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ドイツの欧州経済センター(ZEW)は、11月の独ZEW景気期待指数が10.4となり、前月の1.9から上昇したと17日に発表した。前月比の上昇は8カ月ぶりで、予想の6.0も上回った。
現況指数は54.4で、前月の55.2と予想の55.0よりは低かった。
今回の調査では225人のアナリストや40人の投資家が、13日に発生したパリ同時テロ以降に回答を寄せた。
ZEWのクレメンス・フュースト所長は「独経済の見通しは年末に向けて明るくなっている。パリ同時テロ後も、悲観論は拡大していない」と分析している。「高い国内消費やユーロ安、米経済の回復により引き続きドイツ経済は好調だろう」と語った。