ランタイムエラー
MQL5 実行中にエラーが発生した場合、クライアント端末の実行サブシステムはエラーコードを保存することが出来ます。それぞれの実行可能な MQL5 プログラムは事前定義された _LastError 変数を持っています。
_LastError 変数は OnInit 関数の開始前にリセットされます。計算中や内部関数呼び出しの過程で不正な状況が発生した場合 _LastError 変数は対応するエラーコードを受け付けます。この変数に保存された変数は GetLastError() 関数で取得出来ます。
プログラムの即時終了につながる重大なエラーはいくつかあります。
- ゼロ除算
- 配列の境界外のアクセス
- 不正なオブジェクトポインタの使用