EU:2016年の成長・インフレ見通しを下方修正-秋季経済予測

EU:2016年の成長・インフレ見通しを下方修正-秋季経済予測

6 11月 2015, 06:38
Yamaguchi Katashi
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欧州委員会は、ユーロ圏の2016年成長・インフレ率の見通しを下方修正した。世界的な環境の厳しさに加え、原油安とユーロ安からの追い風が弱まりつつあることが理由。

欧州委が5日発表した秋季経済予測によれば、16年のユーロ圏成長率は1.8%の見込み。5月時点の予想は1.9%だった。同年のインフレ率予想は1%と、従来の1.5%から下方修正した。

これまでのところ、ユーロ圏の回復は外部からの衝撃に対して耐久性を示しているものの、景気見通しをめぐる不透明感が薄れる兆候はないと欧州委は指摘。中国経済が予想以上に減速することや米金融政策正常化を引き金とする金融市場の不安定などをリスク要因に挙げた。

一方、今年の成長率予想は1.6%であり、それは前の推定値の1.5%から引き上げた。 '171.9%と予想される。今年のインフレ率は前回予想から変更0.1%となった。17年には1.6%に加速すると予想される。

欧州委は内需が今年上向き、その勢いを短期的に維持するとみている。名目所得の上昇と購買力の向上、労働市場環境の改善がこれを支える見込み。一方、「段階的に」増加ものの投資は、それが回復の過去に比べその遅いペースを期待されている。

欧州委のドムブロフスキス副委員長は発表資料で、「この日の予測はユーロ圏経済が緩やかな回復を続けていることを示した。回復を持続させ強化するには原油安やユーロ安、欧州中央銀行(ECB)の緩和的な金融政策など一時的な追い風を活用する必要がある」と分析した
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