Order Block Zones とは
Order Block Zones は、チャート上の決まった形のローソクに印を付けて、需要ゾーン・供給ゾーンとして描くインジケーターです。形とは「ATR で測った幅以上に反対側を越えて終える動きの直前にある、逆の色のローソク」で、トレーダーはこれをオーダーブロックと呼びます。見つけ方はローソクに対する固定の規則で、誰かの注文が見えるわけではなく、売買のシグナルも出しません。価格が一度触れたゾーンは薄い色にし、突き抜けたゾーンは消し、小さなパネルにゾーンの件数・最寄りのゾーン・各ゾーンに何が起きたかの履歴(History シート)を出します。
無料版の Order Block Zones は、見ている時間足で動きます。Order Block Zones PRO は、選んだ上位足1つのゾーンを2つ目の層として重ね、FVG(フェアバリューギャップ)を描き、価格がフレッシュなゾーンに近づくと通知します。以下は、Pro のみと書いた所を除いて両方の版に共通です。

クイックスタート
- チャートを開き、ナビゲーターからインジケーターをドラッグします。インジケーターなので、EA が動いているチャートにも一緒に載せられます。
- 入力画面で Language / 言語 を選びます。ほかは既定値のままで始めて構いません。Pro では銘柄に合わせて Touch distance (points) を決め(下の「通知」)、スマートフォンで受けたいときは Push notification を true にします。
- OK を押すと、チャートにゾーンが描かれ、右上にパネルが開きます。既定では2秒ごとに計算し直します。
- パネルは見出しをドラッグして動かせます。右上のボタンで隅・大きさを変えたり畳んだりできます。パネルの置き場所はチャートごとに保存されます。
ゾーンの見つけ方
最新の確定足の1本前から古い方へ見ていきます。陰線の後の数本(Break must occur within N bars、既定 3 本)の中で、最初にその陰線の高値より上で終えた足が、陰線の安値から自分の終値まで ATR の 1 倍以上(Min displacement (x ATR) to qualify)動いていれば、その陰線は需要ゾーンになります。陽線は逆向きに同じ規則で供給ゾーンになります。最初に越えた足の動きが足りなければ、そのローソクはゾーンになりません。ゾーンの幅はそのローソク1本の高値から安値まで(ひげを含む)です。
ATR は最新の確定足の値を、探す全部のローソクに使います。ボラティリティが変わると、前はゾーンだったローソクが外れたり、その逆が起きたりします。ゾーンが時間とともに出たり消えたりする理由の一つです。
盤面には新しいゾーンだけを残します。既定は無料版 5 個、Pro 8 個(Max zones kept)です。その数が見つかった時点で探すのを止めるので、古いゾーンは走査範囲の中にあってもチャートから消え、後で戻ることがあります。同じ向きで重なるゾーンは(Pro では同じ層の中で)、新しい方だけを残します。
フレッシュ・消化・消去。ゾーンは、抜けた動きより後の確定足が中に入るまでフレッシュ(未消化)です。入った時点で消化済みになって薄い色で描かれ、フレッシュには戻りません。確定足が遠い側を越えて終えると、そのゾーンは消えて戻りません。これとは別に、計算のたびに現在の価格が遠い側を越えていればその回は描かず、確定足が越えて終える前に価格が戻れば、ゾーンも戻ります。フレッシュかどうかは確定足だけで決まるので、形成中の足がゾーンに入っても、その足が確定するまではフレッシュのままです。
チャートに描くもの
ゾーンはローソクの後ろに描く塗りつぶしの長方形で、ゾーンのローソクから現在の足の数本先(Extend zones to the right (bars))まで伸びます。需要は緑、供給は赤で、消化済みは薄い色です。フレッシュなゾーンには近い側の縁に明るい線を引きます(需要ゾーンは上端、供給ゾーンは下端)。右端のラベルは 需要 または 供給 で、消化済みになると ·済 が付きます。
キルゾーン。最近の数日のロンドンとニューヨークの時間帯を、その間の高値と安値で囲む点線の枠(塗りなし)で示し、LDN 07-10、NY 12-15 のように設定した時刻を添えます。時刻は UTC で、ブローカーのサーバー時刻に直して描きます。夏時間では動きません。始まっていない時間帯は描かず、進行中の時間帯は現在まで伸びます。時間の目安で、ゾーンには影響しません。
Pro のみ。上位足(既定は4時間)のゾーンを同じチャートに、太い破線の縁と、供給 H4 のように時間足の付いたラベルで重ねます。FVG は、ある足の高値と2本後の足の安値の間の空白(またはその逆)で、後の確定足が全部を埋めるまで紺の長方形で描きます。

パネルの読み方
見出しの行
左上の印は About カードを開きます。ORDER BLOCKS の右はチャートの時間足です。右端の3つのボタンは、隅(TL・TR・BR・BL。押すたびに時計回りで次の隅へ)、大きさ(S・M・L・XL)、畳む、です。見出しをドラッグすると好きな場所に置け、ダブルクリックすると隅へ戻ります。位置・大きさ・隅・畳んだ状態はチャートごとに保存されます。
ゾーン
需要 と 供給 は、いまチャートに描いているゾーンの数で、消化済みも含みます。新規 は、そのうちまだ触れられていない(フレッシュな)ゾーンの数です。この 新規 は History シートの理由 新規ゾーン(盤面に新しく出たこと)とは別の意味です。Pro では上位足のゾーンも数えます。
最寄りゾーン
上 供給 は、下端が現在の Bid 以上にある供給ゾーンのうち一番近いもので、その価格と距離(pts)を出します。下 需要 は、上端が Bid 以下にある需要ゾーンのうち一番近いものです。消化済みのゾーンも対象で、Pro では上位足のゾーンも対象です。Bid がいま中にあるゾーンは、価格の上でも下でもないのでここには出ず、その外側の次のゾーンか、無ければ — が出ます。
凡例とアラート
凡例は、需要・供給・消化の色を示します。その下のアラートの行は、無料版では PRO と出ます。押すと Pro の短い説明のカードが開き、閉じる で閉じます。押したときだけ開きます。Pro では ON と出ます。入力で通知を切っていても ON のままなので注意してください。
履歴
履歴 のボタンで、下で説明する History シートが開きます。ボタンの右には、記録した件数と最後の時刻、または イベントなし が出ます。
畳んだ帯
畳むとパネルは1行になり、左にフレッシュなゾーンの数(フレッシュ)、右に D / S の件数が出ます。畳むと History シートは閉じます。
About カードと評価カード
左上の印で About カードが開きます。版・ライセンスの種類・サポートの窓口(製品ページの Comments タブ)と、評価のボタンがあります。しばらく実際に使うと、評価のお願いのカードが出ることがあります。無料版は最大3回、Pro は最大2回で、数週間の間隔をあけ、ストラテジーテスターでは出ません。今後表示しない を押すか、Show a one-time rating reminder (after a while) を false にすると止まります。
History シートとジャーナル
確定足ごとに1回、盤面のゾーンを前の足と比べて、変わったことを記録します。History シート(題は ゾーン履歴)には新しい20件が並びます。列は、変化を観測した足、ゾーンができたローソク、時間足、向き、価格帯、理由です。Pro は上位足の層の記録に HTF の札を付けます。行にカーソルを合わせると下の帯にその行の全文が出ます。合わせていないときは最新の行を表示します。

理由は6種類です。新規ゾーン は盤面にゾーンが出たこと。初回タッチ は確定足がフレッシュなゾーンに入ったこと。価格が突き抜け は次の足の始まりで価格が遠い側を越えていたことで、ゾーンが崩れたことを表すのはこの理由だけです。新しいゾーンに置換 は同じ向きで重なる新しいゾーンに置き換わったこと。枠から押し出された は走査範囲の中にあるのに盤面の枠を失ったことで、多くは新しいゾーンが上限を埋めたためで、後で戻ることがあります。走査範囲の外へ はゾーンのローソクが探す範囲より古くなったことで、戻りません。出たり消えたりを繰り返すゾーンは1行にまとめ、x2 のように回数を付けます。
タイトルの下の行には、いつから記録しているかと、種類ごとの件数が出ます。記録はメモリの中だけです。載せた直後、時間足や入力を変えた後、端末を再起動した後は空から始まり、最初の足が確定してから行が出ます。最初の起動では、端末がその銘柄の履歴をそろえるまで最大で1分ほど待ってから記録を始めます。
Zone event journal (Experts log, once per closed bar) が true なら、同じイベントをエキスパートログに1行ずつ書きます。ログは英語で、[OBZ journal] で始まります。数週間分を見れば、その銘柄のゾーンがどう触れられ、置き換わり、突き抜けられたかを自分で数えられます。
通知
無料版は通知を一切出しません。書くのは上で説明したジャーナルの行だけです。
Pro のみ。Alert when price reaches a fresh zone が true のとき、Bid がフレッシュなゾーンに Touch distance (points) まで近づいたとき、または中に入ったときに通知します。チャートの時間足と上位足のゾーンの両方が対象です。通知はゾーンごとに1回です。インジケーターを読み込み直す(載せる・時間足を変える・入力を変える)まで同じゾーンは再通知しません。読み込み直した時点で既に距離の内側にあるフレッシュなゾーンは、その場で通知します。確定足で触れられたゾーンはフレッシュではなくなるので通知しません。FVG は通知の対象ではありません。
通知の文には、銘柄・チャートの時間足・上位足のゾーンならその時間足・向き・価格帯・距離(pts)が入ります。例: Order Block Zones USDJPY H1: H4 需要ゾーン 155.100-155.300 まで 42 pts。すでに帯の中にあるときは 価格が … の内側 です。Popup は端末の Alert 窓に出し、Push notification はスマートフォンの MetaTrader アプリへ送ります(端末のオプションで MetaQuotes ID を設定しておく必要があります)。通知は毎回エキスパートログにも書かれ、端末がプッシュを断ったときはエラー番号がそこに残ります。
距離の単位はポイント(その銘柄の最小の価格刻み)です。既定の 60 ポイントは、小数5桁の通貨ペアでは 6 pips ですが、小数2桁で表示する銘柄では 0.60 なので、銘柄ごとに決めてください。通知は計算の間隔(既定2秒)ごとに Bid で判定し、端末が動いていて接続している間だけ出ます。
無料版と Pro の違い
両方の版は、ゾーンの規則・パネル・History シート・ジャーナルが同じです。無料版がチャートの時間足で見つけるゾーンは、Pro でも同じ場所に見つかります。無料版は既定でゾーンを5個まで残し、通知はありません。Pro は既定でチャートの時間足のゾーンを8個まで残し、選んだ上位足1つのゾーンを既定で3個まで重ね、FVG を描き、上で説明した通知を出します。
上位足の層が出るのは、Higher timeframe がチャートの時間足より長いときだけです。H4 や日足のチャートで既定の4時間のままだと上位足のゾーンは出ないので、より長い時間足を選んでください。ストラテジーテスターでもこの層は出ず、キルゾーンも描きません。
両方の版を同じチャートに載せられます。Pro はオブジェクトの接頭辞に obzp_ を使い、パネルの位置も別に保存します。無料版のパネルがすでにチャートにあるとき、またはちょうど Pro の上に載ったときは、Pro が別の隅へ動いて2枚が重ならないようにします。1.46 より前から Pro が載っていたチャートは、保存された入力に接頭辞 obz_ が残っているので、両方のパネルを出すには Chart object prefix を obzp_ にするか、Pro を載せ直してください。同じチャートの2つのうち片方を外すと、もう片方のボタンやドラッグが、読み込み直すまで効かなくなることがあります。時間足を一度変えれば戻ります。
全設定項目
この表は両方の版の出荷ソースから自動で作っているので、端末に出るとおりの全項目が並びます。最後の列はその項目がある版です。
General
パネルの見た目・置き場所と、計算し直す間隔の設定です。どのゾーンが見つかるかには影響しません。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Language / 言語 | LANG_EN | パネル・History シート・チャート上のゾーンのラベル・Pro の通知・評価カードの言語です。LANG_JP ではフォントも Yu Gothic UI になります。見出し ORDER BLOCKS・サイズと隅のボタン・ON / PRO のチップ・畳んだ帯の D / S の件数・キルゾーンのラベル・エキスパートログの行・入力画面の項目名は英語のままです。 選択肢: LANG_EN, LANG_JP | 無料版・Pro 共通 |
| Panel corner | C_TR | そのチャートで初めて動くときにパネルを吸着させる隅です(C_TL 左上、C_TR 右上、C_BR 右下、C_BL 左下)。そのチャートに保存された位置がある間は保存値が優先されます。隅はパネルの隅ボタンで変えます。 選択肢: C_TL, C_TR, C_BR, C_BL | 無料版・Pro 共通 |
| Panel size | SZ_L | そのチャートで初めて動くときのパネルの大きさです(SZ_S / SZ_M / SZ_L / SZ_XL)。その後はパネルのサイズボタンで決まり、チャートごとに保存されます。 選択肢: SZ_S, SZ_M, SZ_L, SZ_XL | 無料版・Pro 共通 |
| Corner margin (px) | 14 | 隅に吸着するときの、パネルとチャートの端の間の距離(ピクセル)です。 | 無料版・Pro 共通 |
| Extra right gap for the price scale (px) | 64 | 右側の隅に置くとき、価格スケールが表示されている間だけ足す余白(ピクセル)です。左側の隅と、価格スケールを消しているときは効きません。負の値は 0 として扱います。価格スケールがパネルを隠すことはないので、これはパネルを左へ寄せるだけです。スケールの隣に置きたいときは 0 にします。 | 無料版・Pro 共通 |
| Refresh seconds | 2 | 計算し直す間隔(秒。1 未満は 1 として扱います)です。ゾーン・パネルの数字・Pro の通知はこのタイマーで更新され、ティックごとには更新されません。 | 無料版・Pro 共通 |
| Show a one-time rating reminder (after a while) | true | 表記は one-time ですが、評価のお願いカードは最大3回(Pro は2回)、数週間の間隔をあけて出ます。1回目は初回起動から45分以上たち、かつ使用が45分(Pro は3時間)を超えてから、直近2分以内にチャート上でマウスが動いたときだけ出ます。評価するか「今後表示しない」を押すと二度と出ません。false で止まります。パネル左上の印はいつでも評価ボタン付きの About カードを開きます。 | 無料版・Pro 共通 |
Detection
ローソクをゾーンにする規則と、盤面に残すゾーンの数の設定です。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Bars to scan for order blocks | 320 | ゾーンを探す範囲(何本前まで見るか)です。新しい足から探し、盤面が一杯になった時点で止まるので、上限より少ないゾーンしか見つからないときだけ効きます。ローソクがこれより古くなったゾーンはチャートから消えます(History では「走査範囲の外へ」)。Pro の上位足にも同じ本数を上位足の本数で使います。 | 無料版・Pro 共通 |
| Break must occur within N bars | 3 | ゾーンの候補のローソクの後、何本以内に抜けたら採用するかです。その中で最初にローソクの反対側を越えて終えた足で決まり、その動きが十分なら(次の設定)ゾーンになり、足りなければそのローソクはゾーンになりません。 | 無料版・Pro 共通 |
| Min displacement (x ATR) to qualify | 1.0 | 抜けた動きの大きさの下限を ATR の倍数で指定します。需要ゾーンはローソクの安値から抜けた足の終値まで、供給ゾーンは高値からです。ATR は最新の確定足の値を全部のローソクに使うので、ボラティリティが変わるとゾーンが増えたり減ったりします。大きくするとゾーンは減ります。 | 無料版・Pro 共通 |
| ATR period (displacement gauge) | 14 | 抜けた動きを測る ATR の期間です。チャートの時間足で計算します(Pro の上位足の層は上位足で計算します)。 | 無料版・Pro 共通 |
| 無料版: Max zones kept (PRO: more + MTF) / Pro: Max zones kept per timeframe | 無料版: 5 / Pro: 8 | チャートの時間足で盤面に残すゾーンの最大数です(新しい順)。新しいゾーンが最後の枠を取ると、一番古いゾーンは走査範囲の中でもチャートから消え(History では「枠から押し出された」)、後で戻ることがあります。既定は無料版 5、Pro 8 です。Pro の上位足の層は別の上限です。全部の層を合わせて 60 が上限です。 | 無料版・Pro 共通 |
Display
各ゾーンについてチャートに描くものと、エキスパートログに書くゾーンのジャーナルの設定です。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Extend zones to the right (bars) | 8 | 各ゾーン(Pro では FVG も)を現在の足から右へ何本分伸ばして描くかです。 | 無料版・Pro 共通 |
| Keep touched (mitigated) zones | true | true では、確定足で価格が一度触れたゾーンを薄い色で残し、ラベルの末尾に 済 を付けます。false では隠してフレッシュなゾーンだけを描きます。隠しても触れた扱いは変わらず、フレッシュには戻りません。false のときは触れたゾーンが盤面から消えるだけなので、History シートには「初回タッチ」ではなく「枠から押し出された」として記録されます。 | 無料版・Pro 共通 |
| Zone price labels at right edge | true | 各ゾーンの右端に 需要 / 供給 のラベルを付けます(Pro の上位足のゾーンには時間足も付きます)。 | 無料版・Pro 共通 |
| Bright proximal edge line | true | フレッシュなゾーンの近い側の縁に明るい線を引きます。需要ゾーンは上端に緑、供給ゾーンは下端に赤です。Pro の上位足のゾーンは太い破線です。 | 無料版・Pro 共通 |
| Zone event journal (Experts log, once per closed bar) | true | ゾーンのイベントを確定足ごとにエキスパートログへ1行ずつ書きます(新しいゾーン・初回タッチ・チャートから消えた理由)。ログの出力だけを切り替えるもので、パネルの History シートはどちらでも同じイベントを記録します。 | 無料版・Pro 共通 |
Sessions (kill zones)
最近の数日のロンドンとニューヨークの時間帯を点線の枠で囲む設定です。時間の目安で、ゾーンには影響しません。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Shade London / New York kill zones | true | 最近の数日のロンドンとニューヨークの時間帯を、その間の高値と安値で囲む点線の枠(塗りなし)を描きます。ラベルは LDN / NY と時刻です。その銘柄の M15 の履歴を使い、ストラテジーテスターでは描きません。 | 無料版・Pro 共通 |
| Kill-zone days to draw (1-10) | 5 | 何日分のキルゾーンを描くか(今日を含む)です。1〜10 の範囲に丸めます。 | 無料版・Pro 共通 |
| London KZ start (UTC hour) | 7 | ロンドンの時間帯の開始(UTC の時)です。インジケーターがサーバー時刻に直して描きます。夏時間には合わせないので、ロンドンの現地時刻に合わせたいときは自分で変えます。 | 無料版・Pro 共通 |
| London KZ end (UTC hour) | 10 | ロンドンの時間帯の終了(UTC の時)です。開始より後にします。日をまたぐ時間帯は描かれません。 | 無料版・Pro 共通 |
| New York KZ start (UTC hour) | 12 | ニューヨークの時間帯の開始(UTC の時)です。サーバー時刻に直して描きます。夏時間には合わせません。 | 無料版・Pro 共通 |
| New York KZ end (UTC hour) | 15 | ニューヨークの時間帯の終了(UTC の時)です。開始より後にします。日をまたぐ時間帯は描かれません。 | 無料版・Pro 共通 |
PRO: higher timeframe
Pro のみ。上位足で見つけたゾーンを2つ目の層として、見ているチャートに重ねる設定です。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Overlay higher-timeframe order blocks | true | 次の項目 Higher timeframe で選んだ上位足でも同じ規則でゾーンを探し、このチャートに時間足の札と破線の縁で重ねます。パネルの件数・通知・History シート(HTF の札付き)にも入ります。その時間足がチャートより長いときだけ出て、ストラテジーテスターでは出ません。 | Pro のみ |
| Higher timeframe | 4 Hours | 2つ目の層の上位足です(既定は4時間)。チャートの時間足より長くする必要があります。この時間足以上のチャートでは上位足のゾーンは出ません。 | Pro のみ |
| Max HTF zones | 3 | 上位足のゾーンを新しい順に何個まで残すかです。チャートの時間足の上限とは別です。 | Pro のみ |
PRO: Fair Value Gaps
Pro のみ。チャートの時間足の3本の足の間の空白(FVG)を、埋まるまで描く設定です。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Draw Fair Value Gaps (imbalance) | true | チャートの時間足の FVG を描きます。ある足の安値が2本前の足の高値より上にある(または逆の)とき、その間の空白です。後の確定足が全部を埋めるまで、元の大きさのまま描きます。上向き・下向きとも同じ色で、パネルの件数や通知には入りません。 | Pro のみ |
| Max FVG kept | 6 | FVG を新しい順に何個まで残すかです(最大 24)。 | Pro のみ |
PRO: alerts
Pro のみ。価格がフレッシュなゾーンに近づいたときの通知の設定です。無料版は通知を出しません。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Alert when price reaches a fresh zone | true | Bid がフレッシュなゾーンに接近距離まで近づいたとき、または中に入ったとき、ゾーンごとに1回通知します(チャートの時間足と上位足の両方)。一度通知したゾーンは、インジケーターを読み込み直す(載せ直す・時間足や入力を変える)まで再通知しません。読み込み直した時点で既に距離の内側にあるフレッシュなゾーンは、その場で通知します。false で通知を止めます。パネルの表示は Alerts ON のままです。 | Pro のみ |
| Touch distance (points) | 60 | Bid がゾーンにどこまで近づいたら通知するかを、ポイント(その銘柄の最小の価格刻み)で指定します。60 ポイントは小数5桁の通貨ペアで 6 pips、小数2桁で表示する銘柄(多くの金など)で 0.60 です。銘柄ごとに合わせます。 | Pro のみ |
| Popup | true | 通知を端末の Alert 窓に出します。 | Pro のみ |
| Push notification | false | 通知をスマートフォンの MetaTrader アプリへ送ります。端末のオプションで MetaQuotes ID を設定しておく必要があります。端末が送信を断ったときは、エラー番号付きの1行がエキスパートログに出ます。通知は毎回エキスパートログにも書かれます。 | Pro のみ |
Identity
インジケーターが描くチャートオブジェクトの名前の接頭辞です。
| 設定名(MT5 の表示) | 既定値 | 説明 | 版 |
|---|---|---|---|
| Chart object prefix | 無料版: obz_ / Pro: obzp_ | インジケーターが描くチャートオブジェクト(パネルを含む)の名前の接頭辞です。1つのチャートに2つ載せるときは別の接頭辞にします。既定は無料版 obz_、Pro obzp_ なので、両方を同じチャートに載せられます。1.46 より前から Pro が載っていたチャートは保存された入力に obz_ が残っているので、両方のパネルを出すには obzp_ に変えるか Pro を載せ直します。インジケーターを外すと、この接頭辞で始まるチャートオブジェクトは全部消えます。 | 無料版・Pro 共通 |
よくある質問
ゾーンが消えて、また出てきました。
ゾーンは計算のたびに作り直します。価格が遠い側を越えている間は描かず、確定足が越えて終えていなければ戻ります。新しいゾーンが上限を埋めた場合や、最新の ATR でそのローソクがゾーンの条件から外れた場合も消えます。History シートに、消えた理由がゾーンごとに出ます。
価格が中にあるゾーンが最寄りゾーンに出ません。
最寄りゾーンの行は、価格より上か下にあるゾーンを出します。Bid が中にあるゾーンはどちらでもないので、その外側の次のゾーンが出ます。
Pro で H4 のゾーンが出ません。
Overlay higher-timeframe order blocks が true か、Higher timeframe がチャートの時間足より長いかを確かめてください。H4 のチャートで既定の H4 のままだと、この層は描かれません。ストラテジーテスターでも出ません。
時間足を変えたら、Pro が同じゾーンをもう一度通知しました。
通知はインジケーターを読み込み直すまでゾーンごとに1回です。時間足や入力を変えると読み込み直しになり、通知済みの記憶も最初からになります。
History シートが空です。
載せた直後、時間足や入力を変えた後、再起動の後は空から始まり、足が確定するごとに増えます。市場が閉まっている間は、取引が再開するまで何も記録されません。
キルゾーンが1時間ずれています。
時刻は UTC で固定で、夏時間には合わせません。ロンドンやニューヨークの現地時刻に合わせたいときは、夏時間の間だけ4つの時刻の入力を1時間早めてください。
Panel corner と Panel size が効きません。
そのチャートにパネルの位置が保存されるまでしか使われません。その後は隅とサイズのボタンで変えてください。保存された位置から開いたパネルは、チャートの大きさを変えてもその位置のままです。隅に付いてこさせたいときは、隅ボタンを押すか見出しをダブルクリックしてください。
無料版で通知は出せますか。
出せません。無料版はエキスパートログにジャーナルの行を書くだけです。
しないこと・できないこと
売買はせず、シグナルも出しません。ゾーンはローソクに対する固定の規則で、誰かの注文の記録ではなく、描かれたからといってそこで価格が反応するとは限りません。端末が動いている間だけ働き、ティックごとではなくタイマーで計算し直すので、見えているものは最大で計算の間隔1回分古いことがあります。
盤面に出るのは新しいゾーンの一部だけで、フレッシュかどうかは確定足で決まり、History シートと Pro の通知済みの記憶はインジケーターを読み込み直すまでしか残りません。Pro がゾーンと比べるのは Ask ではなく Bid です。
描画のほかには、パネルの位置を端末のグローバル変数に、評価カードの状態を全端末共通の Common\Files フォルダの小さなファイルに保存します。また、自分のチャートのマウス移動イベントを有効にし、外すときに無効に戻すので、同じチャートの別のパネル製品のマウス操作が止まることがあります。外すときは、名前が自分の接頭辞で始まるチャートオブジェクトを全部消します。DLL と Web リクエストは使いません。
サポート
製品ページの Comments タブに書き込んでください(無料版、Pro)。銘柄・時間足と、パネルや History シートに何が出ていたかがあれば十分です。エキスパートログの [OBZ journal] や [OBZ alert] の行があれば、それも役に立ちます。
このガイドは Order Block Zones 1.45 と Order Block Zones PRO 1.46 について書いています。


