MQL5 プログラム

MQL5 プログラムは動作する前にコンパイルが必要です(「Compile」ボタンまたはF7キー)。コンパイルはエラーなしで完成しなければなりません(警告は分析する必要があります)。この過程では、ファイルと同じ名称とEX5 拡張子を持つ実行可能ファイルが terminal_dir\MQL5\Experts、terminal_dir\MQL5\indicators もしくは terminal_dir\MQL5\scripts ディレクトリに作成されます。作成されるのは実行ファイルです。

MQL5 プログラムの動作機能は、次のセクションで説明されます。

エキスパートアドバイザー、カスタム指標及びスクリプトは、ナビゲーターウィンドウからドラッグアンドドロップで開かれたチャートの 1 つに取り付けられます。

エキスパートアドバイザーの動作を停止するには、チャートからの削除が必要です。削除には、チャートコンテキストメニューの「EA表示リスト」を選択、リストからエキスパートアドバイザーを選択して「削除」ボタンをクリックします。エキスパートアドバイザーの動作は、「自動売買」ボタンの状態にも影響されます。

カスタム指標の停止には、チャートからの削除が必要です。

カスタム指標とエキスパートアドバイザーは明示的にチャートから削除されるまで動作します。接続されたエキスパートアドバイザーと指標に関する情報は、クライアント端末のセッション間で保存されます。

スクリプトは一度だけ実行され、操作の完了または現在のチャートの状態の変化、またはクライアント端末のシャットダウン時の時に自動的に削除されます。スクリプト情報は保存されないので、クライアント端末の再起動時にはスクリプトは開始されません。

各チャートでは、エキスパートアドバイザーとスクリプトは各 1 つのみ動作できますが、動作する指標の数には制限がありません。

サービスは、機能するためにチャートにバインドされる必要はなく、補助機能を実行するように設計されています。たとえば、サービスでは、カスタム銘柄を作成してチャートを開き、ネットワークを使用して無限ループでそのデータを受け取り、常に更新することができます。