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日経平均株価は前営業日比136円47銭安の1万9747円47銭、東証株価指数(TOPIX)は14.20ポイント安の1580.25とともに続落した。前週末の欧米株安や11月30日の中国株下落が嫌気された。出来高は24億6693万株。
小幅続落。ラオックスが弱含み、アサヒインテックは売られた。半面、ケミプロが大幅続伸し、アートスパークは高かった。出来高1億2530万株。
【外国株】堅調。出来高18万8100株。
一時176円安
前週末の欧米市場で株価が下落した流れを引き継ぎ、11月30日の東京市場でも売りが優勢で取引が始まった。午後には中国・上海株の下げ幅が拡大し、東京市場では売り注文が増加した。日経平均株価は一時前週末比176円27銭安の1万9707円67銭まで下落した。
海外投資家が東証1部の大型株に売りを出す一方、個人投資家は中小型株に資金を振り向けたとみられ、「大型株が中心の日経平均は下落しやすかった」(インターネット証券)という。
市場心理に大きく影響する大手銀行に加え、小売りや鉄道など内需企業の株価下落が目立った。取引開始前に公表された10月の鉱工業生産指数が市場の事前予想に届かなかったことも株価の先高期待を後退させ、売りを誘う要因となった。