リーマンショック再発阻止のためメガ銀行の新資本規則をFSBが発表

リーマンショック再発阻止のためメガ銀行の新資本規則をFSBが発表

9 11月 2015, 14:46
Kadze
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英HSBCホールディングスや米JPモルガン・チェースなど世界のメガ銀行を対象とした新資本要件を金融安定理事会(FSB)が9日に公表した。リーマン・ブラザーズ破綻後のような金融危機が再び起こるのを防止するため。

20カ国・地域の監督当局で構成するFSBは「大き過ぎて破綻させられない銀行」問題に対応するための新しい規則を発表した。システムにとって重要な銀行は、総損失吸収能力(TLAC)を2019年に最低16%とし、さらに22年には18%に引き上げることが要求される。レバレッジレシオの最低要件も設定される。当初は6%で、その後6.75%に引き上げられる見込み。

TLAC18%とした場合の資本不足額は4570億-1兆1000億ユーロ(約607800億-146兆円)とFSBが試算している。不足額は、資本に算入できる証券の種類による。また、システム上最重要な銀行30行のうち中国の4行を除けば、 この水準は1070億-7760億ユーロに下がる。

バーゼル銀行監督委員会の分析によると、システム上重要な30行のうち約3分の2は19年の要件を満たすのに資本が不足している。先進国の銀行の14年末時点のTLACは14.1%で、今後3年に4980億ユーロを積み増さなければならない。新興市場の銀行を加えると不足は7670億ユーロ。30行の大半は米国と欧州連合(EU)、日本、スイスの銀行である。



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