南アフリカの大手証券会社28E Capital が南アフリカ先物取引所(SAFEX)でMetaTrader 5を正式に導入した。これは、メタクオーツ(MetaQuotes)の南アフリカ正規代理店Derivative System Technologies の積極的な取り組みで可能になった。
28E Capitalのクライアントには、最も人気の高い取引プラットフォームの豊富な機能を利用したALSI(ヨハネスブルク証券取引所=JSEトップ40指 数先物)やALMI(JSEトップ40ミニ指数先物)の取引が提供される。南アフリカ株の直接差金決済取引(CFD)も近い将来可能になる。 MetaTrader 5プラットフォームのデモは28E Capitalのウェブサイト(http://www.28e.co.za. )から直接ダウンロードできる。
28E Capital はヨハネスブルク証券取引所(JSE)とSAFEXのフルサービスのメンバーブローカー。同社はJSEの正式会員として、JSEの全上場銘柄の取引だけ でなく、SAFEXの単一株先物、農産物先物、通貨先物、金融指数先物、コモディティ、CFD商品、オプションなどすべてのデリバティブ(金融派生商品) の取引を提供している。
28E Capitalのディレクター、ヒューゴ・ゴウス氏は「MetaTrader
5の形で新しい選択肢をクライアントに提供できるのはうれしい。これによってわが社のクライアントはSAFEXとCFDのアルゴリズム取引戦略を開発、テ
ストし、取引できるようになる。この新しい機会はとても素晴らしいと思う」と話した。
Derivatives System
Technologiesの最高経営責任者(CEO)、アンドレ・ファンデル・バルト氏は「28E
Capitalが、SAFEX向けにわが社が開発した専用MetaTrader 5
Gatewayを南アフリカで最初に採用したブローカーになってよろこんでいる。これは快挙だ。南アフリカで初めてトレーダーはALSI取引戦略でトレー
ディングロボットを開発し、実際の口座を通してそれを生かす力を得られた」と語った。