ユーロ圏で景気回復の勢い増す兆候有り 新規受注が改善

ユーロ圏で景気回復の勢い増す兆候有り 新規受注が改善

4 11月 2015, 15:25
Yamaguchi Katashi
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ユーロ圏では10月の新規受注が6カ月ぶり高水準で伸びており、経済成長の勢いが今月において増加する見込み。

4日の資料によると、製造業とサービス業を合わせた10月のユーロ圏総合購買担当者指数(PMI)改定値は53.9と、9月の53.6に対し上昇した。先月23日公表の速報値(54.0)には及ばなかったが、活動拡大・縮小の分岐点である50は超えている。新規受注の指数は53.6と、9月の53.3から増加した。

エネルギー価格値下がりやユーロ高でインフレは抑制されており、域内の景気回復は現時点では新興市場減速に対する弾力性を示している。欧州中央銀行(ECB)は12月の定例政策委員会で、1兆1000億ユーロ規模の量的緩和(QE)プログラム拡大について、並びに既に過去最低の政策金利を一層引き下げるかについて決定する。

「新規受注の伸びが上昇したことは、景気の勢いが11月に増加することにつながる」と指摘するものもいる。その上で、「現在の刺激策の規模から考えれば、成長ペースは非常に弱い」と分析した。  

10月のPMIは1012月(第4四半期)の成長率が0.4%となる。4-6月(第2四半期)の成長率も0.4%で、7-9月(第3四半期)についても有識者は同水準を予想している。7-9月域内総生産(GDP)統計は13日に発表予定。

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