CustomRegressionSignals
- インディケータ
- Evgenii Savinov
- バージョン: 1.7
- アップデート済み: 21 4月 2026
ユーザーガイド:Custom Regression Signals MT5
Custom Regression Signals は、線形回帰(Linear Regression)という数学的手法を用いて動的な価格チャネルを構築する、MetaTrader 5用のプロフェッショナルなテクニカル分析ツールです。通常の静的なチャネルとは異なり、このインジケーターは価格の動向を能動的に分析し、相場が活発なトレンドにあるのか、あるいは横ばい(レンジ)状態にあるのかを判断するのに役立ちます。
1. インジケーターの仕組み
インジケーターは設定された期間に基づいてチャネルを構築し、現在の相場フェーズに応じて自動的に色を変更します。
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緑色のチャネル(上昇トレンド): 価格が着実に上昇しています。このフェーズでは、インジケーターはチャネルの下限で発生する**買い(BUY)**シグナルのみをフィルタリングして表示します。
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赤色のチャネル(下降トレンド): 価格が着実に下落しています。このフェーズでは、チャネルの上限で発生する**売り(SELL)**シグナルのみを生成します。
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灰色のチャネル(レンジ/フラット): 相場が横ばいに推移しています。このフェーズでは、チャネルの境界線からの逆張り(平均回帰)として、買い・売りの両方向の取引が許可されます。
2. 取引シグナル
価格が計算された回帰チャネルの境界線を越えると、チャート上に矢印が表示されます。
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上向きの矢印(緑/灰): 買いシグナル。回帰線に対して価格が売られすぎの状態にあるとみなされます。
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下向きの矢印(赤/灰): 売りシグナル。回帰線に対して価格が買われすぎの状態にあるとみなされます。
重要: このインジケーターにはスマートフィルターが搭載されています。強い上昇トレンドの間は、価格が上限に達しても売りシグナルを抑制し、主要な相場の勢いに逆らった取引からあなたを守ります。
3. 主なパラメータ設定
トレードスタイルに合わせてインジケーターをカスタマイズできます。
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Regression Period (100): チャネルの計算に使用するローソク足の数です。数値が大きいほど、より長期的なトレンドを表します。
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Deviation (2.0): チャネルの幅(標準偏差の倍数)です。2.0という値は、通常、価格変動の約95%をカバーします。非常に強力なシグナルのみを狙う場合は、3.0に増やしてください。
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Flat Threshold (0.5): 横ばい判定の感度です。チャネルが灰色に変わる傾斜角度を決定します。
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通知設定 (Alerts/Push): PCでのアラート音を鳴らすには InpUseAlert を、スマホのアプリに通知を送るには InpUsePush を有効にしてください。
4. 使用上のヒント
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時間足: すべての時間足で動作しますが、一般的に M15、H1、H4 で最も安定したシグナルが得られます。
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根拠の積み上げ: 水平方向のサポート/レジスタンスラインやボリューム(出来高)インジケーターと組み合わせることで、反転の精度を高めることができます。
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利確戦略: 価格がチャネルの中央線(センターライン)または反対側の境界線に達したときにポジションを決済することをお勧めします。
