MT4にデフォルトでついているポジション表示機能はプライス(縦軸)の位置はわかるけど時間(横軸)の位置はわからないよな、って思って急遽NinjaEye(Ver 1.2)にポジションの位置を矢印で表示する機能を追加しました。売りポジションは下向きの矢印、買いポジションは上向きの矢印として、ポジションを購入した時間、価格の位置に表示されます。
このNinjaEye、実は私がMQLのサイトで一番最初にリリースしたインジケータです。最初の頃、「Ninja」って付ければ外国の方にウケがいいだろうって安直に考えてリリースしたのですが、思ったほど伸びず。。でも今では209ダウンロード、星4つのレビューまでしていただいて、ぱっと見なんだかよくわからないインジケータなのにほんとありがたいです。そんなNinjaEyeの機能なのですが、下記、スクリーンショットのように、「T」「i」ボタンがあって、Tボタンでトレードを表示/非表示、iボタンでトレードの統計量を表示/非表示できます。売りは赤の価格、買いは青の価格で表示、利益が出たトレードは緑のライン、損失が出たトレードは赤のラインで表示します。今回のVer1.2でこれにオープンポジションの表示機能を加えたわけです。
また、統計量の詳細は下記です。 インジケータをセットしている通貨ペアのトレードだけで計算します。
- Trade : 全トレード回数(勝回数 - 負回数 - 引き分け回数)
- Time : 平均トレード時間(単位は分)
- Total : 総獲得pips (勝ちpips + 負けpips)
- Win : 勝ちpips
- Lose : 負けpips
- Ave. : 平均獲得pips
- Win Rate : 勝率(勝ち回数 / 全トレード回数)
- PF : プロフィットファクター(勝ちpips / 負けpips)
- POR : ペイオフレシオ(勝ち平均pips / 負け平均pips)
この他にトレード履歴をファイルに保存して起動時に読み込む機能があります。これは月が替わるとMT4で履歴が取れなくなったりするので、ずっと過去の自分のトレードを見直したいときの機能です。あと、この記事を書いていていろいろ気づきました。まず、PFとPORの負けがゼロのときの計算がちょっと変えないとですね。あとNinjaEyeの統計量情報の表示位置を変更できない(他の私のインジケータは変更機能ある)ので、そのうちもろもろ修正するかもです。
インジケータのダウンロードの統計量をみていると日本からのダウンロードはまだまだ少ないので、ぜひ、よかったらダウンロードして使ってみてください。