Gold Pulse とは
Gold Pulse は金(XAUUSD)のチャート用のインジケーターです。金の相場の背景を1枚のパネルにまとめます。いまどの取引セッションで次はいつ始まるか、次の米国の重要指標、米ドル・米金利・株価が今日は金に逆らっているか追い風か、平均的な1日の値幅をどれだけ使ったか、ATR とスプレッド、3つの時間足での2本の移動平均の向きです。あわせて、キリの良い価格や前日の高値・安値など、金でよく見られる水準をチャートに引き、右側に値札を付けます。情報を表示する道具で、売買のサインは出さず、発注もしません。
無料版の Gold Pulse にはパネルのすべてと基本の水準があります。Gold Pulse PRO は、通知、週足始値と東京レンジの水準、8件までで予想・前回の値つきのカレンダー一覧、マクロ判定の内訳を見るシートを加えます。以下は、Pro のみと書いたところ以外は両方の版に当てはまります。

画像は以前の版のものです。マクロ判定の下の行は、画像の色の凡例から寄与バーに変わっています。数値は例です。
はじめに
金のチャートを開き(時間足はどれでも)、ナビゲーターの「指標」→「Market」から Gold Pulse をチャートにドラッグします。入力で Language / 言語 を選び(LANG_JP で日本語表示)、グループ Sessions (broker server hours) の6つの時刻を確かめます。時刻はお使いの端末の現地時刻ではなく、ブローカーのサーバー時刻の「時」です。既定は東京 2〜11 時、ロンドン 10〜18 時、ニューヨーク 15〜23 時なので、ブローカーの時計でのそれぞれのセッションの時刻に合わせてください。OK を押します。
パネルが左上に開き、チャートの上端に今のセッション名の入った細い帯が出ます。カレンダーは数秒待ってください。次の指標の行は最初「カレンダー取得中」と出て、その後に次の予定を表示します。ほとんどの行はマウスを重ねると、その裏の数値が出ます(見出しの行とアラートの行にはありません)。
パネルは既定で1秒ごと(Refresh seconds)に計算し直します。ティックごとではありません。経済カレンダーと、マクロのブロックが使う他の銘柄には、端末の接続が必要です。カレンダーは端末自身から読むので、Web へのアクセスや DLL は使いません。
パネルの読み方
見出しの行
左に金色の Au の丸と、名前 GOLD PULSE(Pro は GOLD PULSE PRO)、XAUUSD のバッジがあります。Au の丸をクリックすると About カード(版・ライセンスの種類・サポートの窓口)が開き、もう一度押すと閉じます。右側は外から順に、畳む、大きさ(S・M・L・XL)、線の太さ(水準の線の今の太さを金色の短い線で示し、3段で切り替わります)、隅(TL・TR・BR・BL)です。見出しのボタン以外のところをドラッグするとパネルを動かせます。ドラッグしたパネルは、隅ボタンを押すまで置いた場所にとどまります。位置・大きさ・隅・畳み・線の太さはチャートごとに記憶されます。
畳むと1行になり、今のセッション(無ければ closed)と、平均値幅に対する消化率(例 72% ADR)だけを出します。
セッション
LONDON・TOKYO・NY の3つのチップがあり、今のセッションが金色に点きます。右には次に始まるセッションと、それまでの時間(例 TOKYO in 3h 51m)が出ます。チャート上端の帯にも同じセッション名が出て、3つのどのセッションでもない時間は MARKET QUIET と出ます。
パネルが示すセッションは1つだけで、2つが重なる時間はロンドン、ニューヨーク、東京の順に優先します。既定の時刻ではロンドン(10〜18 時)とニューヨーク(15〜23 時)が重なるので、NY のチップはロンドンが終わる 18 時に点きます。右の残り時間は点いているチップとは別に、いちばん近い次の開始時刻までを数えます。15 時より前は NY in と残り時間が出て、15 時を過ぎるとロンドンの表示のまま、次の開始である東京までを数えます。セッションの時計は最後に受け取った価格の時刻なので、週末や休場中は価格が止まった時点のままになります。
次の指標
次の指標の行には、端末の経済カレンダーにある米ドルの重要度「高」の次の予定と、高 の印、残り時間(例 2h 05m)が出ます。カレンダーは1分ごとに7日先まで読み、残り時間は取引サーバーの時計で進むので、週末や休場中も止まりません。終わった予定はすぐに行から消えます。
表示する予定が無いときは、その理由を出します。「カレンダー取得中」(灰色の丸)は最初の読み込みが済むまでで、最初の読み込みに失敗しても1分間はこの表示のまま再試行します。「高影響の予定なし」はカレンダーを読めて、今後7日に米ドルの重要度「高」が無いという意味です。「カレンダー未取得」(琥珀色)はカレンダーを読めず、代わりに見せられる前回の一覧も無いという意味です。一度読めた後で更新に失敗したときは、最後に読めた一覧を残し、過ぎた予定を除いたうえで、行の予定を白抜きの丸と灰色の残り時間で示します。
行にマウスを重ねると、残り時間、重要度、カレンダーを最後に読んだ時刻(更新に失敗していれば「(更新失敗)」付き)、範囲(「今後7日」)、時刻の基準(「サーバー時刻」)が出ます。Pro では予想と前回も出ます。
行をクリックすると、パネルの横に「USD 高影響イベント · 今後7日」のシートが開きます。予定の日時(サーバー時刻)と残り時間の一覧で、見出しの下の行にカレンダーを最後に読んだ時刻が出ます。無料版は先頭の3件、Pro は8件までを出し、それより多いときは残りの件数を出します。もう一度行を押すか、右上の × で閉じます。
金を動かす要因
このブロックは、ふだん金と逆に動きやすい3つの材料、米ドル・米10年金利・株価の読み取りです。各材料は今日の始値からの変化率で、+0.03% を超えて上がっていれば金に逆風、-0.03% を超えて下がっていれば順風、その間は中立と数えます。米ドルは最大7つの主要ペア(EURUSD・GBPUSD・AUDUSD・NZDUSD・USDJPY・USDCHF・USDCAD)の変化率をドル高の向きに揃えた平均で、重みは2です。金利と株価の重みは1ずつです。重みを掛けた合計で、GOLD の横に 逆風(赤)・順風(緑)・中立(琥珀)を出し、右に逆風の材料の数(例 2/3 弱気)を出します。
その下に材料ごとのチップ(USD・10Y、株価は RISK-ON か RISK-OFF)と色の点、寄与バーがあります。寄与バーは中央の印から、逆風は左へ、順風は右へ伸び、それぞれの長さが材料の重みです。判定・チップ・バーにマウスを重ねると、変化率とスコアが出ます。
通貨ペアと銘柄は端末の中から名前で探します。EURUSD# のような短い接尾辞付きの名前も見つけます。株価指数は Risk symbol (S&P 500 CFD), blank = off で、既定は US500 です。金利の銘柄を扱うブローカーは少ないため既定は空欄です。お使いのブローカーにあれば、その名前を US 10Y yield symbol (broker-specific), blank = off に入れてください。材料が1つも見つからないときは、このブロックは出ません。これは今日の状況の読み取りで、予測ではありません。
本日レンジ
今日の金の値幅(今日の日足の高値−安値)が、直近20日(ADR averaging days)の確定した日足の平均値幅(ADR)の何%かを示します。バーは100%未満で琥珀、100%以上で赤です。下の行に両方の値が価格の単位で出ます(例 155.3 本日 / ADR 114.7)。日の区切りはブローカーの日足です。
ATR とスプレッド
ATR(14) はチャートの時間足の ATR で、確定した直前の足の値(価格の単位)です。スプレッド は今のスプレッドをポイントで示し、30 以下は緑、60 以下は琥珀、それを超えると赤です。ポイントは銘柄の最小の値刻みで、小数2桁の金なら 30 ポイントは価格で 0.30 です。色の境目はポイントで固定なので、小数3桁の銘柄ではその10分の1の値幅に当たります。
トレンドバイアス
M15・H1・H4 のそれぞれで、確定した直前の足の 20 EMA と 50 EMA を比べます。速い方が上なら上向きの矢印、下なら下向き、同じか計算前なら横向きです。右の要約は all up、all down、または 2 of 3 up のように英語で出ます。3つの時間足は固定で、2本の期間は入力で変えられます。
アラート
最後の行は通知の欄です。無料版では PRO の札が付いていて、押しても何も起きません。Pro では ON と出ます。通知の種類ごとの ON/OFF は入力で決めます。

チャートの水準線
Gold Pulse は次の水準に水平線を引き、最新の足の右に名前・価格・現在値との差を書いた札を付けます(例 PDH 2361.40 +8.2)。札の名前は英語です。キリの良い価格(RND)は、Round step ($) の倍数のうち価格のすぐ上とすぐ下に琥珀色の実線で引き、価格がまたぐと引き直します。前日の高値・安値(PDH・PDL)、前日の終値(PDC、既定は OFF)、今日の始値(OPEN)はブローカーの日足からの点線です。Pro はさらに今週の始値(WOPEN)と東京レンジ(ASIA-H・ASIA-L)を引きます。
東京レンジは、その日の東京セッションの時間の高値と安値を2本の線で示すものです。東京時間中は高値・安値が更新されるたびに線が動き、東京時間が終わるとその日の残りは固定されます。
札どうしが Tag collision gap (points) より近くなるときは、後の札を出さず線だけを引きます。見出しの線ボタンで、すべての線の太さと札の文字の大きさが変わります。キリの良い価格の線は常に1段太く引きます。
Pro のみ: 通知
Pro は6つの場面で通知できます。グループ PRO: alerts で ON/OFF でき(カレンダーの更新失敗の通知は、重要指標の前の通知と同じスイッチです)、通知は端末のアラート窓(Popup)に出て、Push を ON にして端末に MetaQuotes ID を設定していれば MetaTrader のスマートフォンアプリにも届き、常に Experts ログにも書かれます。通知の文は英語で、Gold Pulse: で始まります。
セッション開始。パネルが示すセッションが変わったとき(例 Gold Pulse: London session open)。パネルの表示に従うので、既定の時刻ではニューヨークはロンドンの終わる 18 時に通知されます。ADR 到達。本日レンジが ADR alert threshold (%)(既定 100%)に達したとき、日足1本につき1回。水準への接触。価格が引いている水準から Touch distance (points) 以内に来たとき(例 Gold Pulse: PDH touched @ 2361.40 (12 pts))。同じ水準は、価格がその距離の2倍より離れるまで鳴りません。そのため水準の前後で上下する相場では何度か鳴り、件数の大半はキリの良い価格によるものです。東京レンジは東京時間が終わってから判定し、日足・週足の始値が価格のそばに現れた瞬間は、通知せずに記憶だけします。マクロの転換。判定が逆風・順風・中立の間で変わったとき(通知の文では HEADWIND・TAILWIND・MIXED)。1分に1回、すべての材料に価格がある回だけ判定します。重要指標の前。予定ごとに1回、Minutes before event to alert(既定 15 分)前に。カレンダーの更新失敗。取得できていたカレンダーが更新できなくなったとき、1時間に1回まで、表示中の一覧を読んだ時刻とともに。
マクロの通知はマクロのブロックを、カレンダーの2つの通知は次の指標の行を表示していることが条件です。その行を OFF にすると、対応する通知も止まります。インジケーターを起動した直後の最初の判定では、セッションとマクロの変化を通知しません。ただし端末そのものを起動した直後、接続する前に、セッションの通知が1回出ることがあります。
Alert days (weekend filter) で通知を出してよい日を決めます。毎日、サーバー時計で月〜金(既定)、またはブローカーがその銘柄に定めた取引時間中だけ、のどれかです。止めた通知は Experts ログに held by the alert-days filter と書かれ、後から送られることはありません。月曜の朝にまとめて届くことはありません。
どの通知を出したかの記憶はメモリの中だけにあります。時間足の切り替え、インジケーターの付け直し、端末の再起動で記憶は消え、条件が続いていれば(本日レンジが閾値を超えたまま、価格が水準のそばにあるままなど)もう一度通知されます。
Pro のみ: カレンダーの詳細とマクロのシート
Pro のカレンダーのシートは8件までを出し、「予想」と「前回」の列を加えます。端末の経済カレンダーが公表する値で、単位(%、千、百万など)は付きません。未発表の値は -、公表された 0 は 0 と出ます。次の指標の行のホバーにも、次の予定の予想と前回が出ます(未発表のものは出しません)。
判定のバーをクリックすると「マクロ詳細 · 金を動かす要因」のシートが開きます。判定とスコアを改めて示し、材料ごとに今日の変化率、3段の強さの印、金への向き、重みを1行ずつ出し、その下に米ドルの各ペアの変化率を金から見た向きで並べます。もう一度バーを押すか × で閉じます。
全設定項目
下の表は両方の版の出荷ソースから自動で作っているので、端末の入力画面に出るすべての項目が載っています。設定名は MT5 の入力画面の表示(英語)のままです。最後の列はその項目がある版です。
General
パネルの見た目・置き場所・更新間隔の設定です。計算の結果には影響しません。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Language / 言語 | LANG_EN | パネルの見出し、ホバーの説明、カレンダーとマクロのシート、評価カードの言語です。LANG_JP ではフォントも Yu Gothic UI になります。セッションのチップ、チャート上端の帯、水準の値札、畳んだときの行、トレンドの要約、通知の文はすべて英語のままです。 選択肢: LANG_EN, LANG_JP | 無料版・Pro 共通 |
| Panel corner | C_TL | そのチャートで初めて動かすときにパネルを置く隅です。以後はパネルの隅ボタンで決め、チャートごとに記憶されます。 選択肢: C_TL, C_TR, C_BR, C_BL | 無料版・Pro 共通 |
| Panel size | SZ_L | そのチャートで初めて動かすときのパネルの大きさ(S・M・L・XL)です。以後はサイズボタンで決め、チャートごとに記憶されます。 選択肢: SZ_S, SZ_M, SZ_L, SZ_XL | 無料版・Pro 共通 |
| Corner margin (px) | 14 | パネルを隅に寄せるときの、チャートの端との間隔(ピクセル)です。 | 無料版・Pro 共通 |
| Extra right gap for the price scale (px) | 64 | 価格スケールを表示していて、パネルが右側の隅にあるときに、さらに左へ寄せる幅(ピクセル)です。価格スケールを隠しているときは使いません。右端から離れすぎると感じたら 0 にしてください。 | 無料版・Pro 共通 |
| Refresh seconds | 1 | パネル・水準・通知を計算し直す間隔(秒、最小 1)です。ティックごとには計算しません。 | 無料版・Pro 共通 |
| One-time rating reminder (after 30 min use) | true | 評価をお願いする小さなカードが自動で出ることを許します。最大3回(Pro は2回)で、最初は初回起動から45分以上たち、かつ45分(Pro は3時間)以上使った後です。false で止まります。金色の Au の丸から開く About カードは、どちらの設定でも開けます。 | 無料版・Pro 共通 |
Sessions (broker server hours)
ブローカーのサーバー時刻での各セッションの時間(時単位)です。セッション行、チャート上端の帯、東京レンジ(Pro)、セッション開始の通知(Pro)に使います。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Tokyo open (server hour) | 2 | 東京セッションの開始時刻(サーバー時刻の時、0〜23)です。東京レンジ(Pro)の開始にもなります。 | 無料版・Pro 共通 |
| Tokyo close | 11 | 東京セッションの終了時刻(サーバー時刻の時)です。この時の直前までがセッションです。東京レンジ(Pro)はこの時から確定します。 | 無料版・Pro 共通 |
| London open | 10 | ロンドンセッションの開始時刻(サーバー時刻の時)です。他のセッションと重なる時間は、パネルはロンドンを表示します。 | 無料版・Pro 共通 |
| London close | 18 | ロンドンセッションの終了時刻(サーバー時刻の時)です。既定の時刻では、重なる時間にロンドンを表示するため、NY のチップはこの時から点きます。 | 無料版・Pro 共通 |
| New York open | 15 | ニューヨークセッションの開始時刻(サーバー時刻の時)です。セッション行の残り時間は、ロンドンの表示中でもこの時刻までを数え、この時刻を過ぎると次のセッションの開始までを数えます。 | 無料版・Pro 共通 |
| New York close | 23 | ニューヨークセッションの終了時刻(サーバー時刻の時)です。3つのどのセッションでもない時間は、上端の帯が MARKET QUIET になります。 | 無料版・Pro 共通 |
Volatility
本日レンジと ATR の行の計算期間です。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| ADR averaging days | 20 | 本日レンジの行の ADR(1日の値幅=高値−安値の平均)を出すのに使う、確定した日足の本数です。 | 無料版・Pro 共通 |
| ATR period | 14 | パネルに出す ATR の期間です。ATR はチャートの時間足で、確定した直前の足の値です。 | 無料版・Pro 共通 |
Trend bias (multi-TF)
トレンドバイアスの行で M15・H1・H4 ごとに比べる2本の移動平均です。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Fast EMA | 20 | トレンドバイアスの速い方の EMA(終値)の期間です。確定した直前の足で速い EMA が遅い EMA より上なら、その時間足は上向きです。 | 無料版・Pro 共通 |
| Slow EMA | 50 | トレンドバイアスの遅い方の EMA(終値)の期間です。 | 無料版・Pro 共通 |
Key levels
チャートに引く水平線の種類と、線と値札の見え方の設定です。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Round numbers | true | 現在値のすぐ上とすぐ下のキリの良い価格(札 RND)を、琥珀色の実線で引きます。 | 無料版・Pro 共通 |
| Round step ($) | 10.0 | キリの良い価格の間隔(価格の単位。10.0 なら 2350、2360…)です。0 にすると出しません。 | 無料版・Pro 共通 |
| Prev-day High/Low | true | 前日の高値(PDH)と安値(PDL)を引きます。ブローカーの日足によります。 | 無料版・Pro 共通 |
| Prev-day Close | false | 前日の終値(PDC)を引きます。既定は OFF です。 | 無料版・Pro 共通 |
| Daily open | true | 当日の始値(OPEN)を引きます。ブローカーの日足によります。 | 無料版・Pro 共通 |
| Weekly open (PRO) | true | Pro のみ。今週の始値(WOPEN)を引きます。 | Pro のみ |
| Asian range box (PRO) | true | Pro のみ。東京セッションの高値と安値(ASIA-H・ASIA-L)を2本の点線で引きます(箱ではありません)。東京時間中は高値・安値の更新に合わせて線が動き、接触の通知は東京時間が終わってから判定します。 | Pro のみ |
| Level line thickness (1-5) | 1 | 水準の線の最初の太さです。3 より大きい値は 3 として扱います。パネルの線ボタンで 1・2・3 と切り替わり、値札の文字も大きくなります。一度ボタンを使うと、そのチャートではボタンで選んだ太さが記憶され、この入力より優先されます。 | 無料版・Pro 共通 |
| Tag collision gap (points) | 60 | 値札どうしの最小間隔(ポイント)です。既に置いた札からこれより近い札は出しません。線は残ります。 | 無料版・Pro 共通 |
PRO: alerts
Pro のみ。どの出来事で通知するか、どう通知するかの設定です。通知の文は常に Experts ログにも書かれます。文は英語です。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Alert on session open | true | パネルに表示するセッションが東京・ロンドン・ニューヨークに変わったときに通知します。パネルの表示に従うので、既定の時刻ではニューヨークはその開始時刻ではなく、ロンドンの終了時に通知されます。 | Pro のみ |
| Alert when ADR % crossed | true | 本日レンジが下の閾値(ADR に対する%)に達したとき、日足1本につき1回通知します。 | Pro のみ |
| ADR alert threshold (%) | 100.0 | ADR 通知の閾値(ADR に対する%)です。100 は本日レンジが平均と同じになったときです。 | Pro のみ |
| Alert on key-level touch | true | 価格が引いている水準に接触距離まで近づいたときに通知します。同じ水準は、価格が接触距離の2倍より離れるまで再び鳴りません。日足・週足の始値と、確定したばかりの東京レンジは、現れたその回には通知せず記憶だけします。 | Pro のみ |
| Touch distance (points) | 30 | 接触距離(ポイント)です。小数2桁の金なら 30 ポイントは価格で 0.30、小数3桁なら 0.03 です。 | Pro のみ |
| Alert on macro verdict flip | true | マクロ判定が HEADWIND・TAILWIND・MIXED の間で変わったときに通知します。チャート銘柄の M1 の新しい足ごとに1回、すべての材料に価格がある回だけ判定します。マクロのブロックを表示している必要があります。 | Pro のみ |
| Alert before high-impact event | true | USD の高影響指標の前に1回通知します。取得できていたカレンダーが更新できなくなったときも、1時間に1回まで通知します。次の指標の行(Show next high-impact event countdown)を ON にしている必要があります。 | Pro のみ |
| Minutes before event to alert | 15 | 指標の何分前に通知するかです。 | Pro のみ |
| Popup | true | 通知を端末のアラート窓に出します。 | Pro のみ |
| Push | false | 通知を MetaTrader のスマートフォンアプリへのプッシュでも送ります。端末の「ツール」→「オプション」→「通知」で MetaQuotes ID を設定しておく必要があります。 | Pro のみ |
| Alert days (weekend filter) | Monday to Friday only (server time) | 通知を出してよい日と時間です。毎日、サーバー時計で月〜金(既定)、またはブローカーがその銘柄に定めた取引時間中だけ、から選びます。止めた通知は Experts ログに書かれ、後から送られることはありません。 選択肢: Every day, Monday to Friday only (server time), Only while the broker trading session is open | Pro のみ |
Macro drivers (what moves gold)
金を動かす要因のブロックと、次の指標の行(経済カレンダー)の設定です。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Show 'what moves gold' macro block | true | 金を動かす要因のブロックを表示します。材料(ドルの主要ペア、リスク銘柄、金利銘柄のどれか)が端末に1つ以上見つかることが必要です。OFF にするとマクロの通知も止まります。 | 無料版・Pro 共通 |
| Risk symbol (S&P 500 CFD), blank = off | US500 | リスクの材料に使う株価指数の銘柄名です。この名前の後ろに短い接尾辞が付いた銘柄(例 US500Cash)も見つけます。空欄で材料から外します。 | 無料版・Pro 共通 |
| US 10Y yield symbol (broker-specific), blank = off | (空欄) | ブローカーに米10年金利を表す銘柄があれば、その名前です。既定は空欄で、この材料は使いません。 | 無料版・Pro 共通 |
| Show next high-impact event countdown (economic calendar) | true | 端末の経済カレンダーから、次の USD 高影響指標までの残り時間を示す行(次の指標)を表示し、カレンダーのシートを開けるようにします。OFF にすると指標前の通知も止まります。 | 無料版・Pro 共通 |
Identity
インジケーターが作るチャートオブジェクトの名前の設定です。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Chart object prefix | 無料版: gp_ / Pro: gpp_ | インジケーターが作るチャートオブジェクトの名前の頭に付ける文字です。外すときにこの文字で始まるオブジェクトをすべて消すので、空欄にしないでください。無料版と Pro は既定が違うので、同じチャートに両方を載せられます。 | 無料版・Pro 共通 |
無料版と Pro の違い
両方の版に共通なのは、パネル、セッションの帯、次の指標の行と3件のシート、マクロ判定とチップと寄与バー、本日レンジ・ATR・スプレッド・トレンドバイアスの行、ホバーの説明、キリの良い価格・前日・今日の始値の水準です。Pro は6種類の通知とその設定、週足始値と東京レンジの水準、8件までで予想と前回つきのカレンダーのシート、マクロのシートを加えます。2つの版は既定のオブジェクト名が違うので、同じチャートに両方を載せられます。
よくある質問
表示されるセッションが1時間以上ずれている。
セッションの時刻はブローカーのサーバー時刻です。ブローカーのサーバー時刻と手元の時刻の差を確かめ、6つのセッションの入力をその差だけずらしてください。入力は固定の時刻なので、夏時間でブローカーの時計と各市場の時差が変わったときは、もう一度合わせ直してください。
ニューヨークが始まったのに NY のチップが点かない。
既定の時刻では 15〜18 時にロンドンとニューヨークが重なり、その間パネルはロンドンを示します。NY はロンドンが終わると点きます。右の残り時間はいちばん近い次の開始時刻までを数えるので、この時間帯にはすでに TOKYO in と残り時間が出ています。
次の指標の行が「カレンダー未取得」になる。
端末の経済カレンダーを読めていません。端末が接続しているか確かめてください。パネルは1分ごとに読み直し、読めた時点で表示が戻ります。ホバーとカレンダーのシートに、最後に読めた時刻が出ます。
金を動かす要因のブロックが出ない。
材料が端末の中に1つも見つかっていません。ブローカーに米ドルの主要ペアがあるか確かめ、株価指数の銘柄名を Risk symbol (S&P 500 CFD), blank = off に入れてください。Show 'what moves gold' macro block を OFF にしているときも出ません。
線の太さの入力が効かない。
そのチャートで一度でもパネルの線ボタンを使うと、ボタンで選んだ太さが記憶され、入力より優先されます。3 より大きい値は 3 として扱います。
Pro: 水準への接触の通知が多すぎる。
大半はキリの良い価格によるものです。Round numbers を OFF にする、Round step ($) を大きくする、Touch distance (points) を小さくする、のいずれかを試してください。小数3桁の金では接触距離を確かめてください。そこでは 30 ポイントは価格で 0.03 です。
Pro: 時間足を変えたら同じ通知がまた来た。
出した通知の記憶はメモリの中だけなので、インジケーターが起動し直すと、続いている条件はもう一度通知されます。
Pro: 指標の前の通知が来ない。
Show next high-impact event countdown (economic calendar) が ON か(指標前の通知にはこれが要ります)、その日が Alert days (weekend filter) で許されているかを確かめ、Experts ログに held by the alert-days filter の行が無いかを見てください。
Panel corner と Panel size が効かない。
そのチャートにパネルの位置が保存されるまでの初期値です。以後は隅ボタンとサイズボタンを使ってください。保存された位置から始まったパネルは、隅ボタンを押すまで、チャートの大きさを変えても隅に付いて動きません。
できないこと・限界
Gold Pulse は相場を説明する道具で、予測はせず、売買のサインも出しません。マクロ判定は3つの材料の今日の始値からの動きの向きを数える単純な方法で、その日の金を実際に動かしている要因と違うことがあります。セッションと水準はブローカーのサーバー時刻と日足に従い、セッションの時計は週末や休場中に最後の価格の時刻で止まります。カレンダーは端末の経済カレンダーが使えることが前提です。ATR とスプレッドはお使いの銘柄の単位です。
自分の描画のほかに、パネルの位置を端末のグローバル変数に書き、評価カードの状態を端末共通の Common\Files フォルダの小さなファイルに残し、使う通貨ペアや銘柄を気配値表示に加えることがあります。チャートのプロパティで、チャートをオブジェクトより前面に描く設定が ON だとパネルがローソク足の下に隠れるので、それを OFF にし、外すときに元に戻します。チャートのマウス移動のイベントを ON にし、外すときに OFF にするため、同じチャートの別のパネル製品(もう一方の版の Gold Pulse を含む)のマウス操作が、その製品を付け直すまで止まることがあります。DLL と Web へのアクセスは使いません。
サポート
製品ページの Comments タブに書いてください(無料版、Pro)。銘柄・時間足・ブローカーのサーバー時刻・パネルの表示があれば十分です。Experts ログの [CAL]・[MACRO]・[ALERTS] で始まる行があれば助かります。
このガイドは Gold Pulse 2.31 と Gold Pulse PRO 2.31 について書いています。


