Gotobi Day and Tokyo Fixing Marker は、日本の五十日(gotobi)、日本時間 09:55 の東京仲値、日本の銀行休業日をチャートに印し、次の五十日を小さなパネルに表示する無料のインジケータです。主に USDJPY で東京仲値の前後に取引する方やその考えをテストする方、そして次の五十日がいつかを知りたい方に向けたものです。このマニュアルでは、MetaTrader 5 版と MetaTrader 4 版(Gotobi Day and Tokyo Fixing Marker MT4)の両方を説明します。二つは同じ印・パネル・入力項目を持ち、MT4 で違う数少ない点はその都度示します。対象はどちらもバージョン 1.00 です。
印すもの
- 五十日:毎月の5日・10日・15日・20日・25日と月末日です。そのどれかが週末や日本の銀行休業日にあたるときは、前の東京の営業日に繰り上がります。多くの日本企業が、これらの日に支払いの決済を行います。
- 東京仲値:日本の銀行が日本時間 09:55 に決める基準のレートです。五十日には、特に USDJPY で注目されます。
- 日本の銀行休業日(月曜から金曜)。12月31日と1月1日〜3日を含みます。この日は東京仲値がありません。
このインジケータは取引も価格の予測もせず、シグナルやアラートも出しません。日付と時刻を印すだけです。DLL・Web リクエスト・ファイルは使わず、どの銘柄・時間足でも動きます。

インストール
- 商品ページで Free Download(無料ダウンロード)をクリックするか(MetaTrader が開きます)、MetaTrader の「マーケット」タブ(MT5 では「ツールボックス」、MT4 では「ターミナル」ウィンドウ)で商品を探してインストールします。MT5 版と MT4 版は別の商品なので、お使いのプラットフォーム用のものをインストールしてください。
- インストールした商品は マーケット > 購入済み に一覧され、更新もそこに表示されます(「更新」)。
- ナビゲータ > Indicators > Market からインジケータをチャート(たとえば USDJPY H1)にドラッグし、「OK」をクリックします。MT5 でも MT4 でも同じ場所にあります。
- 印とパネル(左下)がすぐに表示されます。どの入力項目も、そのままで問題のない既定値になっています。

チャートとパネルの見方
- 五十日の帯:東京の一日(日本時間 00:00〜24:00)を塗ります。札には、その帯がどの日の分かが出ます:"Gotobi 15"、月末の分は "Gotobi end"、10日が週末や祝日にあたって繰り上がったときは "Gotobi 10 (moved)"。二つの日が同じ日付に重なることもあります:2027年4月30日(金)の "end+5"。
- 仲値の線(Fixing line):日本時間 09:55 の破線です。五十日には下端に "Fix 09:55" と表示されます。
- 休業日の帯:青い帯で、休業日が続くときは最初の日に "JP holiday" と表示されます。
- ツールチップ:帯や線にマウスを合わせると表示されます。2026年10月23日(金)の例:"for the 25th: Sun 25 Oct is not a Tokyo business day"(本来の日が日曜で東京の営業日ではないため、この日に繰り上がったという説明)、GMT+3 のサーバーでは "Tokyo fixing 09:55 JST = 03:55 server (Fri 23 Oct)"(東京仲値の日本時間とサーバー時刻)。休業日のツールチップには祝日の名前が出ます。
- 縮小表示にすると、札は短くなり("Gotobi 10"、さらに "10")、やがて消えます。色は暗い背景にも明るい背景にも合います。
- D1:五十日ごとにその日の数字の付いた太い線を一本、休業日ごとに青い線を一本引きます。W1 と MN1 ではパネルだけが表示されます。


- Tokyo と Server:東京の時刻(JST)と業者のサーバーの時刻、そしてその時差(たとえば GMT+3)。
- Today:"Today is a gotobi day (15th)"(今日は五十日)、"Today is not a gotobi day"(今日は五十日ではない)、"Japanese bank holiday"(日本の銀行休業日)と祝日の名前、または "Weekend in Tokyo"(東京は週末)。
- Next fixing:次の東京の営業日の仲値を、日本時間とサーバー時刻で、カウントダウン付きで表示します。その日が五十日なら、右に "gotobi" と出ます。
- Next gotobi days (Tokyo):次の三つの五十日と、それぞれがどの日の分か("20th"、"month-end"、"25th, moved")、あとどれくらい先か、その仲値のサーバー時刻。
- 最下行:使っている時差と、その求め方:"auto: live clock"(自動・ターミナルの時計から)、"auto: Friday close"(自動・金曜の引けから)、"tester: Friday close"(テスター・金曜の引けから)、"tester: manual offset"(テスター・手入力の時差)または "manual"(手入力)。
- タイトルバーをクリックすると、パネルを畳んだり開いたりできます。時間足を変えても、畳んだままになります。
入力項目
名前は「インプット」タブに表示されるとおりです。MT5 では Time conversion・Gotobi days・Tokyo fixing・Japanese bank holidays・Range and labels・Panel のグループに分かれています。MT4 ではグループに分けずに、同じ入力項目と既定値が表示されます。
| 入力項目 | 既定値 | 内容 |
|---|---|---|
| Server time zone | Automatic (live clock and Friday close)(自動:ターミナルの時計と金曜の引け) | または Manual offset (inputs below)(手入力の時差)。このときは次の二つの入力項目を使います。 |
| Manual server GMT offset in winter, hours (also the tester fallback) | 2.0 | -12〜14、15 分刻み。手入力のときと、テスターで金曜の引けが見つからないときに使います。 |
| Summer time rule for the manual offset | +1 hour during US summer time(米国の夏時間の間は一時間足す) | または None (same offset all year)(一年中同じ時差)、または +1 hour during EU summer time(欧州の夏時間の間は一時間足す)。 |
| Gotobi day mark | Shaded band(塗りの帯) | または Vertical line at the band start(帯の始まりに縦線)、または Off。 |
| Band start, Tokyo time (HH:MM) | 00:00 | 帯の始まり。 |
| Band end, Tokyo time (HH:MM) | 24:00 | 帯の終わり。始まりを 07:00、終わりを 10:00 にすると、東京の朝だけを塗ります。 |
| Band color (None = automatic for the chart background) | None | 五十日の帯または線の色。 |
| Fixing line | Gotobi days only(五十日だけ) | または Every Tokyo business day(東京の営業日すべて)、または Off。 |
| Fixing time, Tokyo time (HH:MM) | 09:55 | 線とパネルに使います。 |
| Fixing line color | 232,96,56(朱色) | 任意の色。 |
| Fixing line style | Dash(破線) | 任意の線の種類。 |
| Mark Japanese bank holidays (Monday to Friday) | true | 休業日の帯を描きます。 |
| Holiday band color (None = automatic) | None | 休業日の帯の色。 |
| Days of history to mark (1-1000) | 120 | 今日からさかのぼって印す日数。 |
| Days ahead to mark (0-60) | 14 | 先の日付を印す日数。 |
| Text labels on the chart | true | "Gotobi 15"、"Fix 09:55"、"JP holiday" の札。 |
| Label font size | 8 | 6〜24。 |
| Label color (None = automatic) | None | 自動のとき:琥珀色(五十日)、青(休業日)、仲値の線と同じ色(Fix)。 |
| Show the panel | true | パネルの表示・非表示を切り替えます。 |
| Panel corner | Left lower(左下) | 四隅のどれでも選べます。 |
| Panel distance from the corner, X (pixels) | 12 | 横方向の距離。 |
| Panel distance from the corner, Y (pixels) | 16 | 縦方向の距離。 |
Fixing line を Every Tokyo business day にした EURUSD H4:

五十日の決まり・祝日・タイムゾーン
- 日本の国民の祝日は、振替休日・国民の休日・2019–2021年の特別な日付を含めて決まりから計算するため、カレンダーのファイルも毎年の更新も要りません。春分の日・秋分の日は標準の計算式で求めます(正式な日付は、毎年2月に翌年の分が公表されます)。
- 2026年と2027年は一日ずつ確かめました:五十日 143 日と平日の銀行休業日 36 日で、内閣府の祝日の一覧から独立に計算した結果と一致しました。2004年より前は正確ではありません(2000–2003年で 9 日が違っていました)が、これが問題になるのはストラテジーテスターだけです。
- 日本時間は一年中 UTC+9 です(夏時間はありません)。変わるのは業者の時差だけです。
- 今週(MT5):ターミナルの時計から求めた「サーバー時刻 − GMT」を 15 分単位に丸めた値です。お使いのコンピューターの時計とタイムゾーンが正しければ正確です。
- 今週(MT4):MetaTrader 4 にはサーバーの時計を返す関数がないため、最新のティックのサーバー時刻をコンピューターの時計と比べます。最初の新しいティックが届くまで(たとえば週末)は、下の週ごとの表を使います。
- 過去の週:FX は金曜のニューヨーク時間 17:00 に閉まるため、各週末の前の最後の足からその週の時差がわかります(チャートの銘柄が FX の通貨ペアならその銘柄から、そうでなければ USDJPY や EURUSD など「気配値表示」にある FX の通貨ペアから)。これらの週に最もよく合う夏時間の決まり(米国式・欧州式・なし)を、未来の日付と、金曜の引けがない週に当てはめます。
- 手入力(Manual offset):冬の時差に夏時間の決まりを加えたものを、一年を通して使います。
- 夏時間の切り替えなどで時差が変わると、印は正しいサーバー時刻に置き直されます。
ストラテジーテスターでの使い方
ストラテジーテスター(Ctrl+R)を開き、インジケータ、銘柄、D1 までの時間足、期間を選んで、ビジュアルモードを使ってください。ビジュアルモードでないと何も描かれません。印とパネルはテスターの時計に従います。
テスターではターミナルの時計を使えないため、時差はテストする銘柄の金曜の引けから求めます。週末も取引される銘柄ではそれがないため、手入力の時差が使われます("tester: manual offset")。お使いの業者の冬の時差と夏時間の決まりを設定してください。
よくいただく質問
- 時刻が一時間ずれています。パネルに "auto: live clock" と出ている場合は、お使いのコンピューターの時計とタイムゾーンを確かめてください。お使いの業者のサーバー時刻が一般的でない場合は、Server time zone を Manual offset にして、冬の時差と夏時間の決まりを入力してください。
- 今日は仲値の線がありません。既定では五十日にだけ描かれます。営業日すべてに描くには Every Tokyo business day を選んでください。週末・日本の銀行休業日・D1 チャートには仲値の線はありません。
- 印が何も表示されません。印は D1 以下の時間足で、設定した過去と先の日数の範囲に描かれます。また、Gotobi day mark が Off になっていないか確かめてください。
- パネルに "auto: not detected yet" と表示されます。まだ時差を測れていません。ライブの時計がなく(MT4 では最初の新しいティックが届く前)、読み込まれた H1 の履歴にも金曜の引けがない状態です。インジケータは約二分間やり直し、その間は手入力の時差を使います。
- アラートを出せますか? EA から読めますか?いいえ。バージョン 1.00 にはアラートもインジケータバッファもなく、チャートにオブジェクトを描くだけです。次の仲値までのカウントダウンはパネルに表示されます。
商品ページ:Gotobi Day and Tokyo Fixing Marker(MT5)と Gotobi Day and Tokyo Fixing Marker MT4。ご不明な点があれば、チャートとパネルのスクリーンショットを添えて、MQL5 の個人メッセージでお送りください。



