Tick Flow Market Depth Signals MT5
- インディケータ
- Konstantin Chechnev
- バージョン: 1.0
MetaTrader 5用の Tick Flow Market Depth Signals は、ティックの流れ、価格水準、合成市場深度を組み合わせて分析します。現在の取引活動と値動きを比較し、モデルの条件が満たされた場合に日中の売買シグナルを生成するインジケーターです。
Smart DOM は、価格とティックデータをもとに、市場深度をモデル化して表示します。表示されるゾーンやポジション分布はモデルによる推定であり、実際の未約定注文、他の参加者のポジション、市場全体の注文板を示すものではありません。
主な機能
- 合成市場深度。Smart DOM は価格帯ごとの活動の分布を推定し、サポートやレジスタンスとなる可能性のある領域を示します。ティック出来高、ローソク足の形、データの新しさ、価格水準付近での反応を考慮します。
- ティックの流れの分析。Flow と Tick Flow は、一定方向への値動きとティック出来高を比較します。活動が増えても価格の変化が限られる場合に、吸収の兆候を評価します。
- 価格水準。Level Brain は、すでに観測した足からサポート、レジスタンス、均衡水準を算出します。現在の足が自ら作った水準に対して、同じ足で反応を確認することはありません。
- 評価の統合。Detector と Forecast は、価格の反応の特徴と値動きの方向を分析します。AI Mesh は複数の特徴群をまとめ、総合的な評価を作成します。
- シグナルの選別。フィルターは、各モジュールの一致、モデルの確信度、現在の足の中で条件が持続しているか、シグナル間の間隔を確認します。想定される値幅を、スプレッドと利用可能な手数料の推定値と照合します。
- 仮想シナリオの追跡。シグナルの価格、目標、保護水準、終了マークを記録します。直近の結果には、スプレッドと利用可能な手数料モデルを反映します。これは分析上のシミュレーションであり、実際に約定した取引ではありません。
選択した銘柄についてブローカーが Market Depth を提供している場合、その Bid と Ask の水準を合成モデルとは別に表示します。この補助表示はブローカーから受信したデータのみを示し、Smart DOM の計算に必須のデータ源ではありません。
パネルには、各モジュールの状態、相場状況、価格水準、シナリオのパラメータ、シグナル履歴を表示します。チャートのライトテーマとダークテーマに対応します。モジュールやシグナルにマウスを重ねると説明が表示され、インターフェースの言語はターミナルの設定に従います。
使用方法と制限
起動後は、Warmup Bars で指定した準備期間が完了するまで待ってください。インジケーターを追加した後に確定した足だけが対象となり、既存の履歴データは数えません。シグナルは現在の足の中で確認され、その時点で利用可能な価格で記録されます。元データと設定が変わらない限り、確定済みの足にあるシグナルを後のデータで再計算することはありません。
検証には、ストラテジーテスターのビジュアルモードで、リアルティックに基づく全ティックのモデル化を使用してください。起動時から、準備期間と仮想的なエントリー・終了の流れを観察してください。テスターではブローカーの注文板を利用できないため、検証の対象は合成モデルとティックに基づく計算です。
Tick Flow Market Depth Signals はインジケーターであり、自動売買プログラムではありません。実際のポジションの新規建て、変更、決済は行いません。モデルの確信度を、取引で利益が出る確率として解釈しないでください。シグナル、計算上の水準、シミュレーション結果は将来の結果を保証しません。配信価格、履歴データの品質、スプレッド、手数料、ブローカーの条件が計算に影響します。注文の執行、ポジションサイズ、リスクはユーザーが判断します。
設定
シグナルと仮想シナリオ
- Signal Frequency。初期値は5、範囲は0から10です。値を下げるとシグナルが減り、上げるとより多くのシグナルを許容します。選別のしきい値とシグナル間の最小間隔を調整するもので、一定の発生頻度を設定するものではありません。
- Signal Quality。初期値は5、範囲は0から10です。値を下げると、確信度、モジュール間の一致、確認の継続時間に関する条件が緩やかになり、上げると厳しくなります。
- Trade Horizon。初期値は5、範囲は0から10です。値を下げると想定する期間が短くなり、上げると長くなります。それに応じて、目標と仮想シナリオを追跡する最長期間が変わります。
- Exit Protection。初期値は5、範囲は0から10です。値を下げると保護水準までの距離が広がり、上げると狭まります。仮想シナリオの結果を確定するルールにも影響します。
準備期間と通知
- Warmup Bars。初期値は1、範囲は1から5000です。起動後に何本の足が確定すれば準備完了とするかを設定します。
- Enable Alerts。初期値は true で、通知は有効です。新しい矢印または終了マークごとに一度通知します。ストラテジーテスターでは通知は無効です。
まずは初期設定で使用してください。その後はパラメータをひとつずつ変更し、より後の期間のデータで影響を確認してください。適した設定は、銘柄、時間足、相場状況によって異なります。
