Megamax Donchian Trend(USDJPY H1)のリスクティア別 設定ファイル(.set)無料配布 —「相対DD58.6%」の本当の意味
6 8月 2026, 01:01
0
3
Megamax Donchian Trend(USDJPY)用の設定ファイル(.set)を3本公開します — Defensive / Standard / Aggressive。最上位ティアに2種類のドローダウン数値が併記されている理由も、わかりやすく説明します。
Megamax Donchian Trend(MT5): https://www.mql5.com/ja/market/product/181838
Megamax Donchian は USDJPY の H1 で動く純粋なトレンドフォローEAです。確定足が40本ドンチャンチャネルの上限を抜けたら買い(既定はロング専用です。円クロスは長年ロング方向に偏りがあり、対称的な売りは当社テストで成績が劣りました)。全トレードにATR基準のハードな損切りが付き、その後はより広いATR距離でトレールし、伸びなかったトレードはタイムアウトで切ります。ポジションは常に1つ、グリッドなし、マーチンゲールなし。無料公開している Donchian Trend Engine と同じエンジンの、キャリブレーション済み・リスク階段付きバージョンです。
重要なパラメータ
- RunMode: Defensive / Standard / Aggressive / Ultra。全ティアでシグナルは同一、変わるのはリスク割合だけ。設定ファイルが変更するのはここです。
- N_Channel(既定 40): ドンチャンの参照本数(H1)。「どこからがレンジブレイクか」を定義する、戦略上いちばん重要な入力です。
- SL_ATR(既定 2.0): 初期ハードストップ(ATR倍率)。約定した瞬間に1トレードの最悪ケースが確定します。
- Trail_ATR(既定 8.0): トレール幅。意図的に広くしてあります。トレンド型で狭くトレールすると、押し目のたびに降ろされて優位性を失います。
- HoldBars(既定 60): タイムアウト。この本数を過ぎても伸びないブレイクは切って、ポジション枠を空けます。
- RiskPercent(既定 0.5): RunMode が掛け算する基準リスク割合です。
3つの設定ファイル
3本とも変更しているのは RunMode のみで、他は v1.40 出荷時の既定値です。数値は製品ページに公開している実ティックバックテスト(USDJPY H1・2017〜2026年・約9.4年・$10,000・MT5ストラテジーテスター)の値です。
- MEGAMAX_DONCHIAN_Defensive.set — リスク×0.5(実効0.25%/トレード)。バックテスト: +71% / PF 1.59 / 最大有効DD 4.8%。静かに運用したい方向け。
- MEGAMAX_DONCHIAN_Standard.set — 基準の0.5%/トレード。バックテスト: +165% / PF 1.50 / 最大有効DD 7.3%。
- MEGAMAX_DONCHIAN_Aggressive.set — リスク×2(実効1.0%/トレード)。バックテスト: +716% / PF 1.55 / 最大有効DD 16.4%(相対19.5%)。当社の推奨成長ティアです。
EAの既定値は Ultra で、同一期間で +2,155% / PF 1.55。絶対額ベースの最大有効DDは約16%にとどまる一方、ピークからの相対DDは58.6%に達します。この2つの数字は同じ資産曲線の別の見方です。複利が強く効くシステムでは、初期資金に対するドル建てDDが小さくても、大きく育ったピークからは58%失い得ます。両方を意図的に公開しています。58.6%のほうが気になるなら、それが行動の基準にすべき正直な数字です。この設定ファイルで一段下げてください。
ダウンロード
ファイルはMT5ビルド用です。MT4版はパラメータ名が同じなので、同じ値を手で写せば使えます。
.set ファイルの読み込み方
ストラテジーテスターの場合: MT5 で Ctrl+R、EA・銘柄 USDJPY・時間足 H1 を選び、「パラメーター(Inputs)」タブで一覧を右クリック →「読み込み(Load)」→ .set を選択。公表値の再現にはリアルティックモデルを使ってください。粗いモデルでは数値がずれます。
チャートの場合: USDJPY の H1 チャートに EA をドラッグし、プロパティの「パラメーター」タブで「読み込み」→ ファイル選択 → OK。
運用時に想定しておくこと
勝率は30%台半ばです。これは欠陥ではなくブレイクアウト型トレンドフォローの形そのものです。小さな損切りが多数、トレンド年(この検証期間では2021〜2022年と2024年)の大きな勝ちが少数、それが結果を運びます。資産曲線は階段状で、数か月単位の停滞も普通にあります。「ほぼ毎日勝たないと精神的に持たない」タイプの方には、誰が作ったものであれトレンドフォローは向きません。
上記のバックテスト数値はすべて過去データによるシミュレーションであり、ライブ実績ではなく、将来の成績を約束するものでもありません。必ず失っても許容できる資金でご利用ください。
設定ファイルがお役に立ちましたら、製品ページへのレビューが何よりの励みになります。
全EAの実測値(PF・有効ドローダウン・取引数・年別損益)は fxea365.com/ea/ranking で公開しています
製品と無料ツールの一覧は販売者プロフィールにまとまっています: mql5.com/ja/users/app.develop.sk/seller


