目的地を変更した。さらにパリ北部サンドニ地区で警察の特殊部隊が同時テロの容疑者捜査中に発砲した。これらにより株価は小幅高で取引を終えた。

「ここ数週間は海外投資家の買い越しが日本株を支えていたが、それも徐々に縮小しつつある可能性がある。2万円付近では利益確定売りも広がりやすい」との見方もある。

個別銘柄ではユニオンツール(6278.T)が大幅に上昇した。同社が2018年12月期まで純利益額の100%以上を株主還元するようだ。株式分割を発表したダイキョーニシカワ(4246.T)も上昇した。

一方東北電力(9506.T)が急反落。同社は17日、ユーロ建ての新株予約権付転換社債(CB)を発行し、1200億円を調達すると発表した。将来的に株式への転換を懸念した売りが出た。従業員に自社製品の購入を呼び掛けたシャープ(6753.T)も下落。一時119円を付け、1965年12月以来の安値120円を約50年ぶりに下回った。

東証1部騰落数は、値上がり797銘柄に対し、値下がりが980銘柄、変わらずが137銘柄となった。

日経平均.N225

終値      19649.18 +18.55

寄り付き    19771.86

安値/高値   19643.97─19840

TOPIX.TOPX

終値       1586.53 +0.42

寄り付き     1595.09

安値/高値    1585.79─1599.2

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